SP5000シリーズをご使用の場合に表示されます。
設定を変更しプロジェクトファイルを表示器に転送すると、表示器の時計が変更されます。表示器の時計データを使用して動作する機能に影響があります。プロジェクトファイルを転送する前に、表示器側のタイムゾーン設定を確認してください。時計の変更により影響がある機能については以下を参照してください。
5.6.2 時計を合わせる際の制限事項
タイムゾーン
表示器の標準時間を、表示器を設置する地域および協定世界時との時差で設定します。
初期設定では、プロジェクトファイルを新規作成したパソコンのタイムゾーン情報を取得して時差が選択されます。
システムの時差を設定
現在使用しているパソコンのタイムゾーンと夏時間の情報を取得して、[タイムゾーン]に反映します。
ご使用のOSにより、[コントロールパネル]にある[タイムゾーン]で表示されるリストが異なります。一致するタイムゾーンが存在しない場合、同じ時差のうちでリストの最初にある地域が選択されます。
夏時間を適用する
夏時間(サマータイム)を設定するかどうかを指定します。設定した場合、夏時間の開始/終了時間になると表示器の時計が自動的に変更されます。
共通設定[時刻更新設定]を使用して接続機器から時計データを取得している場合、夏時間を設定すると一時的に表示器の時計と接続機器の時計は不一致になることがあります。
SP5000シリーズオープンボックスをご使用の場合、夏時間は設定できません。
タイプ
夏時間の期間を設定する方法を[ルール]、[日付]から選択します。
ルール
各地域で決まっているルールに従って夏時間の期間を設定します。
日付
その年の夏時間の開始/終了日を設定します。
調節時間を加算する日時/調節時間を減算する日時
夏時間の開始/終了日と時間を設定します。
[タイプ]で[ルール]を選択した場合は、各地域のルールに従って月、週、曜日と時間をそれぞれ設定します。
[タイプ]で[日付]を選択した場合は、月、日と時間をそれぞれ設定します。
調節時間
夏時間の開始/終了の時間に加算/減算する時間を-120~120分の範囲で設定します。
夏時間の開始時間または終了時間が年をまたいで調節されないように設定してください。次の例のように年をまたいでしまう場合は、時間が正常に調節されません。
例)調節時間を減算する日時 : 2014:1:1 00:30、調節時間 : 60分