A.1.1.5 接続機器へのシステムデータエリアの割り付け手順

接続機器(PLCなど)から表示器が表示している画面番号を参照したり、画面を切り替えるなど、表示器のデータを自動的に参照、制御するには、表示器内部のシステムデータエリアを接続機器(PLCなど)に割り付けてデータを共有します。

*1 先頭アドレスは次に記載の手順どおり設定してください。

*2 n=0~20 表示器内部で設定したシステムデータエリアの選択項目数によります。

*3 読み込みエリアサイズです。

*4 *=読み込みエリア先頭アドレス(20)+読み込みエリアサイズ(m)

  1. [プロジェクト]メニューの[システム設定]-[本体設定]をクリックし、[システムエリア設定]タブを開きます。

  2. 表示器と通信する接続機器(PLCなど)にアドレスを割り付けます。[システムエリア機器]で割り付け先の接続機器を選び(例「PLC1」)、先頭アドレスを[システムエリア先頭アドレス]に指定します。(例[PLC1]D00000)

    • 「読み込みエリア」では全画面共通で使用するデータや折れ線グラフの一括表示データを格納します。ご使用量にあわせて、最大256ワードまで[読み込みエリアサイズ]を指定できます。右記のアドレス(例「[PLC1]D00000」)から指定のワード数分が読み込みエリアとしてLSエリアを占有します。

  3. [システムデータエリアを使用する]にチェックを入れ、使用する項目にチェックを入れます。
    A.1.1.2 システムデータエリア(ダイレクトアクセス方式)

    • グローバルウィンドウをご使用の場合、[ウィンドウコントロール]、[ウィンドウ画面番号]、[ウィンドウ表示位置]の4ワード分を使用します。
      12.6 すべての画面でウィンドウを切り替えて表示したい

    • システムデータエリアを使用するには連続するアドレス領域が必要です。領域が足りない場合はチェックを入れることができません。使用するアドレス数は[使用ワード数]で確認できます。

  4. 以上で設定が完了しました。