スクリプトで接続機器と通信する設定を行います。
タイプ
DスクリプトもしくはグローバルDスクリプトでシリアルポートを利用して通信を行う"SIOポート操作"関数を使用する際は[Dスクリプト/グローバルDスクリプト]を選択します。拡張スクリプトを使用する際は[拡張スクリプト]を選択します。
ポート
スクリプトで使用するポートを[COM1]などのシリアルポート、[USB/SIO(RS232C)]、[USB/SIO(RS422/485)]から選択します。
ポートがほかの接続機器と重複して使用されている場合は、[ポート]の右横に、 が表示されます。
[USB/SIO(RS422/485)]は、SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)、GP4000シリーズ(GP-410*を除く)の場合に選択できます。
通信設定
通信設定を行います。
[タイプ]で[使用しない]を選択している場合は表示されません。
[通信設定]の内容は設定している接続機器により異なります。各接続機器の設定内容詳細は「GP-Pro EX機器接続マニュアル」をご確認ください。
通信方式
通信方式を[RS232C]、[RS422/485(4線式)]、[RS422/485(2線式)]から選択します。
通信速度
通信速度を[1200]、[2400]、[4800]、[9600]、[19200]、[38400]、[57600]、[115200]から選択します。
[1200]は拡張スクリプトを使用し、かつ[ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択している場合に設定できます。
データ長
通信データ長を[7ビット]、[8ビット]から選択します。
パリティビット
通信パリティビットを[無]、[奇数]、[偶数]から選択します。
ストップビット
通信ストップビット長を[2ビット]、[1ビット]から選択します。
フロー制御
通信方式が[RS232C]の場合のみ、通信制御方式を[無]、[RTS/CTS制御]、[ER(DTR/CTS)制御]から選択します。
[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合、[無]に設定されます。
[ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択した場合、この項目は表示されません。
[フロー制御]の設定および接続機器の通信方式(フロー制御)によって、拡張スクリプト使用時の表示器と接続機器の結線図が異なります。詳細は以下を参照してください。
22.5.2 拡張スクリプトのしくみ
5V電源供給
通信方式が[RS232C]の場合のみ、5V電源供給の設定をするかどうかを設定します。接続機器が電源供給を必要とするときのみ[する]に設定してください。5V電源供給を必要としないのに「する」を設定した場合、接続機器や表示器の故障の原因になります。設定する際は接続機器や接続ケーブルの仕様をよくご確認ください。
[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合、[しない]に設定されます。
[ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択した場合、この項目は表示されません。