初期画面番号
表示器が起動時に表示する画面の番号を設定します。
画面番号は[表示画面番号のデータ形式]が[Bin]の場合1~9999、[BCD]の場合は1~7999で設定します。
表示画面番号のデータ形式
画面切り替え時に指定する画面番号のデータ形式を[Bin]、[BCD]から選択します。
本体からの画面切替
表示器からの画面切り替え時に接続機器へ画面番号を反映させるかどうか設定します。
接続機器へ反映
表示器側で画面を切り替えた際、接続機器の[切り替え画面番号]のアドレスに、画面番号を反映させるかどうかを指定します。
表示器と接続機器の両方から画面を切り替えたい場合はチェックを入れてください。
11.5 タッチと接続機器(PLCなど)の両方から画面を切り替えたい
接続機器側で画面を切り替えた際は、[接続機器へ反映]のチェックの有無にかかわらず、変更された画面番号は表示器の内部デバイスのシステムデータエリアに反映されます。
システムデータエリアについては、以下を参照してください。
A.1.1.2 システムデータエリア(ダイレクトアクセス方式)
[接続機器へ反映]を設定しない場合は、画面切り替え後に一旦、[切り替え画面番号]のアドレスを0クリアするように設計してください。0クリアしなかった場合、画面が切り替わらないことや、予期しないタイミングで画面が切り替わることがあります。
画面切り替え後に[切り替え画面番号]のアドレスを0クリアするラダーを使用している場合は、[接続機器へ反映]を設定しないでください。
スタートタイム
電源を投入してから表示器が立ち上がるまでの時間を0~255秒で設定します。
「0」以外を設定すると、起動画面の右上隅にカウントダウン表示されます。
スタンバイモード設定
スタンバイモードを[無]、[画面OFF]、[画面切替]から選択します。
[画面OFF]または[画面切替]を選択した場合、システムデータエリアの[画面表示ON/OFF]のアドレス値が0(h)の時に動作します。システムデータエリアについては、以下を参照してください。
A.1.1.2 システムデータエリア(ダイレクトアクセス方式)
IPCシリーズおよびSP5000シリーズオープンボックスをご使用の場合、スタンバイモードは設定できません。
GP-4G01をご使用の場合、スタンバイモードを設定しても動作しません。
無
スタンバイモードには切り替わりません。
画面OFF
[スタンバイモード時間]で設定した時間の間、次のいずれかの動作がない場合に、画面の表示が消えます。
画面切り替えを行う
画面をタッチ操作する
流れアラームやエラーメッセージが表示される
バックライトの色を切り替えられる機種でバックライトの色が赤色に切り替わった場合は、スタンバイモードの[画面OFF]を設定していても画面の表示は消えません。
表示が消えている画面を再度表示させるには、画面を1回だけタッチします。
以下の機種で[画面OFF]を設定している場合に、スタンバイモードになると表示器のステータスLEDの表示が以下のように変化します。
以下の状態以外で画面表示が消えている場合は、バックライト切れが考えられます。
ホタル点灯(ホタル点灯とは、LEDが徐々に点灯/徐々に消灯を繰り返す状態です。)
SP5000シリーズ(オープンボックス、エクストリームディスプレイを除く)
GP4000シリーズ(GP-4100シリーズ、GP-4201TM、GP-4301TMを除く)
5秒ごとに1回緑色点滅
GPH6000シリーズ
以下の機種でロジックプログラムが異常停止している場合は、[画面OFF]を設定していても画面の表示は消えません。またスタンバイモード中にロジックプログラムが停止した場合は、消えていた画面が表示されます。
SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)
GP4000シリーズ(GP-410*を除く)
画面切替
[スタンバイモード時間]で設定した時間の間、次のいずれかの動作がない場合に、[スタンバイモード時の切替画面番号]で設定した画面に切り替わります。
画面切り替えを行う
画面をタッチ操作する
流れアラームやエラーメッセージが表示される
[画面切替]を選択した場合、[前画面に戻る]を設定した画面切替スイッチで、スタンバイモード時の画面に戻ることはできません。
スタンバイモード時間
表示器保護のために自動画面消去の時間を1~255分で設定します。表示器を何も操作せずに、設定時間が経過すると自動的に画面の表示を消したり、設定した画面に切り替えます。
スタンバイモード時の切替画面番号
[スタンバイモード設定]が[画面切替]の場合、[スタンバイモード時間]の経過後に切り替えるベース画面の番号を設定します。
画面番号は[表示画面番号のデータ形式]が[Bin]の場合1~9999、[BCD]の場合は1~7999で設定します。
グローバルウィンドウを表示している場合は、ベース画面が切り替わってもウィンドウは表示されたままです。
[接続機器へ反映]にチェックを入れた場合、[前画面に戻る]を設定した画面切替スイッチをタッチしても、[スタンバイモード時の切替画面番号]に指定した画面には戻りません。
調光設定
[調光までの時間]で設定した時間の間、以下のいずれかの動作がない場合に、画面を暗くするかどうかを設定します。
画面が暗くても内容の確認ができるため、常に画面が明るいときに比べて消費電力を抑えられます。
画面のタッチ操作などを行うと画面は再び明るくなります。
画面切り替えを行う
画面をタッチ操作する
流れアラームやエラーメッセージが表示される
調光設定に対応している機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
オフラインモードや転送モードでは動作しません。
調光までの時間
最後に画面を操作してから何秒後に調光を開始するかを1~300秒の間で設定します。
調光時の輝度
調光時の画面の明るさを0~15の間で設定します。小さい値を設定するほど画面は明るくなり、大きい値を設定するほど暗くなります。
一部の表示器は設定できる輝度の範囲が異なります。調光設定に対応している機種および設定可能な輝度の範囲は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧