14.11.1.7 数値表示 - カラー設定 / 警報 / 基本

部品の色や数値データの警報設定を行います。

枠カラー

部品の枠の色を設定します。

数値カラー

数値の色を設定します。

影カラー

数値の影の色を設定します。

プレートカラー

部品の背景の色を設定します。

パターン

部品の背景柄を設定します。

パターンカラー

背景柄の色を設定します。

ブリンク

点滅表示の有無および点滅の速さを指定します。[枠カラー]、[数値カラー]、[影カラー]、[プレートカラー]、[パターンカラー]それぞれにブリンクの設定が可能です。

間接エリア指定

[基本設定]タブの[アドレスタイプ]で[アドレス]または[デバイスタイプ&アドレス]を選択し、かつ[カラー設定/警報]タブの[警報動作]で[アドレス]を選択した場合に表示されます。警報の上限値、下限値を格納するワードアドレスを指定する方法を選択します。

[基本設定]タブで指定した[モニタワードアドレス]に続くアドレスから下限値 → 上限値の順番に連続して割り付けられます。

例)[モニタワードアドレス]が「D100」の場合
下限値は「D101」、上限値は「D102」となります。

[下限値]、[上限値]にそれぞれ個別にワードアドレスを指定します。

警報設定

設定範囲を超えたら色を替えて表示することができます。[警報設定]を使用するかどうかを指定します。

警報動作

警報動作を選択します。

警報範囲の上限値、下限値として固定の数値を書き込んで指定します。上限値、下限値は「表示範囲」の最大値、最小値の範囲内に収まるように設定してください。範囲を超えた場合は正しく動作しません。

上限値 / 下限値が格納されているアドレスを指定します。

[警報ビットアドレス]がONになると色を替えて警報表示します。

表示範囲内に警報範囲を設定

[警報動作]が[直接]の場合、警報範囲の下限値、上限値の取得範囲を[基本設定]タブの[表示範囲]の範囲内にするかどうかを指定します。チェックを入れると、表示範囲内でしか設定できなくなります。また、あらかじめ表示範囲の下限値、上限値が入力されます。

  • 表示範囲の設定が表示されないとき、または[表示指定]が[アドレス]のときは、各データ形式の最小値~最大値までの範囲で設定できます。

警報ビットアドレス

[警報動作]が[色替え]の場合、色替えのトリガとなるビットアドレスを入力します。このビットがONになると色替えが行われます。

警報範囲 上限値 / 下限値

[警報動作]が[直接]の場合、警報範囲の上限値、下限値を設定します。[警報動作]が[アドレス]で[個別設定]の場合は上限値 / 下限値が格納されるワードアドレスを設定します。

[データ形式]と[符号 + / -]により設定範囲が異なります。

データ長

データ形式

符号+/-

範囲

8ビット

Dec

0 ~ 255

-128 ~ 127

Hex

-

0 ~ FF(h)

Oct

-

0 ~ 377(o)

Bin

-

00000000 ~ 11111111

BCD

-

0 ~ 99

16ビット

Dec

0 ~ 65535

-32768 ~ 32767

Hex

-

0 ~ FFFF(h)

Oct

-

0 ~ 177777(o)

Bin

-

0000・・・0000(16ビット) ~ 1111・・・1111(16ビット)

BCD

-

0 ~ 9999

32ビット

Dec

0 ~ 4294967295

-2147483648 ~ 2147483647

Hex

-

0 ~ FFFFFFFF(h)

Bin

-

0000・・・0000(32ビット) ~ 1111・・・1111(32ビット)

BCD

-

0 ~ 99999999

Float

-

-9.9e16 ~ 9.9e16

警報カラー

警報カラーの設定を行います。

数値カラー

警報表示時の数値の色を選択します。

  • [ピクチャフォント]を選択している場合は設定できません。

プレートカラー

警報表示時の部品の背景色を選択します。

パターンカラー

警報表示時の背景柄の色を選択します。

ブリンク

点滅表示の有無および点滅の速さを指定します。[数値カラー]、[プレートカラー]、[パターンカラー]それぞれにブリンクの設定が可能です。

  • [ピクチャフォント]を選択している場合は設定できません。

  • 表示器の機種やシステム設定[本体設定]-[表示設定]の[カラー設定]により、ブリンクを設定できない場合があります。
    1.6 対応色数一覧