5.4.4.1 本体設定[動作設定] - ウィンドウ設定

グローバルウィンドウの表示設定を行います。

グローバルウィンドウ動作

すべての画面に共通で表示するグローバルウィンドウの動作を[無効]、[直接]、[間接]から選択します。

無効

グローバルウィンドウを設定しません。

直接

表示するウィンドウ画面番号や表示位置を固定で表示します。

表示のコントロールは表示器内部デバイスのアドレス(LS16)を操作するか、システムデータエリアを割り付けた接続機器から行います。

グローバルウィンドウの表示をコントロールするアドレスです。ビット0をONするとウィンドウが表示されます。

ウィンドウ画面番号

グローバルウィンドウの画面番号を1~2000で設定します。

表示位置X座標/Y座標

グローバルウィンドウの表示位置を設定します。画面を切り替えても同じ位置にウィンドウが表示されます。ここで指定した座標がウィンドウの左上隅の位置になります。

  • GP3000シリーズ、LT3000シリーズ、ST3000シリーズをご使用の場合、ウィンドウのX座標位置と幅は、ドット数が4の倍数になるよう設定してください。4の倍数でない場合は4ドット単位に自動修正されます。

間接

表示するウィンドウ画面番号、表示位置は表示器内部デバイスのアドレス(LS16~LS19)にデータを格納することで設定します。システムデータエリアを接続機器に割り付けると、接続機器からウィンドウ画面を切り替えたり表示位置を変更できます。

グローバルウィンドウの表示をコントロールするアドレスです。ビット0をONするとウィンドウが表示されます。

表示したいウィンドウ画面の番号を1~2000で指定します。

グローバルウィンドウの表示位置を指定します。アドレスに格納する値を変更するとウィンドウを移動できます。ここで指定した座標はウィンドウの左上隅の位置になります。

データ形式

アドレスに格納するデータの形式を[Bin]、[BCD]から選択します。

回覧メッセージを使用する

メッセージ表示器の回覧メッセージ機能を使用するかどうかを設定します。

先頭ワードアドレス

メッセージを表示するトリガとなる先頭の内部アドレス(LSエリア、USRエリア、メモリリンク専用システムエリア)を設定します。

指定された内部アドレスは、次のフォーマットに従って値を使用します。

アドレス

内容

指定アドレス+0

表示トリガ

指定アドレス+1

ウィンドウ番号

指定アドレス+2

ウィンドウ表示位置の X 座標

指定アドレス+3

ウィンドウ表示位置の Y 座標

指定アドレスの加算はデバイスサイズに準じます。

  • 16ビットデバイスであれば、ワード単位の加算となります。

  • 32ビットデバイスであれば、ダブルワード単位の加算となります。

指定アドレス+0 : 表示トリガ

ウィンドウ画面の表示/消去を設定します。

ビット0をメッセージの表示/消去トリガとして設定してください。
指定デバイスのサイズ(16ビット/32ビットデバイス)に関係なく、同じビットを使用します。

  • 表示/消去ビット以外のビットが設定されていても無視されます。

  • システムデータエリアのウィンドウ番号、ウィンドウ表示位置(X座標)、ウィンドウ表示位置(Y座標)と連動します。

  • 各状態の動作は次のようになります。

  • 消去
    システムデータエリアのウィンドウコントロールをOFFにします。

  • 表示
    指定アドレスのウィンドウ番号、ウィンドウ表示位置(X座標、Y座標)値を、システムデータエリアのウィンドウ番号、ウィンドウ表示位置(X座標、Y座標)に設定します。
    ウィンドウコントロールのウィンドウ表示をONにします。
    ウィンドウコントロールのウィンドウ入れ替えを入れ替え有効にします。

例)指定された内部アドレスがUSR0100とした場合

指定アドレス+1 : ウィンドウ番号

ウィンドウ画面の番号を設定します。

指定アドレス+2 : ウィンドウ表示位置のX座標

ウィンドウ画面の表示位置X座標を設定します。

指定アドレス+3 : ウィンドウ表示位置のY座標

ウィンドウ画面の表示位置Y座標を設定します。