ダイレクトアクセス方式で通信する表示器内部にはLSエリアが確保されています。
この領域は、接続機器(PLCなど)のアドレスなしに表示器内部だけで一時的な制御処理や(例「スイッチのインターロック設定」)、表示器内部で演算した値を一時的に格納するのに適しています。
LSエリア一覧
*1 システムデータエリアは最大20ワード、読み込みエリアは最大256ワード占有します。ユーザーエリアの先頭アドレスは読み込みエリア先頭アドレス(20)+読み込みエリアサイズです。
システムデータエリアと読み込みエリア、または読み込みエリアとユーザーエリアの間にまたがって部品などのアドレスを設定しないてください。
LSエリアの各アドレスに割り付けられるデバイスアドレスとサイズは、[システムエリア先頭アドレス]に設定したデバイスアドレスのビット長によって異なります。
デバイスアドレスのビット長 |
割り付けられるワード数とサイズ |
---|---|
8ビット |
2ワード(16ビット長) |
16ビット |
1ワード(16ビット長) |
32ビット |
1ワード(32ビット長) |
A.1.1.1 各アドレスの詳細 - LSエリア(ダイレクトアクセス方式)
A.1.1.5 接続機器へのシステムデータエリアの割り付け手順