表示器画面を操作した履歴(ログ)を残すことで、異常発生前にどのような操作が行われたのかなどの原因分析に役立ちます。またパスワード設定で[ユーザID]を設定しておけば、操作した人の特定ができます。
表示器のバックアップメモリ(SRAM)に収集される操作ログは通常、指定した回数は自動保存されます。指定したコントロールアドレスの0ビットめをONして外部ストレージに保存することもできます。保存時にCSV形式に変換されるので、表示器画面上で[CSV表示器]を使って確認できるほか、パソコン上で確認することもできます。
ユーザIDを設定するには、[パスワード設定]で[ユーザIDを追加する]を有効にするとユーザIDの登録ができます。
23.10.1.1 パスワード設定
操作ログが外部ストレージに保存されるタイミングは以下を参照してください。
23.14.5 操作ログの保存
外部ストレージに保存した操作ログは、特殊データ表示器[ファイルマネージャ]と[CSV表示器]を使用して表示器画面上に表示することができます。
26.7 CSVデータを画面上に表示したい / 編集したい
操作ログ取得時に、指定したワードアドレスに格納されている値も一緒に読み込むことができます。
23.10.2 操作ログ設定
Pro-face Remote HMIを使って表示器の画面を操作した場合は、同期モード/非同期モードに関わらず、操作ログが残ります。