28.5.1 設定手順 - 動画を再生したい / 決まった動画を再生する

再生リストに登録した順番で動画ファイルを再生します。CFカード内に再生リストを作成する手順を例に説明します。

再生リストファイルを作成する

  1. [共通設定(R)]メニューから[動画設定(O)]を選択するか、をクリックすると、次のメッセージが表示されます。[はい]をクリックすると[プロジェクト情報]ダイアログボックスが表示されます。

    • すでに[出力先フォルダ]を設定している場合、次のメッセージは表示されません。手順3から設定してください。

  2. [CFカードを使用する]にチェックを入れ、動画ファイルが保存されているフォルダを指定し、[OK]をクリックします。

  3. [動画設定]ダイアログボックスが表示されます。[再生リスト]を選択し、[新規作成]をクリックします。

  4. [再生リストの新規作成]ダイアログボックスが表示されます。再生リストファイル名(例 : Line-A)を入力して[OK]をクリックします。

  5. 作成したファイルを選択し、[追加]をクリックします。

  6. [追加]ダイアログボックスが表示されます。[CF再生(ファイル)]を選択し、[ファイル名]に再生リストに登録する動画ファイル名(例 : MC060527_152346.SDX)を入力して、[OK]をクリックします。(動画ファイルが「MC」フォルダ内にある場合は「MC\MC060527_152346.SDX」と入力します。)

  7. 同様にして、再生したい順番に動画ファイルを登録します。登録が終了したら、[閉じる]をクリックします。

    • 再生リストファイルをFTPサーバに作成する場合は、テキストファイル(メモ帳など)を使用して次のようなフォーマットでファイルを作成します。
      作成したファイル(TXT)は、動画表示器の[再生リスト]で[FTP]を選択して指定します。
      フォーマット

    • FTPサーバ内の動画ファイルを指定する
      (通し番号),FTP,FTP(FTPサーバ登録No.),(フォルダ名)\(ファイル名.SDX)

    • FTPサーバ内のフォルダを指定する
      (通し番号),FTP,FTP(FTPサーバ登録No.),(フォルダ名)\

    • FTPサーバ以外の動画ファイルを指定する(例:CFカード内のファイル)
      (通し番号),CF,\MOVIE\(フォルダ名)\(ファイル名.SDX)

    • FTPサーバ以外のフォルダを指定する(例:CFカード内のフォルダ)
      (通し番号),CF,\MOVIE\(フォルダ名)\

    • リアルタイム映像を表示する
      (通し番号),INVM

    • 通し番号は、0から順番に先頭の行から割り付けます。0~99の行が作成できます。

    • 任意のコメントを入れたいときは、行の先頭に半角「#」を付けてからコメントを入力します。コメント行や改行の行は、動画再生に影響しません。

    • FTPサーバ登録No.は、[FTPサーバ設定]で登録した番号です。

    • フォルダ名とファイル名の間は「\」で区切ります。

    • 再生リストファイルのファイル名は半角で付けます。拡張子は「.txt」です。

    • 再生できる動画ファイル数は最大100個です。
      記述例

    動画再生画面を作成する

    1. [画面一覧]ウィンドウを開き、動画を再生させるためのベース画面を開きます。
      [部品(P)]メニューの[動画表示器(O)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

    2. 配置した動画表示器をダブルクリックすると、次のダイアログボックスが開きます。
      [表示サイズ]の[1/4]を選択します。

      • 選択した「表示サイズ」が、本体の画面サイズまたは動画表示器のサイズより大きい場合、はみ出した部分の映像は表示されません。映像全体を表示するには、[表示サイズ]が動画表示器のサイズより小さくなるよう設定してください。

      • 表示サイズはご使用の機種と表示モードによって異なります。
        28.10.4.1 動画表示器 - 基本設定 / 基本

    3. [再生リスト]の[CF]を選択し、手順7で作成したファイル(例 : Line-A.TXT)にチェックを入れます。

      • [個別]を選択すると、この動画表示器に再生リストを設定できます。この場合は再生リストファイルは必要ありません。

    4. [詳細]をクリックし、[順次再生]にチェックを入れます。

    5. 操作用のスイッチを設定します。[スイッチ設定]タブを開き、[スイッチ配置]から[再生]、[一時停止]、[停止]にチェックを入れます。

    6. [形状選択]でスイッチの形状を選択し、必要に応じて銘板やカラーなどを設定します。[OK]をクリックして設定を終了します。

      • [動画表示器]の[スイッチ設定]タブで配置したスイッチは、複数設定した場合に形状やカラーを個別に設定することができません。銘板のみ個別に設定できます。形状やカラーを個別に指定したい場合は、[スイッチ設定]タブを使用せずに、スイッチランプ部品の[特殊スイッチ]-[動画表示器用スイッチ]で作成してください。
        10.15.4 特殊スイッチ

      • スイッチの形状によっては、カラーを変更できない場合があります。

      • スイッチを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。

    配置したスイッチは、個別に選択して任意の位置に移動できます。