2.1 プロジェクトファイルとは

GP-Pro EXで作成したファイルのことを「プロジェクトファイル」と呼びます。

プロジェクトファイルは、作成した画面データや表示器の情報、接続機器ドライバの情報、フォントやその他の設定した情報のかたまりです。
プロジェクトファイルを表示器に転送することで、表示器に画面が表示され、接続機器と通信して操作が行えます。

画面の種類

プロジェクトファイルを構成する画面は主にベース画面、ウィンドウ画面の2つの画面があります。

ベース画面は、表示器上でその画面切り替えたときに必ず表示される画面です。表示器に画面を表示するには必ずベース画面を使用します。

ウィンドウ画面はベース画面に重ねて表示する画面です。キーボード入力など一時的に使用する画面を、ベース画面上に呼び出して表示するときに使用します。
12.3 ウィンドウを表示したい

画面サイズは固定です。設定した表示器の画面サイズにあった大きさとなっています。

表示器の画面サイズの範囲内で、サイズを変更できます。

例)

作成できる画面数

1つのプロジェクトに作成できる画面数は、使用する表示器と、作成した個々の画面のデータサイズによって異なります。

設定できる最大画面数は次のとおりです。

画面の種類

設定できる画面数(画面No.の設定範囲)

ベース画面

1~9999

ウィンドウ画面

1~2000

ロジック画面

MAIN, INIT, SUB-01~SUB32

ファンクションブロック

ID:001~ID:128

1画面のデータサイズ

1画面の最大容量は約1Mバイトです。最大容量を超える画面は作成できません。

1画面のデータサイズは、配置した部品やその数、設定した機能などによって変動します。