25.11.7.1 印字 / データ設定 - データ形式

[データ形式設定]をクリックすると、次のダイアログボックスが表示されます。

列番号

[アドレス設定]タブで[データ形式の混在]を指定している場合、選択している列の番号が表示されます。

アドレス

[アドレス設定]タブで[データ形式の混在]を指定している場合、選択している列のアドレスが表示されます。

スケーリング設定

データの取得範囲と表示範囲の設定を行うかどうかを指定します。指定した場合は次のような設定項目が表示されます。

データ形式

扱うデータの形式を[Dec]、[Hex]、[BCD]、[Float]から選択します。

[Float]は[アドレス設定]タブで32ビット長を指定している場合のみ選択できます。

符号+/-

データにマイナス符号を付加するかどうかを指定します。[データ形式]が[Dec]の場合のみ設定できます。

取得範囲

取得符号

[スケーリング設定]を指定し[データ形式]が[Dec]、[Hex]の場合、負の数を扱うかどうかを設定します。

正の数のデータのみです。

負の数は2の補数で扱われます。

負の数はMSB符号(最上位ビット)で扱われます。

ビット長

[スケーリング設定]を指定し、[アドレス設定]タブの[データ長]が[8ビット]または[16ビット]の場合に、使用するビット長を設定します。

8ビット : 1~8

16ビット : 1~16

最小値、最大値

[スケーリング設定]を指定した場合のみ、データの取得範囲を設定します。[データ形式]と[取得符号]により設定範囲が異なります。

ビット長

データ形式

取得符号

取得範囲

8ビット

Dec

無し

0 ~ 255

2の補数

-128 ~ 127

MSB符号

-127 ~ 127

Hex

無し

0 ~ 255

2の補数

-128 ~ 127

MSB符号

-127 ~ 127

BCD

-

0 ~ 99

16ビット

Dec

無し

0 ~ 65535

2の補数

-32768 ~ 32767

MSB符号

-32767 ~ 32767

Hex

無し

0 ~ 65535

2の補数

-32768 ~ 32767

MSB符号

-32767 ~ 32767

BCD

-

0 ~ 9999

32ビット

Dec

無し

0 ~ 4294967295

2の補数

-2147483648 ~ 2147483647

MSB符号

-2147483647 ~ 2147483647

Hex

無し

0 ~ 4294967295

2の補数

-2147483648 ~ 2147483647

MSB符号

-2147483647 ~ 2147483647

BCD

-

0 ~ 99999999

Float

-

-9.9e16 ~ 9.9e16

[スケーリング設定]を指定している場合は[表示範囲]の最小値、最大値が表示されます。

表示範囲

表示符号+/-

[スケーリング設定]を指定し[データ形式]が[Dec]の場合のみ、表示データに符号を付加するかどうかを指定します。[データ形式]が[Float]の場合は指定あり固定です。

四捨五入

入力値を表示範囲に換算した際の小数値を四捨五入するかどうか指定します。四捨五入を行わない場合は切り捨てとなります。

最小値、最大値

[スケーリング設定]を指定した場合のみ、表示範囲の最小値、最大値を指定します。[データ形式]と[表示符号+/-]の指定の有無により設定範囲が異なります。

ビット長

データ形式

表示符号 +/-

表示範囲

8ビット

Dec

0 ~ 255

-128 ~ 127

Hex

-

0 ~ FF

BCD

-

0 ~ 99

16ビット

Dec

0 ~ 65535

-32768 ~ 32767

Hex

-

0 ~ FFFF

BCD

-

0 ~ 9999

32ビット

Dec

0 ~ 4294967295

-2147483648 ~ 2147483647

Hex

-

0 ~ FFFFFFFF

BCD

-

0 ~ 99999999

Float

有(固定)

-9.9e16 ~ 9.9e16