26.19.2 転送手順 - 拡張レシピデータを作成 / 転送したい

拡張レシピデータは外部ストレージや表示器のバックアップメモリ(SRAM)を使用することなく、表示器と接続機器間で転送できます。

転送方法は、タッチで転送する手動転送と、システム変数を使って転送する自動転送の2つがあります。

タッチで転送 (手動転送)

拡張レシピリストでレシピを選択し、転送用スイッチをタッチします。

自動転送

システム変数を使用して転送します。

  1. #H_RecipeGroupIDにレシピグループIDを格納します。

  2. #H_RecipeIDにレシピIDを格納します。

  3. #H_RecipeControlSendをONにします。指定したレシピグループID、レシピIDのデータが接続機器に書き込まれます。

  4. 転送が完了すると、#H_RecipeProcessingのビット1(転送完了ビット)がONになります。転送完了ビットがONしたことを確認して、#H_RecipeControlSendをOFFにしてください。

Bit0: 転送中(転送が終わると自動的にOFFになります)

Bit1: 転送完了(#RecipeControlSendをOFFすると自動的にOFFになります)

  1. #H_RecipeGroupIDにレシピグループIDを格納します。

  2. #H_RecipeIDにレシピIDを格納します。

  3. #H_RecipeControlUploadをONにします。接続機器のデータが読み出され、表示器内の指定したレシピグループID、レシピIDのデータが上書きされます。

  4. 転送が完了すると、#H_RecipeProcessingのビット3(受信完了ビット)がONになります。受信完了ビットがONしたことを確認して、#H_RecipeControlUploadをOFFにしてください。

Bit2: 受信中(データの読み出しが終わると自動的にOFFになります)

Bit3: 受信完了(#H_RecipeControlUploadをOFFすると自動的にOFFになります)