アラーム設定のデータをCSV形式またはTXT形式のファイルとしてインポート、エクスポートできます。
汎用表計算ソフト(Microsoft Excelなど)でデータの作成や編集ができます。
CSVファイルのフォーマット
[アラーム設定]ウィンドウの[エクスポート]をクリックすると、アラーム設定の情報が次のようにCSV形式のファイルで出力されます。以下の画面はMicrosoft Excelで開いた場合を例としています。
アラーム設定をCSV形式のファイルで新規作成する場合は、下記のフォーマットに従って、各項目を入力してください。
項目名は使用しない機能の場合でも必ず入力してください。また、エクスポートしたCSVファイルの項目名を編集、削除しないでください。エラーになりインポートできません。
インポートするファイルの区切り文字に合わせて[区切り文字設定]を指定してください。
文字列テーブルを使用しているアラーム設定をインポートした場合、すでに文字列テーブルに登録されている内容が上書きされますのでご注意ください。
インポートするメッセージは1行あたり半角100文字分、40行以内に設定してください。また、入力できるメッセージは半角1200文字分までです。
GP-Pro/PBIIIからエクスポートしたCSVファイルもインポートできます。ただし、使用できるCSVファイルはVer7.29からエクスポートしたもののみです。
ヘッダ情報
[共通設定] - [アラーム種別] - [拡張]を選択した場合、File Versionの列の右端の数字が1になります。
Common Setting : 共通設定
Language:
言語設定(アラームメッセージの言語を以下の文字で設定します。)
「ja-JP: 日本語、en-US: 欧米、zh-TW: 中国語(繁体字)、zh-CN: 中国語(簡体字)、ko-KR: 韓国語、ru-ru:
ロシア語(キリル)、th-TH: タイ語」
Color Code: カラー設定(アラームメッセージのカラーを以下のコードで設定します。)
0: カラー65,536色ブリンク無し
1: カラー32,768色1速ブリンク(予約)
2: カラー16,384色3速ブリンク
4: カラー4,096色3速ブリンク
5: モノクロ16階調3速ブリンク
6: カラー256色ブリンク無し
7: カラー64色3速ブリンク
8: カラー16色1速ブリンク
9: モノクロ8階調1速ブリンク
10: モノクロ8階調ブリンク無し
13: モノクロ16階調ブリンク無し
14: モノクロ16階調1速ブリンク
19: カラー16,777,216色ブリンク無し/カラー261,244色ブリンク無し
20: カラー4,149,304色3速ブリンク/65536色3速ブリンク
Use StringTable: 文字列テーブルを使用する「0: 無効、1: 有効」
Table No.: 使用している文字列テーブルの番号(1~16)
Block Setting : ブロック設定
Block No.: ブロック番号
History: ヒストリ「0 : 無効、1 : 有効」
History Records: ヒストリ履歴の[記憶数]
Log: ログ「0: 無効、1: 有効」
Log Records: ログ履歴の[記憶数]
Active: アクティブ「0: 無効、1: 有効」
Active Records: アクティブ履歴の[記憶数]
Print Setting(0: Disable; 1: Enable): 印字設定「0: 無効、1: 有効」
Print Mode(0: Real Time; 1: Batch): 印字モード「0: リアルタイム印字、1: 一括印字」
Print Word Address: 印字ワードアドレス(入力例: [PLC1]D00100)
Completion Bit Address: 完了ビットアドレス
CSV Multiline Output: アラームをCSVファイルに保存する際にメッセージを複数行出力する「0: 無効、1: 有効」
Data Format: 日付フォーマット設定(日付の表記フォーマットを以下のコードで設定します。)
0: yy/mm/dd
1: dd/mm/yy
2: mm/dd/yy
3: 20yy/mm/dd
4: dd/mm/20yy
5: mm/dd/20yy
6: mm/dd
Backup History(0: Disable; 1: Enable): 履歴のバックアップをおこなう「0: 無効、1: 有効」
Continues Action(0: Display as a new Alarm; 1: Hide continuing Alarms): 電源投入時のアラーム継続動作「0: 新規アラームとして表示、1: 継続アラームは表示しない」
External Operation(0: Disable; 1: Enable): 外部操作
Control Word Address: コントロールワードアドレス
Completion Bit Address: 完了ビットアドレス
Group Feature(0: Disable; 1: Enable): グループ機能を使用する「0: 無効、1: 有効」
No. of Alarms Write Start Address: アラーム発生回数書き込み先頭アドレス
Accumulation(0:Disable; 1:Enable): 累積・回数の保持(アラームが発生している累積時間と、アラーム発報の回数)「0: 無効、1: 有効」
SaveTo(0:CF Card; 1:USB): 保存先 「0: CFカード、1: USBストレージ」
Trigger(0:Constant Cycle; 1:Bit ON; 2:Bit Change): 保存条件「0: 周期、1: ビットON、2: ビット変化」
Cycle: 保存を行う周期
Control Bit Address: 保存のコントロールビットアドレス
Status Address: 保存のステータスアドレス
Enable Banner(0: Disable; 1: Enable): 流れ表示を使用する「0: 無効、1: 有効」
Enable Summary(0: Disable; 1: Enable): サマリ表示を使用する「0: 無効、1: 有効」
Blocks Setting
Data Type(0: DEC; 1: HEX; 2: BCD): データ形式([ビット監視]の場合は「0」になります。)「0: DEC、1: HEX、2: BCD」
Sign +/-(0: No Sign; 1: Sign): 符号([ビット監視]の場合は「0」になります。)「0: 符号なし、1: 符号あり」
Unit Count: ユニット数(監視アドレスを設定するユニットの数)
Pollilng Cycle: ポーリング周期(監視アドレスを読み込むポーリング周期)
Unit Names: ユニット名(監視アドレスを設定するユニット名。[文字列テーブルを使用する]が有効の場合は「文字列テーブルインデックス番号:ユニット名」のフォーマットになります。)
Block1~8: ブロック番号1~8(使用しないブロックは項目名のみ入力します。設定するブロック番号の下に設定内容を入力します。)
No. of Address: 設定アドレス数
Common Address1~8: 同じアドレスを使用する「0: 使用しない、1: 使用する」(データ値を取得する場合のみ入力します。)
Bit Log: ビット監視
No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)
Bit Address: ビットアドレス
Trigger Condition: 発報条件
Index No.: 文字列テーブルインデックス番号([文字列テーブルを使用する]が有効の場合のみ出力されます。無効の場合はIndex No.列はありません。)
Message: メッセージ(複数行表示されたメッセージはダブルクウォーテーションで囲まれて出力されます。)
Level: レベル
Group No.: グループ番号
Sub Display Screen No.: サブ表示画面番号
Address1~8: 設定アドレス1~8(アドレス値のみ入力します。ワードアドレスを設定する場合は以下の項目を入力します。)
Bit Count: 設定アドレスのビット長の設定「0: 16ビット、1: 32ビット、2: 8ビット」
Data Type:
データ形式「0: DEC、1: HEX、2: BCD、3: FLOAT」
(「3」の[FLOAT]はBit Count(ビット長)が「1: 32ビット」の場合のみ設定できます。)
Sign: 符号「0: 符号なし、1: 符合あり」
Total Display Digits: 表示桁数「1~11: DEC/HEX/BCD、1~17: FLOAT」
Decimal Places: 小数点桁数(「表示桁数-1」が最大入力範囲)
Display Position: 表示位置「0: 左詰め、1: 右詰め」
Zero Suppress: ゼロサプレス(表示する数値が表示桁数よりも少ない場合に「0」を表示するかどうかを設定します。)「0: 0を表示する、1: 0を表示しない」
Round Off: 四捨五入(Data Type(データ形式)が「3: Float」の場合のみ設定できます。)「0: しない、1: する」
Data Category: データ種別「0: 数値、1: 日付/時間」
Tag Data Type: データ型「0: TIME、1: DATE、2: TIME_OF_DAY」
Date Time: フォーマット([データ種別]で[日付/時間]を選択した場合のフォーマットを参照してください)
First Item Digits: 先頭項目桁数(Tag Data Type(データ型)が「0:TIME」の場合のみ設定できます。)
Day Of The Week: 曜日(Tag Data Type(データ型)が「1: DATE」の場合のみ設定できます。)「0: OFF、1: ON」
Word Log: ワード監視
No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)
Word Address: ワードアドレス
Trigger Condition (X : Word Address Value): 発報条件設定(X=[警報値]で設定します。)
Bit Count: 警報値のビット長の設定「0: 16ビット、1: 32ビット」
Message: メッセージ(複数行表示されたメッセージはダブルクウォーテーションで囲まれて出力されます。)
Level: レベル
Group No.: グループ番号
Sub Display Screen No.: サブ表示画面番号
Address1~8: 設定アドレス1~8(アドレス値のみ入力します。ワードアドレスを設定する場合は「Bit Log」のAddress1~8(設定アドレス1~8)を参照してください。)
Banner Setting : [流れ]表示
Font Type(0:Standard Font; 1:Stroke Font)フォント「0: 標準フォント、1: ストロークフォント
Font Size: フォントサイズ(標準フォントの場合は例: 8x16→W:8;H:16、ストロークフォントは8、16または32で設定します。)
No.: 行番号(番号は連番でなくてもかまいません。)
Bit Address: ビットアドレス
Message: メッセージ
Text Color: 文字カラー
Blink: ブリンク
Background Color: 背景カラー
Blink: ブリンク
Print At Trigger Time(0:OFF; 1:ON): 発報時印刷「0: OFF、1: ON」
Print At Recovery Time(0:OFF; 1:ON): 復旧時印刷「0: OFF、1: ON」
Summary Setting : [サマリ]表示
設定項目は「Banner Setting」と同様です。
No. |
TIME |
DATE |
TIME_OF_DAY |
0 |
- |
曜日のみ表示 |
- |
1 |
dd |
yyyy |
hh |
2 |
hh |
mm |
mm |
3 |
mm |
dd |
ss |
4 |
ss |
yy/mm |
ms |
5 |
ms |
yyyy/mm |
hh:mm |
6 |
dd:hh |
yy年mm月 |
hh時mm分 |
7 |
dd日hh時間 |
yyyy年mm月 |
hh時mm分*1 |
8 |
dd日hh時間*1 |
yy年mm月*1 |
mm:ss |
9 |
hh:mm |
yyyy年mm月*1 |
mm分ss秒 |
10 |
hh時間mm分 |
mm/dd |
mm分ss秒*1 |
11 |
hh時間mm分*1 |
mm月dd日 |
ss.ms |
12 |
mm:ss |
mm月dd日*1 |
ss秒msミリ秒 |
13 |
mm分ss秒 |
yy-mm-dd |
ss秒msミリ秒*1 |
14 |
mm分ss秒*1 |
yy/mm/dd |
hh:mm:ss |
15 |
ss.ms |
dd/mm/yy |
hh時mm分ss秒 |
16 |
ss秒msミリ秒 |
mm/dd/yy |
hh時mm分ss秒*1 |
17 |
ss秒msミリ秒*1 |
yyyy-mm-dd |
mm:ss.ms |
18 |
dd:hh:mm |
yyyy/mm/dd |
mm分ss秒msミリ秒 |
19 |
dd日hh時間mm分 |
dd/mm/yyyy |
mm分ss秒msミリ秒*1 |
20 |
dd日hh時間mm分*1 |
mm/dd/yyyy |
hh:mm:ss.ms |
21 |
hh:mm:ss |
yy年mm月dd日 |
hh時mm分ss秒msミリ秒 |
22 |
hh時間mm分ss秒 |
dd日mm月yy年 |
hh時mm分ss秒msミリ秒*1 |
23 |
hh時間mm分ss秒*1 |
mm月dd日yy年 |
- |
24 |
mm:ss.ms |
yyyy年mm月dd日 |
- |
25 |
mm分ss秒msミリ秒 |
dd日mm月yyyy年 |
- |
26 |
mm分ss秒msミリ秒*1 |
mm月dd日yyyy年 |
- |
27 |
dd:hh:mm:ss |
yy年mm月dd日*1 |
- |
28 |
dd日hh時間mm分ss秒 |
dd日mm月yy年*1 |
- |
29 |
dd日hh時間mm分ss秒*1 |
mm月dd日yy年*1 |
- |
30 |
hh:mm:ss.ms |
yyyy年mm月dd日*1 |
- |
31 |
hh時間mm分ss秒msミリ秒 |
dd日mm月yyyy年*1 |
- |
32 |
hh時間mm分ss秒msミリ秒*1 |
mm月dd日yyyy年*1 |
- |
33 |
dd:hh:mm:ss.ms |
- |
- |
34 |
dd日hh時間mm分ss秒msミリ秒 |
- |
- |
35 |
dd日hh時間mm分ss秒msミリ秒*1 |
- |
- |
*1 すべて全角文字のフォーマットです。