26.6.1 設定手順 - 接続機器から転送操作したい

指定したアドレス(D50)のビット0をONすると、指定したCSVデータがあらかじめ設定している条件に従って転送されるよう設定します。

  1. [共通設定(R)]メニューから[レシピ設定(R)]-[CSVデータ転送(条件設定)(T)]を選択するか、 をクリックします。次の画面が表示されます。

  2. [CSVデータを転送する]にチェックを入れ、[動作モード]は[条件動作]、[書き込みモード]は[ファイル全体]を選択します。

  3. [コントロールワードアドレス]にチェックを入れ、接続機器から転送を操作するためのアドレスを設定します。

    • 指定したアドレスを含む連続4ワード分が自動的に使用されます。

  4. 条件設定の[新規作成]をクリックします。[CSVデータ転送条件設定]ダイアログボックスが開きます。

  5. 登録する[条件No.]と[条件名]を入力します。

  6. [転送先ワードアドレス]に転送先の接続機器の先頭アドレス(D100)を指定し、転送するデータ数と表示形式、ビット長を設定します。

  7. この条件で転送させたいレシピファイル(ZR*****.csv)の[先頭番号]と[終了番号]を指定します。

    「ZR00000.csv」 ~ 「ZR00010.csv」のファイルがこの条件にしたがって転送されます。

  8. [OK]をクリックすると条件が登録され、[CSVデータ転送条件設定]ダイアログボックスが閉じます。
    登録した条件が表示されます。

    同様にして必要な分の条件を登録してください。

    • [条件名検索機能]を設定すると、検索したい条件名を設定し、その条件名と一致するCSVファイルを自動的に検索して転送できます。
      26.10.3 条件名検索機能について

    • 接続機器から外部ストレージに自動転送する場合、ファイル番号を自動的に割り付けて外部ストレージ内に新規ファイルを作成できます。
      26.10.4 自動ナンバリングについて

    • すでに作成しているCSVファイルに接続機器のデータを上書きする場合、[ファイル全体]または[データのみ上書き]の選択ができます。[データのみ上書き]を選択すると、日時と値だけが上書きされ、ほかの項目はそのまま残すことができます。