ベース画面やウィンドウ画面を切り替えてサブ表示したり、図形表示器やメッセージ表示器[テキスト表示]、動画表示器を使用してベース画面上やウィンドウ画面上にサブ表示させる設定を行います。
サブ表示を使用する
サブ表示を行うかどうかを設定します。
サブ表示タイプ
サブ表示のタイプを選択します。
ベース画面
表示自体を他の画面に切り替えたり、ベース画面上に直接図形やテキストを表示します。
ウィンドウ
サブ画面をウィンドウ表示します。ウィンドウを切り替えて表示したり、ウィンドウ上に図形やテキストを表示します。
[アラーム設定]のサブ表示画面番号が「0」のアラームメッセージに対してはサブ表示しません。(設定している消去用画面を表示します。)
動作設定(ベース画面)
[サブ表示タイプ]が[ベース画面]の場合の動作を[画面切替]、[図形表示切替]、[テキスト表示切替]、[動画再生]から選択します。
画面切替
画面を切り替えてサブ表示します。
図形表示切替
図形表示部品を使用してサブ表示します。
テキスト表示切替
メッセージ表示器を使用してサブ表示します。
動画再生
動画表示器を使用してサブ表示します。
動作設定(ウィンドウ)
[サブ表示タイプ]が[ウィンドウ]の場合の動作を[ウィンドウ切替]、[図形表示切替]、[テキスト表示切替]、[動画再生]から選択します。
ウィンドウ切替
ウィンドウ画面を切り替えてサブ表示します。
図形表示切替
図形表示部品をウィンドウ上にサブ表示します。
テキスト表示切替
メッセージ表示器をウィンドウ上にサブ表示します。
動画再生
動画表示器をウィンドウ上にサブ表示します。
[ベース画面]-[画面切替]
表示自体を他の画面に切り替えます。通常の画面切り替えと同じ動作になります。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~9999で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号の画面が表示されます。
[ベース画面]-[図形表示切替]
アラーム部品と同じ画面に配置した図形表示器に、アラームメッセージに対応した図形を表示します。
図形表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納するための、表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、図形表示器に表示するベース画面番号となります。
アラーム部品と同じ画面に配置した図形表示器の[ワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
図形表示器の設定は、[画面の種類]は[ベース画面]、[画面指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]にしてください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~9999で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号の画面が表示されます。
消去用ベース番号
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]が「0」のアラームメッセージを選択した場合、ここで指定したベース画面を呼び出して、前に表示している画面を消去します。消去用に作成した画面(例えば黒の塗り込み四角形を描画するなどした画面)の番号を1~9999で設定します。
[サブ表示タイプ]で[ウィンドウ]を選択したとき、アラーム部品を設定している画面に切り替えた後、一度でもサブ表示を行った場合(サブ表示画面番号が「0」以外のメッセージをタッチした場合)のみ、消去用画面が表示できます。
[ベース画面]-[テキスト表示切替]
アラーム部品と同じ画面に配置したメッセージ表示器に、アラームメッセージに対応したテキストを表示します。
テキスト表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納するための、表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、メッセージ表示器に表示するテキスト番号となります。
アラーム部品と同じ画面に配置したメッセージ表示器の[テキスト番号ワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
メッセージ表示器[テキスト表示]の設定は、[テキスト番号指定]を[アドレス]、[データ形式]は[Bin]にしてください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~8999で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号のテキストが表示されます。
消去用テキスト番号
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]が「0」のアラームメッセージを選択した場合、ここで指定したテキストを呼び出して、前に表示しているテキストを消去します。消去用に作成したテキスト(例えば何も入力していないテキストなど)の番号を1~8999で設定します。
[サブ表示タイプ]で[ウィンドウ]を選択したとき、アラーム部品を設定している画面に切り替えた後、一度でもサブ表示を行った場合(サブ表示画面番号が「0」以外のメッセージをタッチした場合)のみ、消去用画面が表示できます。
[ベース画面]-[動画再生]
アラーム部品と同じ画面に配置した動画表示器にアラームメッセージに対応した動画ファイルを再生します。
動画表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納するための、表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、動画表示器に表示する動画ファイルのインデックス番号となります。
動画表示器の[再生コントロールワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
動画表示器[再生方法]は、[リピート再生]、[自動再生]、[順次再生]をチェックなし、[エラー処理]を[停止]に設定してください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~99で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値のインデックス番号の動画ファイルが表示されます。
[ウィンドウ]-[ウィンドウ切替]
アラームメッセージに対応したウィンドウ画面を表示します。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~2000で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号の画面が表示されます。
ウィンドウ設定
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品を表示する設定を行います。
ウィンドウコントロールアドレス
ウィンドウの表示をコントロールするアドレスを指定します。指定したアドレスから自動的に4ワード分が使用されます。表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスのみ設定できます。
ここで指定したアドレス+1のアドレスに、[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号が書き込まれ、表示するウィンドウ画面番号として扱われます。
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品の[ウィンドウコントロールアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
ウィンドウ部品の[ウィンドウ指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]で設定してください。
[ウィンドウ]-[図形表示切替]
ウィンドウ画面に配置した図形表示器に、アラームメッセージに対応した図形を表示します。
図形表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納する表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、図形表示器に表示する画面番号となります。
ウィンドウ画面に配置した図形表示器の[ワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
図形表示器の設定は、[画面の種類]は[ベース画面]、[画面指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]にしてください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~9999で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号の画面が表示されます。
消去用ベース番号
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]が「0」のアラームメッセージを選択した場合、ここで指定したベース画面を呼び出して、前に表示している画面を消去します。消去用に作成した画面(例えば黒の塗り込み四角形を描画するなどした画面)の番号を1~9999で設定します。
[サブ表示タイプ]で[ウィンドウ]を選択したとき、アラーム部品を設定している画面に切り替えた後、一度でもサブ表示を行った場合(サブ表示画面番号が「0」以外のメッセージをタッチした場合)のみ、消去用画面が表示できます。
ウィンドウ設定
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品を表示する設定を行います。
ウィンドウコントロールアドレス
ウィンドウの表示をコントロールするアドレスを指定します。指定したアドレスから自動的に4ワード分が使用されます。表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスのみ設定できます。
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品の[ウィンドウコントロールアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
ウィンドウ部品の[ウィンドウ指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]で設定してください。
ウィンドウ登録番号
表示したいウィンドウ画面(図形表示器を配置したウィンドウ)の番号を1~2000で指定します。この番号が、指定した[ウィンドウコントロールアドレス]+1のアドレスに書き込まれます。
[ウィンドウ]-[テキスト表示切替]
ウィンドウ画面に配置したメッセージ表示器[テキスト表示]に、アラームメッセージに対応したテキストを表示します。
テキスト表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納する表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、メッセージ表示器に表示するテキスト番号となります。
ウィンドウ画面に配置したメッセージ表示器の[テキスト番号ワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
メッセージ表示器[テキスト表示]の設定は、[テキスト番号指定]を[アドレス]、[データ形式]は[Bin]にしてください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~8999で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値の番号のテキストが表示されます。
消去用テキスト番号
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]が「0」のアラームメッセージを選択した場合、ここで指定したテキストを呼び出して、前に表示しているテキストを消去します。消去用に作成したテキスト(例えば何も入力していないテキストなど)の番号を1~8999で設定します。
[サブ表示タイプ]で[ウィンドウ]を選択したとき、アラーム部品を設定している画面に切り替えた後、一度でもサブ表示を行った場合(サブ表示画面番号が「0」以外のメッセージをタッチした場合)のみ、消去用画面が表示できます。
ウィンドウ設定
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品を表示する設定を行います。
ウィンドウコントロールアドレス
ウィンドウの表示をコントロールするアドレスを指定します。指定したアドレスから自動的に4ワード分が使用されます。表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスのみ設定できます。
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品の[ウィンドウコントロールアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
ウィンドウ部品の[ウィンドウ指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]で設定してください。
ウィンドウ登録番号
表示したいウィンドウ画面(メッセージ表示器を配置したウィンドウ)の番号を1~2000で指定します。この番号が、指定した[ウィンドウコントロールアドレス]+1のアドレスに書き込まれます。
[ウィンドウ]-[動画再生]
ウィンドウ画面に配置した動画表示器をサブ表示します。
動画表示ワードアドレス
[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号を格納するための、表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスを指定します。ここに格納された番号が、動画表示器に表示する動画ファイルのインデックス番号となります。
動画表示器の[再生コントロールワードアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
動画表示器[再生方法]は、[リピート再生]、[自動再生]、[順次再生]をチェックなし、[エラー処理]は[停止]に設定してください。
オフセット
サブ表示画面番号のオフセット値を0~99で設定します。[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号+オフセット値のインデックス番号の動画ファイルが表示されます。
ウィンドウ設定
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品を表示する設定を行います。
ウィンドウコントロールアドレス
ウィンドウの表示をコントロールするアドレスを指定します。指定したアドレスから自動的に4ワード分が使用されます。表示器内部デバイス(LSエリア、ユーザーエリア)のアドレスのみ設定できます。
ここで指定したアドレス+1のアドレスに、[アラーム設定]の[サブ表示画面番号]で設定した番号が書き込まれ、表示するウィンドウ画面番号として扱われます。
アラーム部品と同じ画面に配置したウィンドウ部品の[ウィンドウコントロールアドレス]にも、同じアドレスを設定します。
12.7.2 ウィンドウ部品
- ワード動作 / 基本設定
ウィンドウ部品の[ウィンドウ指定]は[アドレス]、[データ形式]は[Bin]で設定してください。
ウィンドウ登録番号
表示したいウィンドウ画面(動画表示器を配置したウィンドウ)の番号を1~2000で指定します。この番号が、指定した[ウィンドウコントロールアドレス]+1のアドレスに書き込まれます。
ダイレクトアクセス方式で接続機器と通信している場合、表示器の内部デバイスは[LS]エリアと[USR]エリアの2つの領域で構成されています。LSエリア内の使用できるアドレスについては、以下を参照してください。
A.1.1 LSエリア(ダイレクトアクセス方式専用エリア)