14.11.1.5 数値表示 - 表示設定 / 基本

表示する数値のフォントや装飾を設定します。

フォント設定

表示する数値のフォント設定を行います。

フォントタイプ

表示する数値のフォントタイプを[標準フォント]、[ストロークフォント]、[ピクチャフォント]から選択します。

標準フォント / ストロークフォント

  • 標準フォント

ビットマップフォントで、文字の縦 / 横の比率を倍率指定できます。文字を拡大 / 縮小すると輪郭が粗くなったりつぶれる場合があります。

  • ストロークフォント

文字の縦、横の比率が固定されているアウトラインフォント(線の組み合わせで定義されたフォント)です。文字を拡大 / 縮小しても綺麗な輪郭で表示できますが、容量が大きいため表示器の負担になる場合があります。

サイズ

表示する数値のフォントのサイズを選択します。

  • 標準フォント

(8~64)x(8~128)

  • 標準フォント(固定サイズ)

[6x10]、[8x13]、[13x23](表示は半角英数字のみ)

  • ストロークフォント

6~127

文字飾り

フォントの文字飾りを選択します。

  • 標準フォント

[標準]、[太字]、[影付き]
(固定サイズの[6x10]を選択した場合は[標準]、[影付き]から選択)

  • ストロークフォント

[標準]、[太字]、[中抜き]

  • [7セグ表示]、および[ストロークフォント]選択時に[ジャストサイズフォント]を指定している場合は、文字飾りを設定できません。

イメージフォント

Windowsフォントが、ビットマップデータに変換され表示器に表示されます。

フォント選択

使用するフォントを選択し、[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]を設定します。選択したフォントにより、設定できる[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]は異なります。

  • プロポーショナルフォントは選択できません。

  • データ表示器[数値表示]で使用するイメージフォントの文字は自動的に文字登録されます。登録された内容は、[イメージフォント設定]ダイアログボックスの[使用文字]で確認できます。

ピクチャフォント

あらかじめ用意されたビットマップイメージを利用することで、数値や記号がユニークに表示されます。

モデル

登録されているピクチャフォントのモデルの中から使用したいモデルを選択します。

ピクチャフォントの色を設定します。

フォントサイズ

ピクチャフォントの幅を1~200の間で設定します。

  • 高さ

ピクチャフォントの高さを1~400の間で設定します。

透過

ピクチャフォントの背景を透明に設定するかどうかを設定します。

  • 次のモデルはフォントとそのモデルがもつ背景を表示するため、フォントの背景を透明に設定することができません。

  • 7セグ タイプ1

  • 7セグ タイプ3

  • ネオン

  • LED

  • メーター

  • クレヨン

設定

選択したモデルの数値や記号などすべての文字をプレビューします。

表示桁数

表示するデータの桁数を設定します。小数点より下の桁数も含めて指定します。ただし小数点は表示桁数に含みません。

小数点桁数指定

小数点桁数指定を指定する方法を選択します。[データ形式]が[Dec]または[BCD]の場合のみ設定します。

小数点桁数として固定の数値を書き込んで指定します。(直接指定)

小数点桁数が格納されているアドレスを指定します。(間接指定)

小数点桁数

 

[小数点桁数指定]が[定数]の場合に、表示する小数点より下の桁数を設定します。

例)表示桁数を「5」、小数点桁数を「2」とした場合、以下のように表示されます。

各桁数の設定範囲は[データ形式]によって異なります。

データ長

データ形式

表示桁数

小数点桁数

設定範囲

8ビット

Dec

1 ~ 11

0 ~ 10

Hex

1 ~ 11

 —

BCD

1 ~ 11

0 ~ 10

Oct

1 ~ 11

 —

Bin

1 ~ 8

 —

16ビット

Dec

1 ~ 11

0 ~ 10

Hex

1 ~ 11

 —

BCD

1 ~ 11

0 ~ 10

Oct

1 ~ 11

 —

Bin

1 ~ 16

 —

32ビット

Dec

1 ~ 11

0 ~ 10

Hex

1 ~ 11

 —

BCD

1 ~ 11

0 ~ 10

Bin

1 ~ 32

 —

Float

1 ~ 17

0 ~ 16

小数点桁数アドレス

 

[小数点桁数指定]が[アドレス]の場合に、小数点桁数が格納されているアドレスを指定します。

表示スタイル

数値表示エリア内の数値の位置を[右詰め]、[左詰め]、[中央揃え]から選択します。

表示位置固定

数値の表示位置を部品中央に固定するかどうかを指定します。

ゼロサプレス

表示桁数を揃えるための「0」(ゼロ)を表示するかどうかを指定します。

例)表示桁数が4の場合

ゼロ表示

表示データがゼロの場合「0」を表示するための設定です。

7セグ表示

表示するデータを7セグメントで表示するかどうかを指定します。

ジャストサイズフォント

上下余白のないストロークフォントで表示するかどうかを指定します。

入力値を*で表示

入力した値を*で表示するかどうかを指定します。パスワード入力などに使用します。

プレビュー

設定に応じてデータの表示イメージを表示します。