A.2.2.1 ビット型 - #Hシステム変数

変数名称

内容

読み込み

書き込み

#H_Alarm_Trigger

アラーム発生(アラーム履歴)

#H_Control_Buzzer

ブザー音出力

#H_Control_BuzzerEnable

ブザー音出力許可

#H_Control_CsvIndexTrigger

インデックスファイル作成開始

#H_Control_CsvIndexDevice

インデックスファイル保存先

#H_Control_CsvIndexCancel

インデックスファイル作成キャンセル

#H_Control_HardcopyPrint

画面ハードコピー印刷コントロール

#H_Control_JpegCaptureEnable

画面キャプチャ許可

#H_Control_JpegCaptureTrigger

画面キャプチャコントロール

#H_Control_PLCmonopoly

シリアルマルチリンク接続時にPLC専有

#H_Control_PrintCancel

印刷キャンセルコントロール

#H_Control_SDDetachTrigger

SDカード取り外しコントロール*1

#H_Control_SecureWriteTrigger

セキュリティデータ書き込み開始*2

#H_Control_SecureWriteMode

セキュリティデータ書き込みモード

#H_Control_SecureDeleteMode

セキュリティデータ削除モード

#H_Control_SecureReadDevice

セキュリティデータ読み込み先

#H_Control_StopAlarmSave

アラーム保存停止要求

#H_Control_USBDetachTrigger

USBストレージ取り外しコントロール*1

#H_DeviceMonitor

デバイスモニタ起動

#H_Expression_BCD_Err

アニメーションの演算でBCDエラー*3

#H_Expression_Division_Err

アニメーションの演算でゼロ除算エラー*3

#H_Expression_Overflow

アニメーションで64ビット符号ありのデータを32ビット符号ありに格納する際の丸め発生の状態

#H_GW_AnalyzeModeFlag

通信調整の開始(GP-4G01専用)

#H_GW_SaveConfigCompletion

通信調整値の保存ステータス(GP-4G01専用)

-

#H_GW_SaveConfigTrigger

通信調整値の保存(GP-4G01専用)

#H_IsAutoUnlockTimerMoved

自動解除タイマの動作確認

-

#H_IsLockedState

操作ロックの状態

-

#H_IsLockOwner

操作中のサーバ/ビューア、マスター/スレーブが操作ロック元

-

#H_IsMasterDispUnit

Etherマルチリンクのマスター局

-

#H_IsSlaveDispUnit

Etherマルチリンクのスレーブ局

-

#H_LadderMonitor

ラダーモニタ起動*4(キャッシュ起動なし)

#H_LadderMonitorCache

ラダーモニタ起動*4(キャッシュ起動あり)

#H_OffBit

常時OFF

-

#H_OnBit

常時ON

-

#H_RecipeControlCopy

拡張レシピのコピー

#H_RecipeControlCSVExport

拡張レシピデータをエクスポート

#H_RecipeControlCSVImport

拡張レシピデータをインポート

#H_RecipeControlMapAddress

マップアドレスの値を要素値に保存

#H_RecipeControlReload

拡張レシピの再読み込み

#H_RecipeControlSave

拡張レシピの保存

#H_RecipeControlSearch

拡張レシピの検索

#H_RecipeControlSend

拡張レシピデータ転送

#H_RecipeControlUpload

拡張レシピデータ受信

#H_RecipeStatusEdit

拡張レシピデータ編集中

-

#H_RemoteHMI_DisableConnections

Remote HMI切断設定

#H_Reset

本体リセット

-

#H_Status_AlarmSave

アラーム保存ステータス

-

#H_Status_DispOnOff

表示器の画面表示(ON/OFF)状態

-

#H_Status_HistoricalTrend

過去データ表示中ステータス

-

#H_Status_JpegCaptureCompletion

画面キャプチャステータス(完了)

-

#H_Status_JpegCaptureProcess

画面キャプチャステータス(処理中)

-

#H_Status_PLCmonopoly

シリアルマルチリンク接続時に他の表示器がPLC専有

-

#H_Status_Print

プリンタステータス

-

#H_Status_SDUsing

SDカード使用中ステータス*1

-

#H_Status_SecureWriteProcess

セキュリティデータ書き込み中

-

#H_Status_SecureWriteCompletion

セキュリティデータ書き込み完了

-

#H_Status_USBUsing

USBストレージ使用中ステータス*1

-

#H_Status_WindowInterlock

ウィンドウ以外のタッチを無効にする

-

#H_TagConsistencyTrigger

タグの整合性チェック開始

#H_TagConsistencyCheckCancel

タグの整合性チェック中止

#H_TransferChange

画面転送によるプロジェクトファイルの更新有無

[PLC*]#H_ErrorStatus

通信エラーステータス*5

[PLC*]#H_ScanOffStatus

通信スキャンステータス*5

-

[PLC*]#H_ScanOffControl

通信スキャンコントロール*5

*1 IPCシリーズまたはSP5000シリーズオープンボックスでは動作しません。「#H_Status_USBUsing」、「#H_Status_SDUsing」は常にOFF状態です。「#H_Control_USBDetachTrigger」、「#H_Control_SDDetachTrigger」をONしても何も処理されません。

*2 セキュリティデータ書き込みについては、次を参照してください。
#H_SecurityWriteControl

*3 画面切り替え直後にエラーが発生した場合、各アニメーションの動作は以下の通りです。
可視アニメーション : 不可視
位置、回転アニメーション : 作画時に設定した位置に表示
カラーアニメーション : ワードアドレスまたは条件設定(数値)選択時はそのときの値に設定されたカラーで、ビットアドレスまたは条件設定(ON/OFF)選択時は、OFF時のカラーで表示する。
フロントレイヤに表示された後にエラーが発生した場合、表示状態を維持しますが、他部品の描画の影響により、一部消去、又は全部消去される場合があります。

*4 ラダーモニタを使用するには、ご使用のPLC専用のラダーモニタツール(別売品)が必要です。使用方法はラダーモニタのCD-ROM内にあります「PLCラダーモニタオペレーションマニュアル」を参照してください。

*5 [PLC*]には、システム設定[接続機器設定]で設定した[機器名]が入ります。

#H_Alarm_Trigger

アラーム履歴に登録したアラームが発生した場合にONになるシステム変数です。
アラーム発生により、画面切り替えやデータ収集等、何らかの処理を行いたい場合に、アラーム発生のトリガとして利用できます。
このシステム変数は任意にON/OFFできます。
このシステム変数は一度ONになると、任意にOFFにしない限り、表示器の電源をOFFするまでONし続けます。

#H_Control_Buzzer

表示器のブザー音を制御するシステム変数です。

通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0014のビット1に、メモリリンク方式の場合は0011のビット1に格納します。ブザー音出力中に、このシステム変数がONになります。

#H_Control_BuzzerEnable

表示器のブザー機能を制御するシステム変数です。

通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0014のビット4に、メモリリンク方式の場合は0011のビット4に格納します。このシステム変数がOFFの場合、ブザー音出力が可能です。

#H_Control_CsvIndexTrigger

レシピ(CSVデータ)のインデックスファイル作成を開始するシステム変数です。

#H_Control_CsvIndexDevice

インデックスファイルの保存先を指定するシステム変数です。レシピ(CSVデータ)と同じ保存先を指定してください。

#H_Control_CsvIndexCancel

インデックスファイルの作成処理をキャンセルするシステム変数です。

#H_Control_HardcopyPrint

表示器で表示中の画面の印刷に使用するシステム変数です。通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0014のビット2に、メモリリンク方式の場合は0011のビット2に格納します。このシステム変数のビットがONになると、表示器で表示している画面の印刷が開始されます。

#H_Control_JpegCaptureEnable

Pro-Server EXによる表示器の画面の保存を制御するシステム変数です。このシステム変数のビットがONになると、Pro-Server EXによる表示器の画面の保存ができるようになります。

#H_Control_JpegCaptureTrigger

表示器で表示している画面の保存を行うシステム変数です。このシステム変数のビットがONになると、表示器で表示している画面がJpeg形式で保存されます。
ファイルの保存先は、システム設定[本体設定]-[動作設定]タブの[画面キャプチャ設定]-[保存先]で設定します。
5.4.4.2 本体設定[動作設定] - 画面キャプチャ設定

#H_Control_PLCmonopoly

シリアルマルチリンク接続時にPLCを専有するとONします。LS0014のビット7に格納します。

#H_Control_PrintCancel

このシステム変数は、表示器に接続されたプリンタの印刷を中止します。通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0014のビット11に、メモリリンク方式の場合は0011のビット11に格納します。このシステム変数のビットがONになると、表示器に設定されているすべての印字処理がキャンセルされます。

#H_Control_SDDetachTrigger

表示器からSDカードを取り外すときに使用するシステム変数です。このシステム変数をONにすると、#H_Status_SDUsingがOFFになり、表示器からSDカードを取り外すことができます。

取り外し方法については以下を参照してください。
5.3 外部ストレージを取り外したい

#H_Control_SecureWriteTrigger

セキュリティデータの書き込み開始させるときに使用するシステム変数です。

セキュリティデータ書き込みについては、次を参照してください。
#H_SecurityWriteControl

#H_Control_SecureWriteMode

セキュリティデータの書き込みモードを選択するシステム変数です。

セキュリティデータ書き込みについては、次を参照してください。
#H_SecurityWriteControl

#H_Control_SecureDeleteMode

セキュリティデータの削除モードを選択するシステム変数です。

セキュリティデータ書き込みについては、次を参照してください。
#H_SecurityWriteControl

#H_Control_SecureReadDevice

セキュリティデータの読み込み先を選択するシステム変数です。

セキュリティデータ書き込みについては、次を参照してください。
#H_SecurityWriteControl

#H_Control_StopAlarmSave

アラーム履歴データを保存するシステム変数です。

GP-4100シリーズ(GP-411*T3を除く)では、履歴データ保存中に表示器の電源をOFFすると、データが消失したり、以後データの保存ができなくなる可能性があります。

電源をOFFする前にこのビットをONすると、履歴データの保存が実行され、再びビットをOFFするまでは共通設定[アラーム設定]の[保存周期]で設定した周期が来ても保存は行われません。

保存が完了すると、#H_Status_AlarmSaveがONになります。

#H_Control_USBDetachTrigger

表示器からUSBストレージを取り外すときに使用するシステム変数です。このシステム変数をONにすると、#H_Status_USBUsingがOFFになり、表示器からUSBストレージを取り外すことができます。

取り外し方法については以下を参照してください。
5.3 外部ストレージを取り外したい

#H_DeviceMonitor

デバイスモニタの稼動状況を表示するシステム変数です。このシステム変数のビットがONになると、デバイスモニタが起動します。

#H_Expression_BCD_Err

アニメーションの演算で「BCDエラー」が発生するとONになります。

#H_Expression_Division_Err

アニメーションの演算で「ゼロ除算エラー」が発生するとONになります。

#H_Expression_Overflow

アニメーションの演算では、「64ビット符号あり」のデータを「32ビット符号あり」に格納する際、「丸め」を行います。その丸めが発生するとONになるシステム変数です。

#H_GW_AnalyzeModeFlag

GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。

GP-4G01と既存システムの通信調整を開始するためのシステム変数です。

 

#H_GW_AnalyzeModeFlagの値を変更することで各システム変数は以下のように動作します。

#H_GW_AnalyzeModeFlag

各システム変数の動作

ON時

#H_GW_DivideInterruptSizeと#H_GW_InterruptFrequencyの値を読み込みます。

#H_GW_AverageInterruptTimeと#H_GW_MaximumInterruptTimeに0を書き込みます。

ON中

#H_GW_AverageInterruptTimeにホスト機器と接続機器間の遅延時間の平均値が書き込まれます。

#H_GW_MaximumInterruptTimeにホスト機器と接続機器間の最大遅延時間が書き込まれます。

 

 

#H_GW_SaveConfigCompletion

GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。

システム変数#H_GW_SaveConfigTriggerで実行した保存処理が完了するとONになります。
本システム変数は自動的にはOFFになりません。ONになったことを確認後、OFFにしてください。

 

#H_GW_SaveConfigTrigger

GP-4G01用のシステム変数です。[ゲートウェイモードを使用する]が有効のときのみ使用可能です。

ONにすると以下のシステム変数の値を本体内のプロジェクトデータに保存します。保存処理の完了は #H_GW_SaveConfigCompletion で確認できます。

 

#H_IsAutoUnlockTimerMoved

操作ロックの自動解除タイマーの動作状況を表示するシステム変数です。

動作していません。

動作中です。

#H_IsLockedState

操作中の表示器またはGP-Viewer EXの操作ロック状況を表示するシステム変数です。

操作ロックとは、EtherマルチリンクやGP-Viewer EXなどを使用することで複数の機器から操作可能な場合に、1台で操作を開始すると他の機器での操作ができないようにする機能です。

操作中の表示器(またはGP-Viewer EX)からの操作ができない状態になった場合(つまり他の機器で操作ロックが行われた場合)に、このシステム変数のビットがONになります。

操作ロックについては以下を参照してください。

7.7 操作中はほかの表示器からの操作を禁止したい(Etherマルチリンク)

37.3.2 GP-Pro EXの起動 ~ プロジェクトファイルの作成 - GP-Viewer EX

10.15.4.1 特殊スイッチ - スイッチ機能

#H_IsLockOwner

操作中の表示器またはGP-Viewer EXの操作ロック状況を表示するシステム変数です。

操作ロックとは、EtherマルチリンクやGP-Viewer EXなどを使用することで複数の機器から操作可能な場合に、1台で操作を開始すると他の機器での操作ができないようにする機能です。

操作中の表示器(またはGP-Viewer EX)で操作ロックを行った場合(つまり他の機器が操作できない状態になった場合)に、このシステム変数のビットがONになります。

操作ロックについては以下を参照してください。

7.7 操作中はほかの表示器からの操作を禁止したい(Etherマルチリンク)

37.3.2 GP-Pro EXの起動 ~ プロジェクトファイルの作成 - GP-Viewer EX

10.15.4.1 特殊スイッチ - スイッチ機能

#H_IsMasterDispUnit

Etherマルチリンク接続時の表示器の局状態を表示するシステム変数です。Etherマルチリンクのマスタ局であればONになります。

#H_IsSlaveDispUnit

Etherマルチリンク接続時の表示器の局状態を表示するシステム変数です。Etherマルチリンクのスレーブ局であればONになります。

#H_LadderMonitor

ラダーモニターを起動するシステム変数です。LS2078のビット1に格納します。このシステム変数のビットがONになると、ラダーモニターが起動します。

#H_LadderMonitorCache

ラダーモニターを起動するシステム変数です。LS2078のビット3に格納します。このシステム変数のビットがONになると、ラダーモニターが起動し、CFカード/SDカードにキャッシュされているラダープログラムを表示されます。

#H_OffBit

表示器の起動時にOFFになります。

表示器によって値が変更されるのは起動時のみです。常時OFFのビットとして使用する場合は、書き込みを行わないでください。

#H_OnBit

表示器の起動時にONになります。

表示器によって値が変更されるのは起動時のみです。常時ONのビットとして使用する場合は、書き込みを行わないでください。

#H_RecipeControlCopy

拡張レシピのコピーを作成します。

拡張レシピのコピーを行う場合は#H_RecipeIDにコピー元となる拡張レシピのIDを設定します。#H_RecipeControlCopyをONにすると拡張レシピのコピーを開始します。処理を実行すると途中でキャンセルできません。
このシステム変数は自動的にOFFになりません。#H_RecipeResultCopyでコピーの終了を確認し、OFFに戻してください。

  1. #H_RecipeControlCopyをONにすると拡張レシピのコピーを開始し、#H_RecipeProcessingのビット9がONになります。

  2. 処理が終了すると#H_RecipeProcessingのビット9がOFFになり、#H_RecipeResultCopyのビット1がONになります。

  3. #H_RecipeResultCopyのビット1がONになっていることを確認後、#H_RecipeControlCopyをOFFにします。#H_RecipeControlCopyをOFFにすると#H_RecipeResultCopyのビット1もOFFになります。

#H_RecipeControlCSVExport

#H_RecipeGroupIDで指定した拡張レシピデータを、CSV形式のファイルとして外部ストレージに保存します。

処理状況は#H_RecipeProcessingに、また処理結果は#H_RecipeResultCSVに格納されます。

#H_RecipeControlCSVImport

外部ストレージ内にある#H_RecipeGroupIDで指定した拡張レシピデータ(CSVファイル)を、表示器に読み出します。

処理状況は#H_RecipeProcessingに、また処理結果は#H_RecipeResultCSVに格納されます。

#H_RecipeControlMapAddress

マップアドレスの設定値を拡張レシピの要素値として保存します。

ONにするとマップアドレスの設定値で拡張レシピデータの要素値が上書きされます。編集対象となるのは表示器上で選択されている拡張レシピです。保存処理を実行すると途中でキャンセルできません。
このシステム変数は自動的にOFFになりません。#H_RecipeProcessingで更新処理の終了を確認し、OFFに戻してください。

  1. #H_RecipeControlMapAddressをONにするとマップアドレスから要素値への上書き処理が開始し、#H_RecipeProcessingのビット14がONになります。

  2. 上書き処理が終了すると#H_RecipeProcessingのビット14がOFFになり、ビット15がONになります。

  3. #H_RecipeProcessingのビット15がONになっていることを確認後、#H_RecipeControlMapAddressをOFFにします。#H_RecipeControlMapAddressをOFFにすると#H_RecipeProcessingのビット15もOFFになります。

#H_RecipeControlReload

拡張レシピの要素値を表示器内のプロジェクトデータから読み出します。

#H_RecipeControlReloadをONにすると、表示器内のプロジェクトデータから選択中の拡張レシピを読み出します。

#H_RecipeControlSave

拡張レシピを保存します。

#H_RecipeControlSaveをONにすると、選択中の拡張レシピの要素値が保存されます。
このシステム変数は自動的にOFFになりません。#H_RecipeProcessingのビット13で保存処理の終了を確認し、OFFに戻してください。

#H_RecipeControlSearch

拡張レシピの検索を開始するためのシステム変数です。

ONにすると#H_RecipeGroupIDで指定した拡張レシピグループ内のレシピ検索を開始します。検索処理は途中でキャンセルできません。検索処理を開始する前に検索する拡張レシピラベルを#H_RecipeSearchTargetで、検索オプションを#H_RecipeSearchOptionで指定します。
#H_RecipeControlSearchは自動的にOFFになりません。#H_RecipeResultSearchで検索処理の終了を確認し、OFFに戻してください。

  1. #H_RecipeControlSearchをONにすると検索が開始され、#H_RecipeResultSearchのビット0がONになります。

  2. 検索処理が終了すると#H_RecipeResultSearchのビット0がOFFになり、ビット1がONになります。

  3. #H_RecipeResultSearchのビット1がONになっていることを確認後、#H_RecipeControlSearchをOFFにします。#H_RecipeControlSearchをOFFにすると#H_RecipeResultSearchのビット1もOFFになります。

 

#H_RecipeControlSend

#H_RecipeGroupID、#H_RecipeID で指定した拡張レシピデータを表示器から接続機器へ転送します。処理状況は#H_RecipeProcessingに、また処理結果は#H_RecipeResultTransferに格納されます。

転送中に以下の操作を行った場合は処理が中止され、#H_RecipeResultTransferにエラーステータスが格納されます。

転送方法については以下を参照してください。
26.19.2 転送手順 - 拡張レシピデータを作成 / 転送したい

#H_RecipeControlUpload

接続機器からデータを読み出し、#H_RecipeGroupID、#H_RecipeID で指定した拡張レシピデータとして表示器に取り込みます。処理状況は#H_RecipeProcessingに、また処理結果は#H_RecipeResultTransferに格納されます。

受信中に以下の操作を行った場合は処理が中止され、#H_RecipeResultTransferにエラーステータスが格納されます。

転送方法については以下を参照してください。
26.19.2 転送手順 - 拡張レシピデータを作成 / 転送したい

#H_RecipeStatusEdit

拡張レシピデータリストで要素値が編集状態になるとONになります。

ONの間は拡張レシピデータの受信およびインポート/エクスポートは行えません。

#H_RemoteHMI_DisableConnections

Pro-face Remote HMIのクライアントとサーバーの接続を切断するシステム変数です。

設定値

内容

ON

ONの間はクライアントをサーバーに接続することができません。クライアントとサーバーが接続中にこのシステム変数をONにすると接続が切断されます。

OFF

クライアントとサーバーは接続できます。

 

 

#H_Reset

表示器を再起動するシステム変数です。このシステム変数のビットがONになると、表示器が再起動します。

#H_Status_AlarmSave

GP-4100シリーズ(GP-411*T3を除く)をお使いの場合、#H_Control_StopAlarmSaveをONしてアラーム履歴の保存が完了すると、このシステム変数のビットがONになります。#H_Control_StopAlarmSaveをOFFすると自動的にOFFになります。

#H_Status_DispOnOff

表示器の画面表示状態を表示するシステム変数です。

通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0006のビット9に、メモリリンク方式の場合は0001のビット9に格納します。表示器の画面表示がOFFのときに、このシステム変数がONになります。

#H_Status_HistoricalTrend

ヒストリカルトレンドグラフの過去データ表示モードの状況を表すシステム変数です。表示器で表示しているヒストリカルトレンドが過去データ表示モードに切り替わると、ONになります。過去データ表示モードが解除されると、OFFになります。

#H_Status_JpegCaptureCompletion

表示器で表示している画面の保存状況を表示するシステム変数です。画面の保存が完了すると、このシステム変数のビットがONになります。

#H_Status_JpegCaptureProcess

表示器で表示している画面の保存状況を表示するシステム変数です。画面の保存中に、このシステム変数のビットがONになります。

#H_Status_PLCmonopoly

シリアルマルチリンク接続時に他の表示器がPLCを専有するとONします。LS0006のビット7に格納します。

#H_Status_Print

表示器の印刷状態を表示するシステム変数です。次の機能に対する印刷の実行中に、このシステム変数がONになります。通信方式がダイレクトアクセスの場合はLS0006のビット2に、メモリリンク方式の場合は0001のビット2に格納します。

#H_Status_SDUsing

表示器に接続しているSDカードの接続状況を表示するシステム変数です。

次のいずれかの状態です。

SDカードが表示器に接続中です。

#H_Status_SecureWriteProcess

セキュリティデータの書き込み状況を表示するシステム変数です。セキュリティデータ書き込み中は、このシステム変数のビットがONになります。

#H_Status_SecureWriteCompletion

セキュリティデータの書き込み状況を表示するシステム変数です。セキュリティデータ書き込みが完了すると、このシステム変数のビットがONになります。

#H_Status_USBUsing

表示器に接続しているUSBストレージの接続状況を表示するシステム変数です。

次のいずれかの状態です。

USBストレージが表示器に接続中です。

#H_Status_WindowInterlock

[ウィンドウ以外のタッチを無効にする]を設定したウィンドウの表示状況を表示するシステム変数です。

[ウィンドウ以外のタッチを無効にする]を設定しているウィンドウを表示すると、このシステム変数のビットがONになります。

このシステム変数のビットがONの状態で、新しく[ウィンドウ以外のタッチを無効にする]を設定していないウィンドウを表示しても、ビットはONのままです。[ウィンドウ以外のタッチを無効にする]を設定しているウィンドウをすべて閉じると、ビットはOFFになります。

#H_TagConsistencyTrigger

タグの整合性チェックを開始したいときにONにします。

整合性チェックの操作手順については、以下を参照してください。

7.8.2 タグの整合性チェック

#H_TagConsistencyCheckCancel

タグの整合性チェックを中止したいときにONにします。

#H_TransferChange

プロジェクトファイル転送終了後に表示器が再起動し、ONになるシステム変数です。

スクリプトの起動条件として利用できます。

このシステム変数は一度ONになると、任意にOFFしない限り、表示器の電源をOFFするまでONし続けます。

[PLC*]#H_ErrorStatus

接続機器との通信エラー状況を確認するためのシステム変数です。

通信状態は正常です。

通信状態に異常があります。

[PLC*]#H_ScanOffStatus

接続機器の通信スキャン状況を表示するシステム変数です。通信スキャンコントロール([PLC*]#H_ScanOffControl)で通信スキャンを停止すると、このシステム変数のビットがONになります。

[接続機器1]の1~32台目までの値が、LS9560~LS9561の各ビットに順に格納されます。同様に、[接続機器2]の値がLS9562~LS9563に、[接続機器3]の値がLS9564~LS9565に、[接続機器4]の値がLS9566~LS9567に格納されます。

[PLC*]#H_ScanOffControl

接続機器の通信スキャンを制御するシステム変数です。このシステム変数のビットをONにすると、通信スキャンが停止します。

[接続機器1]の1~32台目までの値が、LS9550~LS9551の各ビットに順に格納されます。同様に、[接続機器2]の値がLS9552~LS9553に、[接続機器3]の値がLS9554~LS9555に、[接続機器4]の値がLS9556~LS9557に格納されます。