28.10.1.3 ビデオ / 動画 - CF / USB保存(SD / USB保存)

CF/USB保存を行う(SD/USB保存を行う)

ビデオカメラの映像を録画して外部ストレージに保存するかどうかを設定します。

保存先

動画ファイルの保存先を[CF](または[SD])、[USB]から選択します。

ファイルサイズ

保存する動画ファイル1個あたりのサイズを設定します。設定範囲は1~512Mバイトです。指定ファイルサイズを超えた映像は、自動的に次のファイルに保存されます。そのときのファイル名は、超えた時点のタイムスタンプ(保存開始の年月日時分秒)で作成されます。

ファイル数

1フォルダ内に保存する動画ファイル数を設定します。設定範囲は1~100個です。

ユーザー指定文字

動画ファイルを保存するフォルダ名およびファイル名の一部となる文字列を設定します。半角英数字2文字までで指定します。

直接

文字列を直接入力して設定します。

間接

文字列を格納し、ユーザー指定文字列としてセットするためのアドレスを指定します。接続機器でファイル名を変更することができます。指定したアドレスから連続3ワード分を使用します。

ビット0をONすると、次のアドレスに格納した文字列を、「ユーザー指定文字列」としてセットします。

文字コードを格納します。文字コードの格納方法は接続機器により異なります。

[コントロール]アドレスのビット0をONすると、[ステータス]アドレスのビット0がONされます。
外部ストレージに保存中にユーザー指定文字列のセットを行った場合はエラーとなり、ビット15がONされます。

  • [ステータス]アドレスのビット0、ビット15は、[コントロール]アドレスのビット0をOFFすると、自動的にOFFされます。

  • 32ビットデバイスを指定した場合、下位16ビットのみ使用されます。

  • システム変数「#H_LocalName」の値を、Dスクリプトなどで[ユーザー指定文字列]にコピーし、[コントロール]をONすると、表示器名のフォルダが作成されます。複数の表示器の映像を保存する場合、どの表示器のデータが入っているフォルダかが判別しやすくなります。

コントロールワードアドレス

保存動作をコントロールするためのアドレスを指定します。指定したアドレスから連続3ワード分を使用します。

ビット0をONすると録画が開始されます。OFFすると録画を停止します。
CF/USB保存(SD/USB保存)のタイミングチャート

CF/USB保存(SD/USB保存)の動作状況やエラー状況が格納されます。

保存許可ビットは、表示器電源投入時に自動的にONされます。
エラーステータスは次の状態を示します。

エラーコード

0

正常終了

-

1~3

予約

-

4

外部ストレージなし

外部ストレージが表示器に挿入されていない、またはCFカードカバーが開いている。

5

ライトエラー

外部ストレージへの書き込みに失敗した、または空き容量がない。

SDカードが書き込み禁止になっている。

6

予約

-

7

CFカードエラー/USBストレージエラー

CFカード/USBストレージが正しくフォーマットされていないか、壊れている

8~13

予約

-

14

再生中

動画再生中にCF/USB保存(SD/USB保存)が開始された

15

予約

-

1ファイルの保存が完了すると、自動的にこのアドレスの値が加算されていきます。現在何ファイルまで保存されているかが分かります。保存中はカウントされません。ファイル数は次のタイミングで更新されます。

ループ設定

指定した[ファイル数]分の動画ファイルが保存されたあとの動作を設定します。

指定ファイル数まで保存完了する(MAXビットがONになる)と、それ以降は保存できません。保存を再開するには、動画ファイルを削除するか、別のフォルダを保存先に指定してから、再開ビットをONしてください。MAXビットは自動的にOFFされます。

指定ファイル数まで保存完了する(MAXビットがONになる)と、それ以降は保存しません。再開ビットONすると、次回保存時には一番古いファイルを削除して新しいファイルを保存します。

自動

指定ファイル数まで保存完了(MAXビットがON)したあとは、自動的に一番古いファイルから順に削除して新しいファイルを保存します。

CF/USB保存(SD/USB保存)のタイミングチャート