サンプリングデータを表示器に接続したプリンタから印字する際のフォーマットを設定します。
ここでは[簡単設定]の設定項目について説明します。[カスタム設定]は以下を参照してください。
[アドレス設定]タブで[データ形式の混在]を設定したサンプリンググループを表示する場合、ビットデータは「ON」または「OFF」で印字されます。また文字列データは[サンプリング一覧]で設定した[言語設定]に従って印字されます。
印字をおこなう
印字を行うかどうかを指定します。サンプリングデータを印字する場合は必ずチェックを入れ、印字フォーマットを設定してください。
簡単設定/カスタム設定
印字フォーマットの設定モードを選択します。
簡単設定
フォーマットがある程度固定されているため、簡単に設定できます。
カスタム設定
自由なフォーマットが設定できます。
印字条件
印字するタイミングを選択します。
リアルタイム印字
サンプリングが行われるたびに印字を行います。
ブロック単位印字
ブロック単位で印字します。[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定していない場合のみ設定できます。
印字の開始は[印字コントロールワードアドレス]で行います。
印字コントロールワードアドレス
[印字条件]が[ブロック単位印字]の場合のみ、印字開始を制御するアドレスを設定します。指定したアドレスの0ビットめをONすると印字を開始します。
ワードアドレスは、印字開始をコントロールする領域とブロック番号を指定する領域の連続2ワード分を自動的に使用します。ブロック番号を指定してから印字を開始してください。
印字完了ビットアドレス
[印字条件]が[ブロック単位印字]の場合のみ、印字の完了を確認するアドレスを設定します。
指定したブロックの印字が完了した時点でONになります。このビットのONを確認してから次のブロックの印字を行ってください。
日付
日付を印字するかどうかを指定し、印字する場合は表示形式を[yy/mm/dd]、[mm/dd/yy]、[dd/mm/yy]、[mm/dd]、[yy年mm月dd日]、[mm月dd日]から選択します。「yy」は西暦の下2桁を表し、「mm」「dd」はそれぞれ月と日を2桁で表示します。
[yy年mm月dd日]、[mm月dd日]は、サンプリング一覧の[言語設定]が[日本語]の場合のみ選択できます。
時刻
時刻を印字するかどうかを指定し、印字する場合は表示形式を[hh:mm]、[hh:mm:ss]、[hh:mm:ss.ms]、[hh時mm分]、[hh時mm分ss秒]から選択します。「hh」は時間、「mm」は分、「ss」は秒を示し、それぞれ2桁で表示します。「ms」はミリ秒で3桁表示です。
[hh時mm分]、[hh時mm分ss秒]は、サンプリング一覧の[言語設定]が[日本語]の場合のみ選択できます。
文字数
[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定している場合、セルに表示させる文字数を10~100で設定します。
項目名(横) 文字数
[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定していない場合、項目名の行を印字するかどうかを指定します。印字する場合は項目名の文字数を半角10~100で設定します。
日付列、時刻列の項目名にはそれぞれ「Date」、「Time」が、データ列にはアドレスが印字されます。
項目名(縦)
項目名列を印字するかどうかを指定します。
データ表示
[データ形式設定]をクリックすると[データ設定]ダイアログボックスが開き、データ形式や取得範囲、表示桁数などが設定できます。
合計
[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定していない場合、合計行を印字するかどうかを指定します。[合計形式設定]をクリックすると[集計設定]ダイアログボックスが開き、集計行の表示桁数などが設定できます。
罫線
罫線を印字するかどうかを選択します。
プレビュー
印字イメージを確認するプレビュー画面を開きます。
プレビューエリア
設定した内容に合わせて印字フォーマットを表示します。
[動作設定]タブの拡張設定で[指定回数終了時に古いデータから上書きする]を指定している場合、データ行が1行のみ表示されます。指定していない場合は、[回数]分のデータ行が表示されます。
[指定回数終了時に古いデータから上書きする]指定あり
[指定回数終了時に古いデータから上書きする]指定なし