変数名称 |
内容 |
読み込み |
書き込み |
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異常解析ステータス |
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バックライト2色切り替え |
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切り替え画面番号 |
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1秒バイナリカウンタ |
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- |
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インデックスファイル作成 |
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インデックスファイルの対象CSVファイル数 |
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- |
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インデックスファイル作成ステータス |
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- |
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CSVファイルの総数 |
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- |
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輝度データ(現在値) |
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- |
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日データ(現在値) |
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- |
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曜日(現在値) |
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- |
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時データ(現在値) |
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- |
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分データ(現在値) |
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- |
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月データ(現在値) |
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- |
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表示中画面番号 |
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- |
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秒データ(現在値) |
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- |
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シリアルマルチリンク接続時にトークンパケットの受け渡しが一周する時間の現在値 |
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- |
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年データ(現在値) |
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- |
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表示スキャンカウンタ |
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- |
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表示スキャンタイム |
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- |
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マスター表示器のマスター/スレーブ/GP-Viewer EXの局常時通信量の合計値(アドレス数単位) |
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- |
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マスター表示器がスレーブ/GP-Viewer EXから実際に要求を受けている常時通信量の合計値(バイト単位) |
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- |
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アニメーションの演算のエラーステータス |
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ファイルマネージャのページ切替数 |
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条件入力用キーボードのFrom欄の日データ |
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条件入力用キーボードのFrom欄の時データ |
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条件入力用キーボードのFrom欄の分データ |
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条件入力用キーボードのFrom欄の月データ |
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条件入力用キーボードのFrom欄の秒データ |
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条件入力用キーボードのFrom欄の年データ(西暦の下2桁) |
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ウィンドウコントロール |
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ウィンドウ登録番号 |
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ウィンドウ表示位置(X) |
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ウィンドウ表示位置(Y) |
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ホストと接続機器間の平均遅延時間(GP-4G01専用) |
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- |
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通信サイズ(GP-4G01専用) |
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通信周期(GP-4G01専用) |
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ホストと接続機器間の最大遅延時間(GP-4G01専用) |
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- |
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ヒストリカルトレンドグラフ表示倍率 |
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- |
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画面キャプチャファイル番号 |
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自局名 |
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- |
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操作ロックを開始してから経過した時間(秒) |
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- |
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操作ロック残り時間(秒) |
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- |
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操作ロック元のIPアドレス |
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- |
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ログオン中のユーザのID |
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- |
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変換アダプタで設定された号機番号 |
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- |
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シリアルマルチリンク接続時にトークンパケットの受け渡しが一周する時間の最大値 |
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- |
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EZテンキー入力モード |
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プロジェクトファイル名を表示 |
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プロジェクトファイル名の言語 |
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レシピグループID |
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レシピグループ名 |
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レシピID |
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レシピラベル名 |
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レシピラベルのソート順 |
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拡張レシピ検索結果(ヒット数) |
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- |
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拡張レシピ検索結果(拡張レシピID) |
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- |
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拡張レシピデータの転送/編集などの処理状況 |
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- |
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拡張レシピのコピー処理結果 |
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- |
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拡張レシピデータのインポート/エクスポート処理結果 |
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- |
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拡張レシピの検索ステータス |
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- |
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拡張レシピデータの転送処理結果 |
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- |
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拡張レシピの検索条件 |
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拡張レシピの検索文字列 |
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Remote HMI接続状況 |
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- |
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Remote HMI切断検知時間設定 |
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Remote HMI操作状況 |
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- |
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セキュリティデータのインポート/エクスポート処理のコントロール |
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セキュリティデータのインポート/エクスポート処理のステータス |
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- |
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EZ指紋認証ユニットのデータベース更新/破棄のコントロール |
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EZ指紋認証ユニットのデータベース更新/破棄のステータス |
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- |
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セキュリティデータ書き込みコントロール |
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セキュリティデータ書き込みステータス |
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- |
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輝度データ(設定値) |
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- |
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- |
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- |
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- |
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タグの整合性チェック動作設定 |
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タグの整合性チェックステータス |
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- |
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条件入力用キーボードのTo欄の日データ |
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条件入力用キーボードのTo欄の時データ |
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条件入力用キーボードのTo欄の分データ |
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条件入力用キーボードのTo欄の月データ |
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条件入力用キーボードのTo欄の秒データ |
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条件入力用キーボードのTo欄の年データ(西暦の下2桁) |
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PLC(接続機器*)の周期時間*2 |
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- |
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PLC(接続機器*)のエラーコード*2 |
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- |
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PLC(接続機器*)のエラー回数*2 |
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- |
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エラー発生日時までの経過時間*2 |
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- |
*1 IPCシリーズまたはSP5000シリーズオープンボックスをご使用の場合、「年/月/日/時分」の設定をするとWinGPと共に本体の時計も更新されます。
*2 [PLC*]には、システム設定[接続機器設定]で設定した[機器名]が入ります。
*3 EZタワーライトで使用できるシステム変数です。
*4 USBケーブルの抜き差しが原因で、システム変数に格納していた値が初期値または未接続の値に変更された場合、一度別の値に変更してから元の値を入れ直してください。
*5 **には、EZタワーライトの下段、中段、上段を表す数値が入ります。(01: 下段、02: 中段、03: 上段)
*6 EZタワーライトの電源をONにした直後は、値の書き込みが行えません。ステータスの値が格納されたのを確認してから書き込みを行ってください。
*7 システム変数は前回と同じ値を書き込んでも反映されません。同じ値を書き込む場合、事前に異なる値を書き込んでください。なお、連続して書き込む場合は50ms以上の時間を空けてください。
異常解析の処理状況が格納されます。処理状況に応じて、該当するビットがONになります。
解析動作が解除された時点で、システム変数#H_AlarmSyncStatusのすべてのビットがOFFになります。
ビット |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
解析動作中 |
解析動作中 (検索条件入力用キーボードで[START]をタッチしてから解析情報を維持している状態が解除されるまでの間ONになります。) |
1 |
検索処理中 |
条件に該当する情報の検索処理中 (検索条件入力用キーボードで[START]をタッチしてから解析リスト画面が表示されるまでの間ONになります。) |
2 |
未表示データあり |
解析リストに表示しきれなかったデータがある(500件を超えるデータがある) |
3 |
過去データ表示不可 |
ヒストリカルトレンドグラフの過去データ表示が設定されていない |
4 |
外部ストレージ未接続 |
外部ストレージが表示器に接続されていない |
5 |
外部ストレージ未フォーマット |
外部ストレージが正しくフォーマットされていない |
6 |
ファイルリードエラー |
操作ログのCSVファイルが壊れている |
7 |
ファイルフォーマットエラー |
操作ログのCSVファイルのフォーマットが正しくない |
8 |
操作ログ保存中 |
操作ログ機能のCSV保存が実行されたため、検索処理が中断された |
9 |
ウィンドウ表示エラー |
他の機能で検索メニューや検索条件入力用キーボードの表示中、または全ウィンドウ使用中のため解析不可 |
10~15 |
予約 |
- |
ビット8またはビット9がONになると以降の処理は行われません。ビット0~7の各ビットは、ONになっても解析処理は継続されます。
バックライトの表示色を切り替えます。
バックライト切り替えに対応した機種でのみ動作します。
1.5 機種別サポート機能一覧
「0」を書き込むとアンバー色、「1」を書き込むと赤色になります。その他の値はセットしないでください。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)でバックライト色を切り替えたい場合は、次の値を格納してください。
切り替えられる色は機種によって異なります。
1.5.6.1 GP-4100シリーズをお使いのお客様へ
00h : ベース画面の[画面属性]で設定した色
01h : 緑または白
02h : 赤
03h : 橙または桃
11h : 緑または白(点滅)
12h : 赤(点滅)
13h : 橙または桃(点滅)
上記以外 : 緑または白
バックライトの色が赤色に切り替わった場合は、スタンバイモードの[画面OFF]を設定していても画面の表示は消えません。
5.4.2.1 本体設定[表示設定] - 画面設定
切り替え先の画面番号を指定します。
通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0008に、メモリリンク方式の場合は0015に格納します。
電源投入後より経過時間を1秒ごとにカウントアップし、Bin形式でLS2035に格納します。
運転中にレシピ(CSVデータ)のインデックスファイルを作成し、外部ストレージに保存します。
#H_Control_CsvIndexTrigger(インデックスファイル作成開始)
#H_Control_CsvIndexTriggerをONにすると、外部ストレージにインデックスファイルの作成が開始されます。
#H_Control_CsvIndexCancelがONの間は、#H_Control_CsvIndexTriggerをONにしてもインデックスファイルの作成は開始されません。
#H_Control_CsvIndexDevice(インデックスファイル保存先)
インデックスファイルの保存先を指定します。レシピ(CSVデータ)と同じ保存先を指定してください。
0 : CFカード(またはSDカード)
1 : USBストレージ
#H_Control_CsvIndexCancel(インデックスファイル作成キャンセル)
インデックスファイルの作成中に#H_Control_CsvIndexCancelをONにすると、インデックスファイルの作成処理がキャンセルされます。作成中のインデックスファイルは削除されます。
インデックスファイル作成中に表示器の電源をOFFにしないでください。インデックスファイルの作成が中断されるだけでなく、外部ストレージに保存されているデータが破損するおそれがあります。
#H_CsvIndex_Controlを使用する場合は、共通設定[CSVデータ転送(条件設定)]の[CSVデータを転送する]にチェックを入れてください。[CSVデータを転送する]が無効の状態では、#H_CsvIndex_Controlは動作しません。
共通設定[CSVデータ転送(条件設定)]の詳細については、以下を参照してください。
26.8.1 CSVデータ転送(条件設定)
システム変数を使ってインデックスファイルを作成した場合、インデックスファイルの対象となるCSVファイル数が多いほど表示器のパフォーマンスが低下します。表示器のパフォーマンスを低下させたくない場合は、オフラインモードまたはGP-Pro EX上でインデックスファイルを作成してください。
CSVデータ転送中は、インデックスファイルを作成できません。インデックスファイル作成を行うときは、CSVデータ転送の転送開始ビットがOFFであることを確認してください。
CSVデータ転送の転送開始時に「外部ストレージなし」または「CFカードエラー」が発生したときは、インデックスファイルの作成処理は動作しません。CSVデータ転送の転送開始ビットをOFFにしてください。
インデックスファイル作成中は、CSVデータ転送ができません。
インデックスファイル作成中に以下を行うと、インデックスファイルの作成処理がキャンセルされます。
オフラインモードへの移行
画面転送の実行
外部ストレージの取り外し
すでにインデックスファイルが保存されている場合は、新しいインデックスファイルの作成が完了した時点で上書きされます。
インデックスファイル作成中は、「#H_Control_CsvIndexTrigger」と「#H_Control_CsvIndexDevice」の値の変更は無効となり、インデックスファイル作成が継続されます。
インデックスファイルの対象となったCSVファイルの総数が格納されます。
インデックスファイル作成の処理状況が格納されます。
0000h |
インデックスファイル作成前 |
0001h |
インデックスファイル作成中 |
0002h |
インデックスファイル作成が正常に終了した |
0010h |
#H_Control_CsvIndexCancelがONになり、インデックスファイル作成が中断された |
0100h |
外部ストレージが表示器に挿入されていない、または外部ストレージが正しくフォーマットされていない |
0200h |
外部ストレージにCSVファイルが保存されていない、または保存されているCSVファイルのデータが不正である |
0400h |
外部ストレージの空き容量がない、またはすでに保存されているインデックスファイルが読み取り専用のため上書きできない |
正常終了した場合は、#H_Control_CsvIndexTriggerをOFFにすると、#H_CsvIndex_Statusに格納されている値が0クリアされます。
#H_Control_CsvIndexCancelをOFFにすると、#H_Control_CsvIndexTriggerが自動的にOFFになります。また#H_CsvIndex_Statusに格納されている値も0クリアされます。
インデックスファイル作成時に外部ストレージに保存されていたCSVファイルの総数が格納されます。
表示器(表示画面)に設定されている輝度(0:明~100:暗)の現在値が格納されます。
調光設定に対応している機種および設定可能な輝度の範囲は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
日付情報の「日」をBCD形式でLS2050に格納します。
曜日の現在値をLS9310に格納します。この曜日は、表示器に搭載されている時計IC(RTC)の年、月、日から計算されます。
A.1.1.4 LS9000エリア(ダイレクトアクセス方式)
時間情報の「時」をBCD形式でLS2051に格納します。
時間情報の「分」をBCD形式でLS2052に格納します。
日付情報の「月」をBCD形式でLS2049に格納します。
表示中の画面番号を格納します。
通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0000に、メモリリンク方式の場合は0015に格納します。
時間情報の「秒」をBCD形式でLS2053に格納します。
シリアルマルチリンク接続時のみ使用します。
トークンパケット(PLCへのコマンド発行権)の受け渡しが、複数台接続された表示器間で一周する時間の現在値です。単位は10msで格納されます。データは最大値が変化するごと、または画面切り替えごとに更新されます。 データの初期値は0です。±10msの誤差があります。LS2041に格納します。
日付情報の「年」をBCD形式でLS2048に格納します。
格納する値は西暦の下2桁です。
表示画面に設定されている部品処理がひととおり完了するごとにカウントアップします。
値は、対象部品の全処理が完了した時点で更新され、Bin形式でLS2038に格納されます。
表示画面に設定されている部品の1つめの処理開始から、最後の部品の処理終了までの時間です。
データはBin形式で単位はmsでLS2036に格納されます。データは対象部品の全処理が完了した時点で更新されます。データの初期値は0で、±10msの誤差があります。
#H_EtherLink_ConstCommuniMemInfo
マスター表示器のみで使用できます。
マスター/スレーブ/GP-Viewer EXの局常時通信量の合計値を格納します。アドレス数の算出方法は、以下を参照してください。
7.6.2 通信量の計算方法
マスター表示器のみで使用できます。
マスターが、マスター/スレーブ/GP-Viewer EXから実際に要求を受けている常時通信量の合計値を、バイト単位で格納します。16ビットアドレスは2バイト、32ビットアドレスは4バイト、ビットアドレスは2バイトとして計算します。
アニメーション機能の演算のエラーステータスを格納します。
ビット0は#H_Expression_BCD_Err、ビット1は#H_Expression_Division_Err、ビット2は#H_Expression_Overflowのエラーステータスがそれぞれ格納されます。詳細は以下を参照してください。
A.2.2.1 ビット型 - #Hシステム変数
#H_FileManager_PageScrollCount
ファイルマネージャでページ切替ボタンをタッチした時のページ切替数を設定できます。例えば5を設定しページ切替ボタン(次へ)をタッチすると5ページ先を表示します。0を設定した場合、ページ切替数は1になります。
#H_From_Year / #H_From_Month / #H_From_Day / #H_From_Hour / #H_From_Minute / #H_From_Second
検索条件入力用キーボードのFrom欄の「年」(西暦の下2桁)、「月」、「日」、「時」、「分」、「秒」のデータを格納します。
絞り込み検索/ソート機能に対応していない機種では動作しません。
LS0016のビット0がONのとき、グローバルウィンドウを表示し、OFFのとき非表示にします。
LS0016のビット1がONのとき、グローバルウィンドウの表示順序を変更できます。
間接指定で選択したグローバルウィンドウの登録番号をLS0017に格納します。
格納する値はBin形式またはBCD形式で1~2000です。
間接指定で選択したグローバルウィンドウの左上隅のX座標表示位置をLS0018に格納します。
値はBin形式またはBCD形式です。
間接指定で選択したグローバルウィンドウの左上隅のY座標表示位置をLS0019に格納します。
値はBin形式またはBCD形式です。
GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。
#H_GW_AnalayzeModeFlagをONにすると、既存システムの通信遅延を確認することができます。既存システムのホストからGP-4G01が1byte受信し、その1byteを通信機器へ送信するまでの100回分の平均遅延時間が書き込まれます。単位はms(ミリセカンド)です。
#H_GW_AnalayzeModeFlag の立ち上がり時に、#H_GW_AverageInterruputTimeの値が0にリセットされます。
GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。
入力範囲: 1~65535
GP-4G01と接続機器との通信量を調節するために使います。値を大きくするとGP-4G01が一括で処理するデータ量が大きくなり、既存システムの通信が遅延する可能性があります。値を小さくするとデータを細かく区切って通信を行い、既存システムの通信への影響を小さくすることができます。
#H_GW_DivideInterruptSizeの値を変更して動作を確認する場合、値を変更してから#H_GW_AnalyzeModeFlagをONにしてください。#H_GW_AnalyzeModeFlagのON中に#H_GW_DivideInterruptSizeの値を変更しても反映されません。
GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。
入力範囲: 1~100
GP-4G01の通信頻度を指定し、接続機器との通信速度を調節するために使います。値を大きくすると既存システムの通信よりもGP-4G01自身またはGP-4G01を経由した通信が優先されます。値を小さくすると既存システムの通信が優先されます。
#H_GW_InterruptFrequencyの値を変更して動作を確認する場合、値を変更してから#H_GW_AnalyzeModeFlagをONにしてください。#H_GW_AnalyzeModeFlagのON中に#H_GW_InterruptFrequencyの値を変更しても反映されません。
GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。
#H_GW_AnalyzeModeFlagをONにすると、既存システムの通信遅延を確認することができます。既存システムのホストからGP-4G01が1byte受信し、通信機器へ送信するまでの最大遅延時間が書き込まれます。単位はms(ミリセカンド)です。
#H_GW_AnalyzeModeFlagのON時に、#H_GW_MaximumInterruputTimeの値が0にリセットされます。
#H_HistoricalTrendMagnification
ヒストリカルトレンドグラフの拡大/縮小表示の状況が格納されます。システム変数に値が格納されるタイミングは、拡大/縮小の操作をしたとき、または画面切替やウィンドウ表示により[デフォルト倍率]が設定されているヒストリカルトレンドグラフが表示されたときです。
0 : 間引きモード
1 : 等倍
2 : 2倍
4 : 4倍
8 : 8倍
ヒストリカルトレンドを複数表示している場合、最後に拡大または縮小の操作をしたヒストリカルトレンドの表示倍率が格納されます。
画面切替やウィンドウの表示により[デフォルト倍率]が設定されていないヒストリカルトレンドグラフが表示されて場合、システム変数の値と表示中のヒストリカルトレンドグラフの表示倍率が一致しない場合があります。
保存先が[FTPサーバ]以外のとき、取得する画面キャプチャのファイル番号をLS2074に指定します。
[システム設定]-[本体設定]-[動作設定]-[画面キャプチャ設定]で[ファイル番号自動加算]を設定した場合に使用できます。
表示器名を格納します。
[ビデオ/動画]設定で映像を外部ストレージに保存する場合などに、格納された値をDスクリプトなどで間接指定したアドレスの[ユーザー指定文字列]にコピーし、[コントロールアドレス]をONすると、保存先のフォルダ名として設定することができます。
複数の表示器の映像を保存する場合、どの表示器のデータが入っているフォルダかが判別しやすくなります。
28.10.1 ビデオ / 動画設定の設定ガイド
[システム設定]-[本体設定]-[拡張機能設定]-[操作ロック設定]で[操作ロックを使用する]を設定したとき、操作ロックを開始してからの経過秒数を格納します。
[システム設定]-[本体設定]-[拡張機能設定]-[操作ロック設定]で[自動解除時間]を設定したとき、操作ロックが解除されるまでの残りの秒数を格納します。
操作ロック元となる表示器のIPアドレスを格納します。
次のようにロック元の表示器が複数のLANポートを持つ場合、複数あるイーサネット設定のうちどれか1つのIPアドレスが格納されます。そのため、実際に通信しているIPアドレスとは異なるIPアドレスが格納されることがあります。
LANポートを2つ以上持つ機種をご使用の場合
LANポートを1つ持つ機種で、EZ LANアダプターをご使用の場合
EZ LANアダプターが使用できる機種については、以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
現在のログインしている人のユーザーIDが格納されます。
ハンディタイプGPでGP3000H用変換アダプタ(型式:AGP3000H-ADPCOM-01)をご使用の場合、変換アダプタのID番号(号機番号)が周期的に格納されます。これにより、ハンディタイプGPが変換アダプタと接続されていることが確認できます。
電源投入後、変換アダプタから号機番号が読み出せるまでの間、値は0になります。
[システム設定]-[表示器設定]-[本体設定]-[操作設定]で[変換アダプタ]を[使用する]に設定した場合、有効です。変換アダプタの使用の有無はオフラインモードでも設定できます。
オフラインモードでの設定については、「保守/トラブル解決ガイド」を参照してください。
シリアルマルチリンク接続時のみ使用します。
トークンパケット(PLCへのコマンド発行権)の受け渡しが、複数台接続された表示器間で一周する時間の現在値です。単位は10msで格納されます。データは最大値が変化するごと、または画面切り替えごとに更新されます。 データの初期値は0です。±10msの誤差があります。LS2040に格納されます。
EZテンキーの入力モードを切り替えます。
次の値を書き込むことで、テンキーの入力モードを変更できます。
値(Dec) |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
テンキーのみ使用する |
常にテンキーとして動作します。データ表示器が入力待ち状態のときのみ使用できます。 ファンクションキーの設定がされていても動作しません。 |
1 |
ファンクションキーのみ使用する |
常にファンクションキーとして動作します。 テンキーとして使用することはできません。 |
2 |
テンキーとファンクションキーの両方を使用する |
表示器が自動的にテンキー入力とファンクションキー入力を切り替えます。 データ表示器が入力待ちのときのみテンキー入力に切り替わります。 |
0~2以外の値を書き込むと、テンキーは動作しません。
プロジェクトファイル名を表示します。
プロジェクトファイル名は拡張子を含めて全角/半角256文字まで表示できます。
エクスプローラなどでファイル名を変更してもプロジェクトを保存していない場合、変更したファイル名は#H_PrxFileNameに反映されません。ただしシミュレーションで#H_PrxFileNameの値を確認した場合は、最新のプロジェクトファイル名が表示されます。
#H_PrxFileNameの値を変更しても、実際のプロジェクトファイル名は変更されません。
#H_PrxFileNameに格納するプロジェクトファイル名の言語を設定します。
値(Dec) |
言語名 |
---|---|
0 |
欧米 |
1 |
日本語 |
2 |
中国語(繁体字) |
3 |
中国語(簡体字) |
4 |
韓国語 |
5 |
ロシア語(キリル) |
6 |
タイ語 |
#H_ PrxFileNameに格納するプロジェクトファイル名の言語と#H_PrxFileNameLanguageの設定は一致させてください。
拡張レシピのグループIDを指定します。拡張レシピデータの転送/受信、およびインポート/エクスポートを行う場合に使用します。
このシステム変数の値が、拡張レシピリストに表示されるグループIDになります。
拡張レシピのグループ名をASCIIで格納します。
#H_RecipeGroupID値が不正や0であった場合、#H_RecipeGroupNameには0が格納されます。
拡張レシピのレシピIDを指定します。拡張レシピデータの転送を行う場合に使用します。
拡張レシピデータをCSVファイルとしてインポート/エクスポートする拡張レシピのレシピIDを指定
拡張レシピリストで選択しているレシピラベルのレシピIDを格納
拡張レシピデータリストが表示している要素データが属するレシピIDを指定
このシステム変数の値が、拡張レシピデータリストに表示されるレシピIDになります。
拡張レシピリスト(#H_RecipeGroupID、#H_RecipeID)で選択しているレシピラベル名を全角/半角32文字以内で格納します。レシピラベルは拡張レシピグループの[言語]設定に従った文字コードで格納されます。
ラベル言語を2種類以上設定している場合は、[ラベルの言語選択]で設定した文字コードで格納されます。
レシピラベルの文字コードは次を参照してください。
26.26 どの拡張レシピデータが転送されたのかを確認したい
拡張レシピリストに表示されるレシピラベルの表示順を指定します。
0 : レシピID順
1 : レシピラベル(昇順)
2 : レシピラベル(降順)
システム変数#H_RecipeControlSearchを使った拡張レシピの検索ヒット数が格納される16ビットの整数変数です。検索文字列に一致する拡張レシピが見つからなかった場合は"0"が格納されます。
絞り込み検索/ソート機能に対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
検索文字列は#H_RecipeSearchTargetで指定します。
拡張レシピリスト部品を使った検索結果は反映されません。
#H_RecipeMatchedID[0]..[63]
システム変数#H_RecipeControlSearchを使った拡張レシピの検索結果が格納される16ビットの整数型配列変数です。検索文字列と一致する拡張レシピのレシピIDが最大64個分格納されます。
検索結果として複数個の拡張レシピが見つかった場合、#H_RecipeMatchedID[0]から順に昇順でレシピIDが格納されます。検索結果が65個以上ある場合、65個目以降の検索結果は破棄されます。
検索文字列に一致する拡張レシピが見つからなかった場合、#H_RecipeMatchedID[xx]の値は更新されず、前回値が残った状態になります。
絞り込み検索/ソート機能に対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
#H_RecipeMatchedID[xx]はロジックプログラムで使用できません。
拡張レシピリスト部品を使った検索結果は反映されません。
拡張レシピデータの転送や編集などの各処理状況が格納される16ビットの変数で、各ビットが処理中や処理完了を表します。
ビット |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
転送中ビット |
表示器から接続機器への転送状況を格納 |
1 |
転送完了ビット |
|
2 |
受信中ビット |
接続機器から表示器への転送状況を格納 |
3 |
受信完了ビット |
|
4 |
エクスポート中ビット |
外部ストレージへのCSV出力状況を格納 |
5 |
エクスポート完了ビット |
|
6 |
インポート中ビット |
外部ストレージからのインポート状況を格納 |
7 |
インポート完了ビット |
|
8 |
拡張レシピリストの更新中ビット |
拡張レシピリストの更新状況を格納 |
9 |
拡張レシピリストのコピー中ビット |
レシピラベルの編集、コピー、削除の処理状況を格納 |
10 |
拡張レシピリストの削除中ビット |
|
11 |
拡張レシピリストの編集中ビット |
|
12 |
拡張レシピデータリストのリロード中ビット |
拡張レシピデータリストの更新状況を格納 |
13 |
拡張レシピデータリストの保存中ビット |
要素値を編集した結果の保存状況を格納 |
14 |
マップアドレス保存中ビット |
要素値へマップアドレスの値の上書き処理が開始されるとONになり、処理が終了すると自動的にOFFになります。 |
15 |
マップアドレス保存完了ビット |
要素値へのマップアドレスの値の上書きが終了するとONになります。 |
#H_RecipeControlCopyを使った拡張レシピのコピー処理状況が格納される16ビットの整数変数です。
ビット1: コピー終了
拡張レシピのコピー処理が終了するとONになります。コピー処理実行用のシステム変数#H_RecipeControlCopyをOFFにすると、#H_RecipeResultCopyも自動的にOFFになります。
ビット0, 2..15: 予約
使用しないでください。
拡張レシピデータをCSVファイルとしてインポート/エクスポートした処理結果が格納される16ビットの整数変数です。
エラーコード |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
|
1 |
#H_RecipeGroupID値の不正 |
CSVファイルに設定されているレシピグループIDを変更してください。 レシピグループIDが設定されていない、レシピグループIDが重複している、またはレシピグループIDの値が範囲外です |
2 |
#H_RecipeID値の不正 |
CSVファイルに設定されているレシピIDを変更してください。 レシピIDが設定されていない、レシピIDが重複している、またはレシピIDの値が範囲外です |
3 |
インポート失敗 |
CSVファイルのフォーマット相違 |
4 |
インポート失敗 |
差し替え対象のCSVファイルの不在 |
5 |
インポート失敗 |
CSVファイルのフォーマットで列数不足 |
6 |
インポート失敗 |
CSVファイルのフォーマットで列数超過 |
7 |
インポート失敗 |
CSVファイルのフォーマットで行数不足 |
8 |
インポート失敗 |
要素値の文字数超過(文字列が長すぎる)、もしくは不正な文字の混在 |
9 |
インポート失敗 |
要素値の文字列以外の値が不正(設定範囲を超えている) |
10 |
インポートの中止 |
拡張レシピの要素値が編集中のため、インポート処理が中断されました |
11 |
インポート対象ファイルの不在 |
インポートするファイルがみつかりません。インポート対象ファイルの保存先である外部ストレージが接続されていない可能性があります |
12 |
エクスポートファイルの生成失敗 |
エクスポート時にファイル生成ができませんでした。次の原因が考えられます。
|
13 |
書き込みエラー |
書き込みに失敗しました。再度インポートまたはエクスポートしてください |
14 |
書き込みエラー |
|
15 |
容量不足 |
画面エリアの容量が不足しているため更新できません |
16 |
予約 |
- |
17 |
インポート失敗 |
ラベルの言語コードが不正です。CSVファイルの":Label Language"に記載されている言語コードが間違っています。または、CSVファイルの":Label Language"と、表示中のレシピラベルの言語コードが異なっています |
18 |
インポート失敗 |
文字列データの言語コードが不正です。CSVファイルの":Data Language"に記載されている言語コードが間違っています。または、CSVファイルの":Data Language"と、表示中の拡張レシピグループの言語コードが異なっています |
19 |
インポート失敗 |
CSVファイル内にレシピラベルが設定されていない項目があります |
20 |
インポート失敗 |
CSVファイル内に要素ラベルが設定されていない項目があります |
エクスポート、インポート中に#H_Control_USBDetachTrigger、#H_Control_SDDetachTriggerをONにした場合、3~9および12のいずれかのエラーが格納されます。
拡張レシピ検索の処理状況が格納される16ビットの整数変数です。
ビット0: 検索中
拡張レシピ検索を開始するとONになり、検索が終了するとOFFになります。
ビット1: 検索終了
拡張レシピの検索が終了するとONになります。検索実行用のシステム変数#H_RecipeControlSearchをOFFにすると#H_RecipeResultSearchも自動的にOFFになります。
絞り込み検索/ソート機能に対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
拡張レシピデータの転送処理結果が格納されます。
エラーコード |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
|
1 |
#H_RecipeGroupID値の不正 |
指定された拡張レシピグループIDが存在しない、または範囲外です |
2 |
#H_RecipeID値の不正 |
指定された拡張レシピIDが存在しない、または範囲外です |
3 |
デバイスへのアクセスエラー |
転送/受信中にデバイスへのアクセスに失敗しました |
4 |
要素値の不正 |
受信した要素値に設定範囲外の値が含まれているため、受信処理がキャンセルされました |
5 |
要素値の更新失敗 |
要素値が編集中のため受信処理がキャンセルされました。要素値の編集状況は#H_RecipeStatusEditで確認できます |
6 |
要素値の更新失敗 |
受信した要素値に不正な文字が含まれているため、受信処理がキャンセルされました |
7 |
要素値の更新失敗 |
レシピを保存中または受信中のため、マップアドレスの値を要素値に保存できませんでした |
8 |
セキュリティレベルの不正 |
ログイン中のセキュリティレベルよりもレシピのセキュリティレベルが高いためアクセスできません。レシピに設定されたセキュリティレベル以上のレベルでログインしなおしてください |
9~12 |
予約 |
|
13 |
書き込みエラー |
書き込みに失敗。再度転送してください |
14 |
書き込みエラー |
書き込みに失敗。再度転送してください |
15 |
容量不足 |
画面エリアの容量が不足しているため更新不可 |
拡張レシピの検索オプションを指定する16ビットの整数変数です。検索処理を行う前に設定してください。
拡張レシピリスト部品を使った検索、システム変数#H_RecipeControlSearchを使った検索のどちらにも適応されます。
ビット0: 大文字と小文字を区別する
ONの場合、検索実行時に検索文字列として指定された文字列内の大文字、小文字の違いは判断しません。OFFの場合、検索文字列の大文字、小文字の違いも判断します。
拡張レシピを検索するための検索文字列を指定するシステム変数です。拡張レシピグループ内から検索したい拡張レシピのレシピラベルを設定し、#H_RecipeControlSearchで検索を行います。
このシステム変数は64バイトの連続したデータで、半角英数字で最大64文字、全角文字のみでは最大32文字まで指定できます。
検索文字列には、以下のワイルドカードが使用できます。
*: 任意の文字列
例, #H_RecipeSearchTargetに"Recipe*"と指定した場合
RecipeA, RecipeAB, RecipeABCなどが検索できます。
?: 任意の1文字
例. #H_RecipeSearchTargetに"Recipe??"と指定した場合
RecipeAB, RecipeXXなどが検索できます。RecipeAは文字数が少なく、RecipeABCは文字数が多いので検索結果として抽出されません。
絞り込み検索/ソート機能に対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
ラベル言語を2種類以上設定している場合、検索実行時に表示している言語が検索対象となります。指定する検索文字列は表示中のレシピラベルと同じ言語の文字コードで指定してください。
各言語の文字コードについては、次の"言語コード"を参照してください。
26.20.2 拡張レシピ - CSVファイル構成
Pro-face Remote HMIのクライアントとサーバ(表示器)の接続状況が格納されます。
[複数クライアントからの同時接続を許可する]を設定している場合、同期モードと非同期モードのクライアントが混在して接続したときは「3」、すべてのクライアントが同期モードで接続したときは「1」が格納されます。
値(Dec) |
内容 |
---|---|
0 |
クライアントとサーバ(表示器)は接続されていない |
1 |
同期モードで接続中 |
2 |
非同期モードで接続中 |
3 |
同期/非同期モードで接続中 |
本システム変数はPro-face Remote HMI Server (アプリケーション)には対応していません。
Pro-face Remote HMI機能有効時のみ使用します。
クライアントとの接続が確認ができなくなってから、通信を切断し、タッチ操作をキャンセルするまでの時間を格納します。
例えば5秒と設定すると、クライアントでモーメンタリスイッチをON中に通信障害が発生した場合、接続が確認できなくなってから5秒後にタッチ操作がキャンセル(OFF)されます。
値(Dec) |
内容 |
---|---|
0 |
通常のタイムアウト時間(約30秒)で動作 |
2~5 |
指定の秒数で動作 |
クライアント接続中に設定値を変更すると、変更内容を反映するためにクライアントとの通信が一旦切断された後、自動的に再接続されます。
設定範囲外の値を格納すると、通常のタイムアウト時間(約30秒)で動作します。
表示器の電源を切ったり再起動をおこなうと、[本体設定]-[遠隔監視設定]-[Pro-face Remote HMI]の[切断検知時間(#H_RemoteHMI_DisconnectMode)の初期値]の設定値で初期化されます。
「0」以外に設定する場合には、必ず実際に使用する環境での動作確認をしてください。
「0」以外の値に設定すると実際には接続が切れていなくても意図しないタイミングで切断される場合がありますので、その場合には値を調整してください。
Pro-face Remote HMIのタッチ操作占有状況が格納されます。
値(Dec) |
内容 |
---|---|
0 |
タッチ操作は占有されていない |
1 |
サーバ側のみタッチ操作が可能 |
2 |
クライアント側のみタッチ操作が可能 |
セキュリティデータをインポートまたはエクスポートします。
ビット2に処理内容(インポート/エクスポート)、ビット1にセキュリティデータの保存先を書き込みます。
ビット0をOFFからONにするとビット2およびビット1に設定した内容を処理します。
エクスポートしたセキュリティデータは保存先に指定した外部ストレージの[Security]フォルダにファイル名[SecFPDat.bin]で保存されます。
指定した外部ストレージの[Security]フォルダからインポートする場合も、セキュリティデータのファイル名は[SecFPDat.bin]にしてください。
インポートできるファイルはエクスポートしたセキュリティデータまたは指紋認証設定ツールで作成したセキュリティデータです。
セキュリティデータのインポート/エクスポートを実行した場合のステータスを格納します。
ステータス詳細
ビット12~15 |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
読み込み/書き出しが正常に終了したとき |
1 |
レベルモードエラー |
パスワード設定がレベルモードに設定されている(ユーザIDモードに変更が必要) |
2 |
セキュリティデータエラー |
セキュリティ設定が正しくない(ユーザIDが重複、ユーザIDまたはパスワードが登録されていない) |
3 |
予約 |
- |
4 |
外部ストレージなし |
外部ストレージが装着されていない。またはCFカードカバーが開いている。 |
5~8 |
予約 |
- |
9 |
読み込み/書き出しエラー |
表示器や外部ストレージへの読み込み/書き出しに失敗したとき |
10~15 |
予約 |
- |
セキュリティデータインポートまたはエクスポート中にエラーが発生した場合にエラーステータスを格納します。
読み込み/書き出し中ビットは、読み込み/書き出しが完了すると自動的にOFFになり、同時に読み込み/書き出し完了ビットがONになります。#H_SecurityBackupControlの開始ビットをOFFにすることで、完了ビットも自動的にOFFになります。
読み込み/書き出し中にエラーが発生した場合、完了ビットはONになりません。読み込み/書き出し中ビットがOFFになり、エラーステータスが#H_SecurityBackupStatusに格納されます。#H_SecurityBackupControlの開始ビットをOFFにしてもステータスはクリアされません。次回正常終了したときにクリアされます。
EZ指紋認証ユニットのデータベースを更新または破棄します。
ビット1に処理内容(更新/破棄)を設定し、ビット0をOFFからONにするとデータベースを更新または破棄します。
新しいEZ指紋認証ユニットを使用する場合にデータベースを更新してください。また、他の表示器で使用していたEZ指紋認証ユニットを利用する場合もデータベースを更新してください。
EZ指紋認証ユニットのデータベース更新または破棄中にエラーが発生した場合にエラーステータスを格納します。
ステータス詳細
ビット12~15 |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0 |
正常終了 |
データベースの更新/破棄が正常に終了したとき |
1 |
EZ指紋認証ユニット接続エラー |
EZ指紋認証ユニットが接続されていないとき |
2 |
指紋データがないとき |
データベース更新時にセキュリティデータが指定のフォルダにないとき |
3~15 |
予約 |
- |
更新/破棄中ビットは、更新/破棄が完了すると自動的にOFFになり、同時に完了ビットがONになります。#H_SecurityFingerprintControlの開始ビットをOFFにすることで、完了ビットも自動的にOFFになります。
更新/破棄中にエラーが発生した場合、完了ビットはONになりません。更新/破棄中ビットがOFFになり、エラーステータスが#H_SecurityFingerprintStatusに格納されます。#H_SecurityFingerprintControlの開始ビットをOFFにしてもステータスはクリアされません。次回正常終了したときにクリアされます。
パスワードのオンライン書き込みの実行ステータスや書き込み先などを格納します。
ビット0をOFF→ONすることで、CSVファイルのパスワードを本体に反映します。
書き込み時のエラーチェック
本体書き込み時にレベルモード/ユーザIDモード、書き込みモード別に次の項目をチェックします。
O: エラーチェックする X: チェックしない
エラーチェック内容 |
レベルモード |
ユーザIDモード |
||
---|---|---|---|---|
上書 |
追記 |
上書 |
追記 |
|
外部ストレージが本体に装着されているか |
O |
O |
O |
O |
CSVファイルが指定のパス、ファイル名であるか |
O |
O |
O |
O |
CSVファイルが指定フォーマットに従っているか |
O |
O |
O |
O |
CSVファイルのパスワードデータに次のような異常はないか |
- |
- |
- |
- |
|
O |
O |
O |
O |
|
O |
O |
O |
O |
|
X |
X |
O |
O |
|
X |
X |
O |
O |
ユーザIDの設定数が100個以内であるか*1 |
X |
X |
O |
O |
レベルモード/ユーザIDモードがCSVファイルと本体側とで一致しているか |
O |
O |
O |
O |
ユーザID(パスワード)が重複していないか*2 |
O |
O |
O |
O |
書き込みモード別でエラーチェックの内容が変わります。
*1 ユーザID設定数チェック
上書 |
書き込み用ファイル内の設定数をチェック |
追記 |
書き込み用データと既存データの設定数の合計をチェック |
*2 データ重複チェック
レベルモード |
上書 |
書き込み用ファイル内でパスワードが重複していないかチェック |
追記 |
上記+書き込み用データと既存データでパスワードが重複していないかチェック |
|
ユーザIDモード |
上書 |
書き込み用ファイル内でIDが重複していないかチェック |
追記 |
上記+書き込み用データと既存データでIDが重複していないかチェック |
パスワードのオンライン書き込み中にエラーが発生した場合にエラーステータスを格納します。
ステータス詳細
ビット組合せ |
内容 |
詳細 |
---|---|---|
0000 |
正常終了 |
本体書き込みが正常に終了したとき |
0001 |
予約 |
|
0010 |
予約 |
|
0011 |
予約 |
|
0100 |
外部ストレージなし |
本体への書き込み時に外部ストレージが接続されていないか、CFカードカバーが開いているとき |
0101 |
削除エラー |
CSVファイルの削除に失敗したとき |
0110 |
予約 |
|
0111 |
予約 |
|
1000 |
ユーザID数オーバー |
本体書き込み時にユーザID数が100を超えていたとき |
1001 |
データ書き込みエラー |
NANDへの書き込みに失敗したとき |
1010 |
CSVファイル名、パスエラー |
CSVファイルが指定のパス、ファイル名でないとき |
1011 |
CSVファイル |
CSVファイルが指定のフォーマットどおりでないとき |
1100 |
CSVデータエラー |
パスワードデータに異常があるとき |
1101 |
モードエラー |
レベルモード、ユーザIDモードが本体と不一致のとき |
1110 |
重複エラー |
パスワード重複しているとき(レベルPSモード) ユーザIDが重複しているとき(ユーザIDモード) |
書き込み中ビットは、書き込みが完了すると自動的にOFFして同時に書き込み完了ビットがONします。
ユーザが書き込み開始ビットをOFFすることで、完了ビットも自動的にOFFします。
書き込み完了ビットがONする前に書き込み開始ビットをOFFした場合でも書き込み完了ビットは自動的にOFFされます。
書き込み中にエラーが発生した場合は、完了ビットはONしません。書き込み中ビットがOFFになり、エラーステータスがHMIシステム変数#H_SecurityWriteStatusに格納されます。書き込み開始ビットをOFFしてもステータス自動クリアはされません。次回正常終了したときにクリアされます。
表示器(表示画面)の輝度の設定値を格納します。この値をデータ部品などで書き換えると、輝度を変更することが出来ます。
格納する値は、0(明)~100(暗)です。
調光設定に対応している機種および設定可能な輝度の範囲は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
日付情報の「日」の設定値をBCD形式でLS2058に格納します。
格納する値は、01~31(日)の2桁です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「日」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
時間情報の「時」の設定値をBCD形式でLS2059に格納します。
格納する値は、00~23(時)の2桁です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「時」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
時間情報の「分」の設定値をBCD形式でLS2060に格納します。
格納する値は、00~59(分)の2桁です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「分」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
日付情報の「月」の設定値をBCD形式でLS2057に格納します。
格納する値は、01~12(月)の2桁です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「月」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
時間情報の「秒」の設定値をBCD形式でLS2061に格納します。
格納する値は、00~59(秒)の2桁です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「秒」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
日付情報の「年」の設定値をBCD形式でLS2056に格納します。
格納する値は、西暦の下2桁(00~99)です。この値をデータ部品などで書き換えると、時間データの「年」を変更することが出来ます。ただし、範囲外の数値は格納できません。
EZタワーライトから鳴るブザー音の音程を設定します。
0000h |
初期値 |
0001h |
高音 |
0002h |
低音 |
EZタワーライトから鳴るブザー音の音程設定の処理状況が格納されます。
0000h |
未接続 |
0001h |
高音 |
0002h |
低音 |
#H_SignalBuzzerPattern_Control
EZタワーライトから鳴るブザー音のパターンを設定します。
0000h |
初期値 |
0001h |
ブザー音 OFF |
0002h |
連続音(ピーーーー) |
0003h |
断続音1(ピーピーピー) |
0004h |
断続音2(ピピピピピピピピ) |
0005h |
断続音3(ピピピピピ...ピピピピピ...) |
EZタワーライトから鳴るブザー音のパターン設定の処理状況が格納されます。
0000h |
初期値 |
0001h |
ブザー音 OFF |
0002h |
連続音(ピーーーー) |
0003h |
断続音1(ピーピーピー) |
0004h |
断続音2(ピピピピピピピピ) |
0005h |
断続音3(ピピピピピ...ピピピピピ...) |
EZタワーライトから鳴るブザー音の音量を設定します。
0000h |
初期値 |
0001h |
音量大 |
0002h |
音量中 |
0003h |
音量小 |
EZタワーライトから鳴るブザー音の音量設定の処理状況が格納されます。
0000h |
未接続 |
0001h |
音量大 |
0002h |
音量中 |
0003h |
音量小 |
EZタワーライトの点灯パターンを設定します。
0000h |
初期値 |
0001h |
消灯 |
0002h |
常時点灯 |
0003h |
500msごとに点灯/消灯(1秒周期) |
0004h |
250msごとに点灯/消灯(500ms周期) |
**には、EZタワーライトの下段、中段、上段を表す以下の数値が入ります。
01 : 下段
02 : 中段
03 : 上段
EZタワーライトの点灯パターン設定の状況が格納されます。
0000h |
未接続 |
0001h |
消灯 |
0002h |
常時点灯 |
0003h |
500msごとに点灯/消灯(1秒周期) |
0004h |
250msごとに点灯/消灯(500ms周期) |
**には、EZタワーライトの下段、中段、上段を表す以下の数値が入ります。
01 : 下段
02 : 中段
03 : 上段
EZタワーライトの点灯色を設定します。
0000h |
初期値 |
0001h |
消灯 |
0002h |
赤 |
0003h |
緑 |
0004h |
青 |
0005h |
黄 |
**には、EZタワーライトの下段、中段、上段を表す以下の数値が入ります。
01 : 下段
02 : 中段
03 : 上段
EZタワーライトの点灯色の設定状況が格納されます。
0000h |
初期値 |
0001h |
消灯 |
0002h |
赤 |
0003h |
緑 |
0004h |
青 |
0005h |
黄 |
**には、EZタワーライトの下段、中段、上段を表す以下の数値が入ります。
01 : 下段
02 : 中段
03 : 上段
タグの整合性チェックの動作を設定します。
ビット |
設定内容 |
---|---|
0 |
チェック結果の保存先 ON : USBストレージ OFF : SDカード |
4 |
すでに保存先に同じファイル名のチェック結果があった場合の処理 ON : 上書きしない OFF : 上書きする |
8~9 |
チェック結果を保存した日付のフォーマット 00 : yy/mm/dd 01 : mm/dd/yy 10 : dd/mm/yy 11 : mm/dd |
16~17 |
整合性チェックの対象 00または11 : GP-Pro EXに登録されているすべてのタグ 01 : 部品や共通設定などで使用されているタグ |
24~27 |
チェック結果に使用する言語 0000 : 欧米 0001 : 日本語 0010 : 中国語(繁体字) 0011 : 中国語(簡体字) 0100 : 韓国語 0101 : ロシア語(キリル) 0110 : タイ語 上記以外 : 欧米 |
ログファイルの属性が読み取り専用の場合は、ビット4をOFFにしてもファイルの上書きはできません。整合性チェックのステータス(#H_TagConsistencyStatus)のビット10がONになります。
GP-Pro EXの[オプション設定]で[言語]に日本語を選択している場合、ビット27~24で日本語以外を設定するとエラーメッセージが正しく表示されません。[言語]を英語に設定してください。
タグの整合性チェックの処理状況が格納されます。
#H_TagConsistencyTrigger(タグの整合性チェック開始)をOFFにすると、#H_TagConsistencyStatusのビットはすべてOFFになります。ただし、整合性チェック中の場合は整合性チェック完了後(ビット1がONになった後)にすべてのビットがOFFになります。
ビット8および9がONになった場合は、整合性チェックが中止されます。
ビット10がONになった場合でも、整合性チェックは継続されます。
#H_To_Year / #H_To_Month / #H_To_Day / #H_To_Hour / #H_To_Minute / #H_To_Second
検索条件入力用キーボードのTo欄の「年」(西暦の下2桁)、「月」、「日」、「時」、「分」、「秒」のデータを格納します。
20.10.3 検索条件入力用キーボードについて
絞り込み検索/ソート機能に対応していない機種では動作しません。
表示器から接続機器にデータを要求してから取り込むまでにかかる時間を1ms単位で格納します。
[*]には値を取得する接続機器名が入ります。LS9400~LS9431に、PLC(接続機器)の通信サイクルタイム1~32が順に格納されます。以下同様に、PLC2,3,4台目までの値がLS9432~LS9527に格納されます。
PLC(接続機器)は、接続機器の設定で指定した名称となります。
33台目以降の内容はHシステム変数に格納されます。
通信サイクルタイムを格納するアドレスは、[システム設定]-[周辺機器一覧]の[接続機器管理アドレス一覧]に表示される内部デバイスアドレスで確認できます。
5.4.14 システム設定[周辺機器一覧]の設定ガイド
以下の接続機器では[PLC*]#H_DriverCycleTimeが動作しません。最新情報は弊社ウェブサイトを参照してください。
http://www.pro-face.com/trans/ja/manual/1081.html
メーカー名 |
ドライバ |
---|---|
(株)デジタル |
メモリリンク |
汎用 SIO |
|
汎用イーサネット |
|
ODVA |
EtherNet/IP Explicit Messaging*1 |
DeviceNet スレーブ |
|
Schneider Electric SA |
MODBUS スレーブ |
(株)YE DIGITAL |
MMCloud TCPクライアント |
PROFIBUS International |
PROFIBUS DP スレーブ |
Cognex Corporation |
In-Sight ビジョンシステム |
CC-Link Partner Association |
CC-Link インテリジェントデバイス |
CAN in Automation |
CANopen Slave |
SAE International |
J1939 |
CRRC |
Train Real Time Data Protocol |
*1 個別機器設定で[Enable Implicit Message]または[Enable Custom Explicit Message]にチェックを入れた場合、このシステム変数は動作しません。
発生したエラーコードを格納します。[*]には値を取得する接続機器名が入ります。
エラーを特定するには、システム変数の下位8ビットに格納される値を確認してください。例えば「RHxx006」の場合、上位8ビットに「xx」にあたる数字が格納され、下位8ビットに「006」が格納されるため、エラーコードの下3桁を特定するにはシステム変数の下位8ビットのみを確認してください。
エラーコードについては以下を参照してください。
発生したエラーの回数を格納します。[*]には値を取得する接続機器名が入ります。
1970年1月1日00:00:00からエラー発生日時までの経過時間を秒単位で格納します。エラー発生日時とは、エラー発生時の表示器本体の設定時刻です。
[*]には値を取得する接続機器名が入ります。