5.4.18 システム設定[スクリプト設定]の設定ガイド

スクリプトで接続機器と通信する設定を行います。

タイプ

DスクリプトもしくはグローバルDスクリプトでシリアルポートを利用して通信を行う"SIOポート操作"関数を使用する際は[Dスクリプト/グローバルDスクリプト]を選択します。拡張スクリプトを使用する際は[拡張スクリプト]を選択します。

ポート

スクリプトで使用するポートを[COM1]などのシリアルポート、[USB/SIO(RS232C)]、[USB/SIO(RS422/485)]から選択します。

通信設定

通信設定を行います。

通信方式

通信方式を[RS232C]、[RS422/485(4線式)]、[RS422/485(2線式)]から選択します。

通信速度

通信速度を[1200]、[2400]、[4800]、[9600]、[19200]、[38400]、[57600]、[115200]から選択します。

  • [1200]は拡張スクリプトを使用し、かつ[ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択している場合に設定できます。

データ長

通信データ長を[7ビット]、[8ビット]から選択します。

パリティビット

通信パリティビットを[無]、[奇数]、[偶数]から選択します。

ストップビット

通信ストップビット長を[2ビット]、[1ビット]から選択します。

フロー制御

通信方式が[RS232C]の場合のみ、通信制御方式を[無]、[RTS/CTS制御]、[ER(DTR/CTS)制御]から選択します。

[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合、[無]に設定されます。

  • [ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択した場合、この項目は表示されません。

  • [フロー制御]の設定および接続機器の通信方式(フロー制御)によって、拡張スクリプト使用時の表示器と接続機器の結線図が異なります。詳細は以下を参照してください。
    22.5.2 拡張スクリプトのしくみ

5V電源供給

通信方式が[RS232C]の場合のみ、5V電源供給の設定をするかどうかを設定します。接続機器が電源供給を必要とするときのみ[する]に設定してください。5V電源供給を必要としないのに「する」を設定した場合、接続機器や表示器の故障の原因になります。設定する際は接続機器や接続ケーブルの仕様をよくご確認ください。

[ポート]で[USB/SIO(RS232C)]を選択した場合、[しない]に設定されます。

  • [ポート]で[USB/SIO(RS422/485)]を選択した場合、この項目は表示されません。