20.12.1.2 アラーム設定(ブロック1) - ビット監視

ビットのON/OFFを監視してアラームを発報する設定を行います。

ビット監視

監視ビットアドレスがON(/OFF)するとアラームが発報します。

ジャンプ

入力した登録番号へジャンプします。

自動割付

[自動割付]ダイアログボックスが表示されます。[開始アドレス]から指定した割合でアドレスを割り付ける設定を行います。

開始アドレス

自動割り付けを開始するビットアドレスを設定します。

加算ビット数

自動割り付けするビットアドレスの数を1~(アラーム設定の最大数-現在の行の位置+1)で設定します。

アドレス加算幅

自動割り付け時に加算するビット数を0~4096で設定します。

発報条件

アラームが発報する条件を[ON]、[OFF]から選択します。

ヒストリ/ログ/アクティブ

[共通設定]タブで設定した表示モードの選択状態が表示されます。

20.12.1.1 アラーム設定(共通設定)の設定ガイド

ユニット数

[アラーム種別]で[拡張]を選択している場合、ユニット数を1~256で設定します。設定されたユニット数に応じて、監視アドレス設定の設定行が追加されます。同じメッセージに対して複数のユニットで別々の監視アドレスを設定することができます。

ポーリング周期

[アラーム種別]で[拡張]を選択している場合、アラーム監視アドレスを読み込むポーリング周期を設定します。表示器の起動直後は監視アドレスは読み込まれせん。設定したポーリング周期がきた時点からアドレスが読み込まれます。

各アラーム登録でデータ取得

アラームメッセージに対するデータ値を取得するかどうかを指定します。

設定アドレス数

データ値を取得するアドレスの数を1~8で設定します。設定したアドレス数分、[同じアドレスを使用する]設定行が追加されます。アラーム登録一覧ではアドレス設定列が入力可能となります。

同じアドレスを使用する

設定したアドレスのデータ値をアラームメッセージの内容に関係なく、ブロック内で登録されたすべてのメッセージで取得するかどうかを指定します。アドレス設定列の2行目以降は入力できなくなります。

No.

アラームメッセージの登録番号(行番号)を示します。

ユニット名

[アラーム種別]で[拡張]を選択している場合、[ユニット数]で設定したユニットの数だけ列が挿入されます。ユニット名は半角32文字以内で設定が可能です。文字列テーブルのデータを使用することもできます。アラーム発生時には、「ユニット名+メッセージ」がアラームメッセージとして表示されます。

ビットアドレス

アラームの発報を監視するビットアドレスを設定します。

発報条件

アラームが発報する条件を[ON]、[OFF]から選択します。

メッセージ

表示するアラームメッセージを半角160文字以内で設定します。

レベル

各アラームメッセージに重要度レベルを0(重要度低い)~7(重要度高い)で設定します。初期値は「0」です。アラーム部品で各レベルの発報カラー、確認カラー、復旧カラーがそれぞれ設定できます。

20.12.2.5 履歴表示-カラー設定

グループ番号

[共通設定]タブで[グループ機能を使用する]を指定した場合のみ、この項目が表示されます。各アラームメッセージにグループ番号を0~6096で設定します。

20.12.1.1 アラーム設定(共通設定)の設定ガイド

サブ表示画面番号

アラーム部品でサブ表示を行う場合、表示したい画面の番号をベース画面は0~9999で、テキスト番号は0~8999で設定します。

動画再生の場合は再生リストファイルのインデックスNo.を設定します。

アドレス1~8

アラームメッセージに対するデータ値を取得するためのアドレスを設定します。

[設定アドレス数]で指定したアドレス分の入力列が有効になります。

アクセスタイプ

アドレスのタイプを[ビット]または[ワード]から選択します。

アドレス

データ値を取得するアドレスを設定します。

  • ビットアドレスには、外部接続機器アドレス、内部アドレス、シンボル変数、システム変数が設定できます。

データ種別

[アクセスタイプ]で[ワード]を選択した場合、アドレスに格納されるデータの種別を[数値]、[日付/時間]から選択します。

数値

ビット長

データ値のビット長を[8ビット]、[16ビット]、[32ビット]から選択します。

データ形式

アドレスに格納される値のデータ形式を[Dec]、[Hex]、[BCD]、[Float]から選択します。[Float]は[ビット長]で[32ビット]を選択した場合のみ選択できます。

符号+/-

負の数を扱う場合に設定します。[データ形式]が[Dec]の場合のみ設定できます。

四捨五入

データを表示する際、端数を四捨五入するかどうかを設定します。四捨五入しない場合、端数は切り捨てとなります。[データ形式]が[Float]の場合のみ設定できます。

表示桁数、小数点桁数

表示する数値の桁数を1~11で指定します。[Float]選択時は1~17桁で指定します。小数点以下の桁数は、「表示桁数-1」を最大入力範囲として指定します。設定範囲は[ビット長]と[データ形式]により異なります。

ビット長

データ形式

表示桁数

小数点桁数

設定範囲

8ビット

Dec

1~11

0~10

Hex

1~11

-

BCD

1~11

0~10

16 ビット

Dec

1~11

0~10

Hex

1~11

-

BCD

1~11

0~10

32 ビット

Dec

1~11

0~10

Hex

1~11

-

BCD

1~11

0~10

Float

1~17

0~16

左詰め/右詰め

数値の表示位置を[左詰め]または[右詰め]から選択します。

ゼロサプレス

表示桁数を揃えるための「0」(ゼロ)を表示するかどうかを指定します。

例)表示桁数が4の場合

プレビュー

設定に応じたデータの表示イメージを表示します。

日付/時間

データ型

表示する日付/時間のデータ型を[TIME]、[DATE]、[TIME_OF_DAY]から選択します。

時間項目

表示する時間の項目を選択します。

[データ型]で[TIME]を選択した場合に表示されます。

日付項目

日付を表示するかどうかを指定し、表示する日付の項目を選択します。

[データ型]で[DATE]を選択した場合に表示されます。

曜日

曜日を表示するかどうかを指定します。

[データ型]で[DATE]を選択した場合に表示されます。

時刻項目

表示する時刻の項目を選択します。

[データ型]で[TIME_OF_DAY]を選択した場合に表示されます。

フォーマット

[時間項目]、[日付項目]、[時刻項目]で選択した項目の表示フォーマットを選択します。

先頭項目桁数

表示フォーマットの先頭になる項目の桁数を設定します。表示フォーマットは[フォーマット]で選択します。

[データ型]で[TIME]を選択した場合に表示されます。

左詰め/右詰め

表示位置を[左詰め]または[右詰め]から選択します。

プレビュー

設定に応じたデータの表示イメージを表示します。