プレスリリース

ペットボトルキャップでワクチンの支援とCO2を削減 「エコキャップ活動」を11月から開始

掲載日:2008/11/27

概要


エコキャップ推進協会
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タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)の大手メーカー※1である株式会社デジタル(社長:大谷 宗宏 本社:大阪市住之江区南港東)は、11月からペットボトルのキャップを分別回収する「エコキャップ活動」を開始します。

今回開始する「エコキャップ活動」の対象となるのは、大阪の南港本社(従業員約250名)、和泉事業所(従業員約450名)、名古屋の中部支社(従業員約30名)の3事業所になります。

回収されたペットボトルキャップは協賛する「NPO法人 エコキャップ推進協会」に送付後、資源化事業者に売却されます。その利益が「NPO法人 世界の子供にワクチンを 日本委員会」に寄付されワクチンが世界の発展途上国の子供たち送られる仕組みになっています。

今年の6月から和泉事業所にて試験的に「エコキャップ活動」を行った結果、これまでに回収したペットボトルキャップは累計16,920個でワクチン21.2人分、排出CO2削減量は約133,245g相当になりました。11月から南港本社と中部支社でも本活動を開始することで月平均約6700個、1年間で約80,000個のペットボトル回収により100人分のワクチン支援と630,000gのCO2削減を見込んでいます。

デジタルでは2007年11月に制定した自社の環境テーマである「Touch the eco!」(タッチ・ザ・エコ)の環境テーマのもと様々な環境保全活動に取り組んでいます。今後も活動の意義や認識を全社で共有し、活動を通じて社会貢献を積極的に行っていきます。

  1. タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)での国内シェア39.2%(2007年富士経済メカトロニクスパーツより:2006年数量実績)を占めるトップメーカーです。海外市場においてはタッチスクリーンオペレータターミナルにおいて世界TOPシェア22.9%(IMSリサーチ調べ:2006年度実績)。
  2. ワクチンは小児マヒに効くポリオワクチンが1人分20円になり、ペットボトルキャップ800個で20円(ワクチン1個)になります。世界中にはワクチンさえあれば命が助かる子供たちが1日に約6,000人にも達しているそうです。またペットボトルは年間250億本が生産され回収率は62%、再資源化率は37%です。ペットボトルキャップはごみとして焼却すると400個で3,150gのCO2を発生させることになります。

NPO法人 エコキャップ推進協会とは

環境、資源、福祉といったテーマに、子どもからお年寄りまで市民レベルでチャレンジして行く極めて社会的意義の高い取り組みを行っています。日常生活の中で頻繁に利用されているペットボトルのキャップを一般のゴミに混ぜて焼却処分するとCO2の発生源になり、また埋め立て処分されると土壌を汚染し地球環境を破壊する事になります。地球温暖化の進行が心配されている中で、ボトルキャップを分別回収することにより再資源化を促進しCO2の発生を抑制でき、キャップの売却益で世界の子どもたちにワクチンを届けることができます。同法人は「ペットボトルのキャップを集め、CO2を削減し世界の子どもたちにワクチンを贈る」この2つをテーマに活動を展開しています。(エコキャップ推進協会ホームページより引用)

NPO法人 世界の子供たちにワクチンを 日本委員会(JCV)とは

世界の子どもを感染症から守るためのワクチンを確保し、その完全予防対策を支援するための募金活動やこれに関する情報収集、普及啓発活動を行っています。また、学生インターンの受け入れや、ニュースレターの発信や各種作業を含む、ボランティアによる活動の実践を支援、推進している民間の国際支援団体です(JCVホームページより引用)

「Touch the eco!」について

株式会社デジタルの主力商品であるタッチパネル付き表示器は、人が機械に触れることで(タッチすることで)人と機械のやさしいインターフェイスを実現することから、社会や環境にもやさしい取り組みを行っていくというテーマが「Touch the eco!」です。

環境方針
「みんなで世界の顧客の信頼を得よう」
地球環境に健全な状態で次の世代に引き継いでいくことは、私たちの基本的な責務との認識に立ち、環境保全活動を継続的に改善し、向上を図ります。

行動指針
環境の汚染の防止および予防に十分な配慮をする。

お問い合わせ

本件に関しましてご不明な点がございましたら、広報担当までお問い合わせください。

→ 広報担当 TEL:06-6613-1295 FAX:06-6613 5890