20.16 アラーム設定のインポート / エクスポート

アラーム設定のデータをCSV形式またはTXT形式のファイルとしてインポート、エクスポートできます。

汎用表計算ソフト(Microsoft Excelなど)でデータの作成や編集ができます。

CSVファイルのフォーマット

[アラーム設定]ウィンドウの[エクスポート]をクリックすると、アラーム設定の情報が次のようにCSV形式のファイルで出力されます。以下の画面はMicrosoft Excelで開いた場合を例としています。

[共通設定] - [アラーム種別] - [拡張]を選択した場合、File Versionの列の右端の数字が1になります。

Language: 言語設定(アラームメッセージの言語を以下の文字で設定します。)
「ja-JP: 日本語、en-US: 欧米、zh-TW: 中国語(繁体字)、zh-CN: 中国語(簡体字)、ko-KR: 韓国語、ru-ru: ロシア語(キリル)、th-TH: タイ語」

Color Code: カラー設定(アラームメッセージのカラーを以下のコードで設定します。)

0: カラー65,536色ブリンク無し

1: カラー32,768色1速ブリンク(予約)

2: カラー16,384色3速ブリンク

4: カラー4,096色3速ブリンク

5: モノクロ16階調3速ブリンク

6: カラー256色ブリンク無し

7: カラー64色3速ブリンク

8: カラー16色1速ブリンク

9: モノクロ8階調1速ブリンク

10: モノクロ8階調ブリンク無し

13: モノクロ16階調ブリンク無し

14: モノクロ16階調1速ブリンク

19: カラー16,777,216色ブリンク無し/カラー261,244色ブリンク無し

20: カラー4,149,304色3速ブリンク/65536色3速ブリンク

Use StringTable: 文字列テーブルを使用する「0: 無効、1: 有効」

Table No.: 使用している文字列テーブルの番号(1~16)

Block No.: ブロック番号

History: ヒストリ「0 : 無効、1 : 有効」

History Records: ヒストリ履歴の[記憶数]

Log: ログ「0: 無効、1: 有効」

Log Records: ログ履歴の[記憶数]

Active: アクティブ「0: 無効、1: 有効」

Active Records: アクティブ履歴の[記憶数]

Print Setting(0: Disable; 1: Enable): 印字設定「0: 無効、1: 有効」

Print Mode(0: Real Time; 1: Batch): 印字モード「0: リアルタイム印字、1: 一括印字」

Print Word Address: 印字ワードアドレス(入力例: [PLC1]D00100)

Completion Bit Address: 完了ビットアドレス

CSV Multiline Output: アラームをCSVファイルに保存する際にメッセージを複数行出力する「0: 無効、1: 有効」

Data Format: 日付フォーマット設定(日付の表記フォーマットを以下のコードで設定します。)

0: yy/mm/dd

1: dd/mm/yy

2: mm/dd/yy

3: 20yy/mm/dd

4: dd/mm/20yy

5: mm/dd/20yy

6: mm/dd

Backup History(0: Disable; 1: Enable): 履歴のバックアップをおこなう「0: 無効、1: 有効」

Continues Action(0: Display as a new Alarm; 1: Hide continuing Alarms): 電源投入時のアラーム継続動作「0: 新規アラームとして表示、1: 継続アラームは表示しない」

External Operation(0: Disable; 1: Enable): 外部操作

Control Word Address: コントロールワードアドレス

Completion Bit Address: 完了ビットアドレス

Group Feature(0: Disable; 1: Enable): グループ機能を使用する「0: 無効、1: 有効」

No. of Alarms Write Start Address: アラーム発生回数書き込み先頭アドレス

Accumulation(0:Disable; 1:Enable): 累積・回数の保持(アラームが発生している累積時間と、アラーム発報の回数)「0: 無効、1: 有効」

SaveTo(0:CF Card; 1:USB): 保存先 「0: CFカード、1: USBストレージ」

Trigger(0:Constant Cycle; 1:Bit ON; 2:Bit Change): 保存条件「0: 周期、1: ビットON、2: ビット変化」

Cycle: 保存を行う周期

Control Bit Address: 保存のコントロールビットアドレス

Status Address: 保存のステータスアドレス

Enable Banner(0: Disable; 1: Enable): 流れ表示を使用する「0: 無効、1: 有効」

Enable Summary(0: Disable; 1: Enable): サマリ表示を使用する「0: 無効、1: 有効」

Data Type(0: DEC; 1: HEX; 2: BCD): データ形式([ビット監視]の場合は「0」になります。)「0: DEC、1: HEX、2: BCD」

Sign +/-(0: No Sign; 1: Sign):  符号([ビット監視]の場合は「0」になります。)「0: 符号なし、1: 符号あり」

Unit Count: ユニット数(監視アドレスを設定するユニットの数)

Pollilng Cycle: ポーリング周期(監視アドレスを読み込むポーリング周期)

Unit Names: ユニット名(監視アドレスを設定するユニット名。[文字列テーブルを使用する]が有効の場合は「文字列テーブルインデックス番号:ユニット名」のフォーマットになります。)

Block1~8: ブロック番号1~8(使用しないブロックは項目名のみ入力します。設定するブロック番号の下に設定内容を入力します。)

No. of Address: 設定アドレス数

Common Address1~8: 同じアドレスを使用する「0: 使用しない、1: 使用する」(データ値を取得する場合のみ入力します。)

Bit Log: ビット監視

No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)

Bit Address: ビットアドレス

Trigger Condition: 発報条件

Index No.: 文字列テーブルインデックス番号([文字列テーブルを使用する]が有効の場合のみ出力されます。無効の場合はIndex No.列はありません。)

Message: メッセージ(複数行表示されたメッセージはダブルクウォーテーションで囲まれて出力されます。)

Level: レベル

Group No.: グループ番号

Sub Display Screen No.: サブ表示画面番号

Address1~8: 設定アドレス1~8(アドレス値のみ入力します。ワードアドレスを設定する場合は以下の項目を入力します。)

Bit Count: 設定アドレスのビット長の設定「0: 16ビット、1: 32ビット、2: 8ビット」

Data Type: データ形式「0: DEC、1: HEX、2: BCD、3: FLOAT」
(「3」の[FLOAT]はBit Count(ビット長)が「1: 32ビット」の場合のみ設定できます。)

Sign: 符号「0: 符号なし、1: 符合あり」

Total Display Digits: 表示桁数「1~11: DEC/HEX/BCD、1~17: FLOAT」

Decimal Places: 小数点桁数(「表示桁数-1」が最大入力範囲)

Display Position: 表示位置「0: 左詰め、1: 右詰め」

Zero Suppress: ゼロサプレス(表示する数値が表示桁数よりも少ない場合に「0」を表示するかどうかを設定します。)「0: 0を表示する、1: 0を表示しない」

Round Off:  四捨五入(Data Type(データ形式)が「3: Float」の場合のみ設定できます。)「0: しない、1: する」

Data Category: データ種別「0: 数値、1: 日付/時間」

Tag Data Type: データ型「0: TIME、1: DATE、2: TIME_OF_DAY」

Date Time: フォーマット([データ種別]で[日付/時間]を選択した場合のフォーマットを参照してください)

First Item Digits: 先頭項目桁数(Tag Data Type(データ型)が「0:TIME」の場合のみ設定できます。)

Day Of The Week: 曜日(Tag Data Type(データ型)が「1: DATE」の場合のみ設定できます。)「0: OFF、1: ON」

Word Log: ワード監視

No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)

Word Address: ワードアドレス

Trigger Condition (X : Word Address Value): 発報条件設定(X=[警報値]で設定します。)

Bit Count: 警報値のビット長の設定「0: 16ビット、1: 32ビット」

Message: メッセージ(複数行表示されたメッセージはダブルクウォーテーションで囲まれて出力されます。)

Level: レベル

Group No.: グループ番号

Sub Display Screen No.: サブ表示画面番号

Address1~8: 設定アドレス1~8(アドレス値のみ入力します。ワードアドレスを設定する場合は「Bit Log」のAddress1~8(設定アドレス1~8)を参照してください。)

Font Type(0:Standard Font; 1:Stroke Font)フォント「0: 標準フォント、1: ストロークフォント

Font Size: フォントサイズ(標準フォントの場合は例: 8x16→W:8;H:16、ストロークフォントは8、16または32で設定します。)

No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)

Bit Address: ビットアドレス

Message: メッセージ

Text Color: 文字カラー

Blink: ブリンク

Background Color: 背景カラー

Blink: ブリンク

Print At Trigger Time(0:OFF; 1:ON): 発報時印刷「0: OFF、1: ON」

Print At Recovery Time(0:OFF; 1:ON): 復旧時印刷「0: OFF、1: ON」

設定項目は「Banner Setting」と同様です。

[データ種別]で[日付/時間]を選択した場合のフォーマット

No.

TIME

DATE

TIME_OF_DAY

0

-

曜日のみ表示

-

1

dd

yyyy

hh

2

hh

mm

mm

3

mm

dd

ss

4

ss

yy/mm

ms

5

ms

yyyy/mm

hh:mm

6

dd:hh

yy年mm月

hh時mm分

7

dd日hh時間

yyyy年mm月

hh時mm分*1

8

dd日hh時間*1

yy年mm月*1

mm:ss

9

hh:mm

yyyy年mm月*1

mm分ss秒

10

hh時間mm分

mm/dd

mm分ss秒*1

11

hh時間mm分*1

mm月dd日

ss.ms

12

mm:ss

mm月dd日*1

ss秒msミリ秒

13

mm分ss秒

yy-mm-dd

ss秒msミリ秒*1

14

mm分ss秒*1

yy/mm/dd

hh:mm:ss

15

ss.ms

dd/mm/yy

hh時mm分ss秒

16

ss秒msミリ秒

mm/dd/yy

hh時mm分ss秒*1

17

ss秒msミリ秒*1

yyyy-mm-dd

mm:ss.ms

18

dd:hh:mm

yyyy/mm/dd

mm分ss秒msミリ秒

19

dd日hh時間mm分

dd/mm/yyyy

mm分ss秒msミリ秒*1

20

dd日hh時間mm分*1

mm/dd/yyyy

hh:mm:ss.ms

21

hh:mm:ss

yy年mm月dd日

hh時mm分ss秒msミリ秒

22

hh時間mm分ss秒

dd日mm月yy年

hh時mm分ss秒msミリ秒*1

23

hh時間mm分ss秒*1

mm月dd日yy年

-

24

mm:ss.ms

yyyy年mm月dd日

-

25

mm分ss秒msミリ秒

dd日mm月yyyy年

-

26

mm分ss秒msミリ秒*1

mm月dd日yyyy年

-

27

dd:hh:mm:ss

yy年mm月dd日*1

-

28

dd日hh時間mm分ss秒

dd日mm月yy年*1

-

29

dd日hh時間mm分ss秒*1

mm月dd日yy年*1

-

30

hh:mm:ss.ms

yyyy年mm月dd日*1

-

31

hh時間mm分ss秒msミリ秒

dd日mm月yyyy年*1

-

32

hh時間mm分ss秒msミリ秒*1

mm月dd日yyyy年*1

-

33

dd:hh:mm:ss.ms

-

-

34

dd日hh時間mm分ss秒msミリ秒

-

-

35

dd日hh時間mm分ss秒msミリ秒*1

-

-

*1  すべて全角文字のフォーマットです。