ファイリングデータ機能を使用する
ファイリングデータ転送を行うかどうかを指定します。
複数フォルダを使用する
複数のフォルダを作成するかどうかを指定します。
転送準備(ファイリングデータ→ SRAM)
コントロールワードアドレス
ファイリングデータをバックアップメモリ(SRAM)へ書き込むためのワードアドレスを指定します。このアドレスのビット0をONするとバックアップメモリ(SRAM)へのデータ書き込みを開始します。転送元の指定はビット8、ビット9で行います。
このアドレスは自動ではOFFされません。[書込み完了ビットアドレス]のONを確認後、ビット0をOFFしてください。
複数フォルダを使用する場合は、先にフォルダ番号を設定する必要があります。バックアップメモリ(SRAM)に書き込むフォルダ番号(1~8999)を格納してからコントロールアドレスのビット0をONします。
アドレスに指定したデバイスによって使用されるアドレス数は異なります。
例)アドレスに16ビットデバイスを指定した場合
バックアップメモリ(SRAM)に格納できるのは1フォルダ分のみです。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をお使いの場合、コントロールワードアドレスのビット0は使えますが、ビット1以降は使えません。
書込み完了ビットアドレス
バックアップメモリ(SRAM)への書き込みが完了したかどうかを確認するためのビットアドレスを指定します。ファイリングデータが正常にバックアップメモリ(SRAM)に格納されるとONになります。完了を確認したあとは、このアドレスをOFFしてください。
バックアップメモリ(SRAM)に転送できなかった場合(空き容量が不足していた場合や、コントロールアドレスのビット8とビット9を両方ONした場合など)には、表示器内部デバイスのLS2032のビット9がONします。
転送を接続機器よりコントロール
ファイリングデータ転送を接続機器からコントロールする(自動転送する)かどうかを指定します。
手動転送を行う場合はここを指定する必要はありません。
転送設定(SRAM←→接続機器)
コントロールワードアドレス
バックアップメモリ(SRAM)と接続機器間の転送をコントロールするワードアドレスを指定します。アドレスに指定したデバイスによって使用されるアドレス数は異なります。
ファイル番号とブロック番号をBin形式で指定してからこのアドレスのビット0をONすると転送を開始します。転送先の指定はビット8で行います。
アドレスに指定したデバイスによって使用されるアドレス数は異なります。
例)アドレスに16ビットデバイスを指定した場合
このアドレスは自動ではOFFされません。[転送完了ビットアドレス]のONを確認後、ビット0をOFFしてください。
転送完了ビットアドレス
バックアップメモリ(SRAM)と接続機器間の転送完了を確認するためのビットアドレスを指定します。転送が正常に完了するとこのビットがONになります。転送完了を確認したあとはこのアドレスをOFFしてください。
バックアップメモリ(SRAM)と接続機器間の転送ができなかった場合は、表示器内部デバイスのLS2032のビット10がONします。
転送準備のタイミングチャート
指定した[コントロールワードアドレス]のビット0をONしてファイリングデータが正常にバックアップメモリ(SRAM)に格納されると、指定した[書込み完了ビットアドレス]がONになります。完了を確認したあとは、このアドレスをOFFしてください。
バックアップメモリ(SRAM)に転送できなかった場合(空き容量が不足していた場合など)は、内部デバイス(特殊リレーエリア)のLS2032のビット9がONします。再度転送を行う場合は、[コントロールワードアドレス]のビット0を一旦OFFし、通信サイクルタイムもしくは150msのいずれか長いほうの時間をおいてからONしてください。
自動転送のタイミングチャート
指定した[コントロールワードアドレス]のビット0をONしてファイリングデータが正常に転送されると、指定した[転送完了ビットアドレス]がONになります。完了を確認したあとは、このアドレスをOFFしてください。
接続機器とバックアップメモリ(SRAM)間の転送ができなかった場合(通信エラーが発生した場合など)には、内部デバイス(特殊リレーエリア)のLS2032のビット10がONします。再度転送を行う場合は、[コントロールワードアドレス]のビット0を一旦OFFし、通信サイクルタイムもしくは150msのいずれか長いほうの時間をおいてからONしてください。