文字列テーブルや言語設定は、アラーム設定全体(履歴、流れ表示、サマリ)で共通です。言語設定から文字列テーブルへ、または文字列テーブルから言語設定へ変更すると、設定済みのメッセージは削除されます。
文字列テーブルを使用する
文字列テーブルに登録された文字列をアラームメッセージとして使用するかどうかを指定します。運転中にアラームメッセージの言語を切り替えて表示できます。
18.7.2.4 アラーム部品 - 項目設定 / 詳細(文字列テーブル)
文字列テーブルを使用することでプロジェクトデータの転送をしなくても、起動時や任意のタイミングでアラームメッセージを外部メモリから読み込んで更新させることができます。設定内容の詳細は以下を参照してください。
18.6 転送せずに文字列テーブルを変更したい
[アラーム種別]で[拡張]を選択した場合は、必要に応じて共通設定[文字列テーブル設定]の[インデックス数を拡張する]にチェックを入れてください。
18.7.1 共通設定[文字列テーブル設定]の設定ガイド
言語設定
文字列テーブルを使用せず、メッセージを直接入力する場合に、登録するアラームメッセージの言語を[日本語]、[欧米]、[中国語(繁体字)]、[中国語(簡体字)]、[韓国語]、[ロシア語(キリル)]、[タイ語]から選択します。
エクスポート
設定内容をCSV形式で出力します。
20.16 アラーム履歴のインポート / エクスポート
インポート
CSV形式で作成した設定内容を取り込みます。
20.16 アラーム履歴のインポート / エクスポート
アラーム種別
[基本]、[拡張]から選択します。
[拡張]を選択すると、登録できるアラームメッセージ数や記憶数を次のように増やすことができます。また[累積・回数の保持]の設定や、各ブロックごとに[ユニット数]、[ポーリング周期]の設定ができます。
メッセージの登録数
表示器 |
基本 |
拡張 |
IPCシリーズ |
10000個 |
65533個 |
SP5000シリーズ*1 GP4000シリーズ GPH6000シリーズ |
2048個 *2 |
65533個 |
上記以外の機種 |
2048個 *2 |
32767個 |
*1 SP5000シリーズオープンボックスをご使用の場合は、システム設定[本体設定]-[WinGP設定]の[履歴データの保存設定]-[保存先]で[フォルダ指定]を選択すると、IPCシリーズと同じ個数まで登録できます。
*2 アラーム履歴全体(ブロック1~8)でアラームメッセージは[ビット監視]、[ワード監視]あわせて2048個まで登録できますが、[ワード監視]は768個までです。
記憶数
表示器 |
基本 |
拡張 |
IPCシリーズ |
10000個 |
10000個 |
SP5000シリーズ*1 GP4000シリーズ GPH6000シリーズ |
768個 |
2048個 |
上記以外の機種 |
768個 |
768個 |
*1 SP5000シリーズオープンボックスをご使用の場合は、システム設定[本体設定]-[WinGP設定]の[履歴データの保存設定]-[保存先]で[フォルダ指定]を選択すると、IPCシリーズと同じ個数まで記憶できます。
機種によっては拡張できないものがあります。対応機種は以下を参照してください。
1.5 機種別サポート機能一覧
GP3000シリーズで[拡張]設定を使用するには、GP3000シリーズ機能拡張メモリ(オプション品)を取り付けてください。また[システム設定]-[本体設定]の[拡張機能設定]タブで[機能拡張メモリ]を[8M]に設定してください。
[累積・回数の保持]については、以下を参照してください。
20.12.1.1 アラーム設定(共通設定)
[ユニット数]、[ポーリング周期]については、以下を参照してください。
20.12.1.2 アラーム設定(ブロック1) - ビット監視
監視アドレス数が多いと表示更新のタイミングが遅くなることがあります。