ファイリングデータを表示器内のバックアップメモリ(SRAM)と接続機器間で転送します。
転送準備
GP-Pro EX上で作成したファイリングデータは、画面転送によって表示器の内部メモリ(画面エリア*1)または外部ストレージ(外部ストレージ*2)に格納されます。
ファイリングデータ転送を行うには、まずファイリングデータをバックアップメモリ(SRAM)に書き込む必要があります。
26.15.1 ファイリングデータ転送(動作設定)
*1 画面データなどが記憶されるメモリです。GP-Pro EXで作成したファイリングデータは、画面転送によってこのメモリに記憶されます。
*2 パソコンのUSBストレージ出力先フォルダ内のデータは、画面転送によって表示器に接続しているUSBストレージに転送することはできません。パソコンでフォルダ内のデータをUSBストレージにコピーした上で、そのUSBストレージを表示器に接続してください。
ファイリングデータ転送
バックアップメモリ(SRAM)内のファイリングデータを接続機器へ、また接続機器のデータをバックアップメモリ(SRAM)へ転送します。
自動転送と手動転送の2つの転送方法があります。
自動転送 |
コントロールアドレスを設定し、接続機器からビットをONすることでデータを転送します。 |
手動転送 |
画面上に特殊データ表示器[ファイリング]を配置することで、転送したいデータ(ブロック)を画面上で選択し、転送スイッチをタッチしてデータを転送します。 |
内部デバイス経由のファイリングデータ転送
バックアップメモリ(SRAM)内のファイリングデータは、表示器画面上からは直接編集できません。内部デバイスにデータを格納することにより、表示器画面上のデータ表示器を使用して編集できます。
26.17.4 内部デバイス経由での手動転送
外部ストレージへの保存
バックアップメモリ(SRAM)に格納されたデータは、外部ストレージに保存できます。
システム設定[本体設定]-[動作設定]タブの[データ保存]で設定します。
5.4.4.4 本体設定[動作設定] - メモリカード設定
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データの消失
上記の指示に従わないと、物的損害を負う可能性があります。 |