
株式会社デジタル 創業者 和田 恵三、清水 正
フランス共和国より勲章「レジオン・ドヌール シュヴァリエ」を受章
掲載日:2011/12/09
概要
タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)の大手メーカーである株式会社デジタル(社長:安村義彦 本社:大阪市住之江区南港東)の創業者 和田恵三、清水 正が、フランス共和国より勲章「レジオン・ドヌール シュヴァリエ」を受賞しました。
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受章の理由と背景
株式会社デジタルは、1972年に創業者 和田 恵三、清水 正らが設立し、1988年、世界初の産業用タッチパネル付き表示器を開発し販売開始。以降、2002年にフランスの大手企業シュナイダーエレクトリックと資本業務提携を締結したことで、弊社の表示器はあらゆる産業用途で使用されるようになり、世界のマーケットリーダーとなりました。
同時に、この提携によって、シュナイダーエレクトリックは、電子機器、ソフトウェア、および通信分野において最も革新的な市場のひとつであるタッチパネル付き表示器の分野で世界的リーダーシップを獲得することになりました。さらに、世界市場への輸出割合が65%以上を占める日本の産業機械メーカーとの取引も可能になり、現在ではデジタルを含むシュナイダーグループジャパンは、シュナイダー全世界の売上で5番目の売上高を持つまでに成長しました。
シュナイダーエレクトリックは、現在大阪商工会議所と近畿経済産業局が進めております「グローバル・コネクト・プログラム GCP」に、関西のオンリーワン企業の提案先グローバル企業として参画しています。このGCP発足以前にこのような大きなビジネスマッチングが成功した事例は、ものづくり日本、あるいはものづくり関西の大きな成果であるといえます。
この日仏両国間の経済・産業の発展に対する功績を讃えて、今回、国家最高勲章の叙勲が決定されました。
※レジオン・ドヌール勲章とは、1802 年にナポレオン・ボナパルトによって創設されたフランス共和国最高の勲章で、軍事、文化、科学、産業、商業などで、同国に多大な貢献をした人物や団体に授与されます。この勲章には、シュヴァリエ、オフィシエ、コマンドゥールの3つの等級があり、さらにその上にグラントフィシエ、グランクロワが存在します。現在までに約1,500人の外国籍の叙勲者がありその内の1割の約150が日本人です。(森善朗氏、林真理子氏、堀場厚氏、豊田章一郎氏、野口英世氏他)