パスワード設定に指紋を登録し、EZ指紋認証ユニットのデータベースを更新します。
表示器のパスワード設定に登録した指紋とEZ指紋認証ユニットのデータベースに登録した指紋が一致した場合に、設定したセキュリティレベルでログオンすることができます。
GP-Pro EXを起動し、[共通設定]メニューの[セキュリティ設定]から[パスワード設定]を選択するか、 をクリックします。
[セキュリティ機能を使用する]と[ユーザIDを追加する]にチェックを入れます。
セキュリティレベルを設定します。設定方法は以下を参照してください。
23.10.1.1 パスワード設定
表示器で指紋登録画面を起動するための特殊スイッチを配置します。
特殊スイッチの設定ダイアログボックスで[特殊動作]から[セキュリティ]を選択し、[動作]に[パスワード設定(画面入力)]を設定します。
表示された設定項目のうち、[ログオンしているレベル以下の編集を行う]にチェックを入れ、[OK]をクリックします。
EZ指紋認証ユニットを接続した表示器にプロジェクトを転送します。
配置した特殊スイッチをタッチします。
表示された画面で[ユーザID]と[パスワード]を入力すると、設定されているセキュリティレベルの一覧が表示されます。
ログオンしたユーザのレベル以下の内容が表示されます。ログオンしなおす場合は[Cancel]をタッチしてから再度ログオンしてください。
ユーザを選択し、[Edit]をタッチします。
表示された画面の[Register]をタッチします。
表示された画面に従って指紋を登録します。
1ユーザに対して2本分の指紋を登録する必要があります。1つの指紋を登録するにはEZ指紋認証ユニットのセンサーに指を3回当てる必要があります。
必要な指紋を登録した後にパスワード設定を終了します。
表示器に接続しているEZ指紋認証ユニットのデータベースを更新します。システム変数#H_SecurityFingerprintControlのビット1に0をセットし、ビット0をOFFからONにしてください。
システム変数の詳細は次を参照してください。
A.2.2.2 ワード型 - #Hシステム変数
EZ指紋認証ユニットのデータベースを更新中は、タッチ操作ができません。ただし、システムメニューは操作できます。