スイッチランプ部品上に刻印する文字を設定します。部品の状態に合わせて表示文字を変えられます。
直接文字列/文字列テーブル
直接文字列
文字列入力枠に入力し、固定の文字列として直接配置します。
文字列テーブル
文字列テーブルに登録された文字列を使用します。
18.7.2.1 スイッチランプ部品 - 銘板(文字列テーブルを使用する場合)
スイッチを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。
[文字列テーブル]選択時には、表示する文字列テーブルが変更できます。
状態選択
スイッチの状態を選択します。
ランプ機能を使用しない場合は[通常]のみです。
ランプ機能を使用する場合、銘板を状態に対して設定します。
インターロック中、ディレイ中の銘板を設定したい場合は、[スイッチ共通]タブの詳細設定で[インターロック中状態表示を設定する]、[ディレイ中状態表示を設定する]を指定することで[状態選択]の選択肢に追加されます。
銘板文字列設定
表示する銘板のフォント設定を行います。
フォントタイプ
[標準フォント]、[ストロークフォント]、[イメージフォント]から選択します。
標準フォント/ストロークフォント
標準フォント
ビットマップフォントで、文字の縦横の比率を倍率指定できます。文字を拡大/縮小すると輪郭が粗くなったりつぶれる場合があります。
ストロークフォント
文字の縦横の比率が固定されているアウトラインフォント(線の組み合わせで定義されたフォント)です。文字を拡大/縮小しても綺麗な輪郭で表示できますが、容量が大きいため表示器の負担になる場合があります。
文字サイズ自動調整
文字列テーブルを使用時に[ストロークフォント]を選択すると、[文字サイズ自動調整]が表示されます。チェックを入れると、配置した部品に合うように設定範囲内で最適な大きさに文字サイズが自動で調整されます。
18.9.2 描画の文字列(文字列テーブルを使用する場合) - 文字サイズ自動調整
サイズ
文字サイズを設定します。フォントタイプにより設定範囲が異なります。
サイズ
標準フォント
[8x8]~[64x128]まで、横x縦を8ドット単位で指定するか、[6x10]、[8x13]、[13x23]の固定サイズで指定します。固定サイズは半角英数字のみ表示できます。
ストロークフォント
6~127
[文字サイズ自動調整]にチェックを入れた場合は、[最大サイズ]と[最小サイズ]の設定ができます。
固定サイズ
[標準フォント]選択時のみ選択可能で、「6x10ドット」「8x13ドット」「13x23ドット」から指定します。半角英数字のみ表示できます。
「6x10ドット」を選択した場合、[文字飾り]の[太字]は選択できません。
表示言語
銘板の表示言語を、[日本語]、[欧米]、[中国語(簡体字)]、[中国語(繁体字)]、[韓国語]、[ロシア語(キリル)]、[タイ語]から選択します。
[フォントタイプ]で、[標準フォント]または[ストロークフォント]を選択した場合のみ設定できます。
[文字列テーブル]を選択している場合は設定できません。
文字飾り
[フォントタイプ]で、[標準フォント]または[ストロークフォント]を選択した場合のみ、それぞれ以下の文字飾りを選択できます。
標準フォント
[標準]、[太字]、[影付き]
(固定サイズの[6x10]を選択した場合は[標準]、[影付き]から選択)
ストロークフォント
[標準]、[太字]、[中抜き]
イメージフォント
Windowsフォントが、ビットマップデータに変換され表示器に表示されます。
フォント選択
使用するフォントを選択し、[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]を設定します。選択したフォントにより、設定できる[スタイル]、[サイズ]、[文字セット]は異なります。
文字サイズ自動調整
選択すると、配置した部品に合うように設定範囲内で最適な大きさに文字サイズが自動調整されます。自動調整される範囲は1~1638ポイントです。
文字列入力枠
[直接文字列]を選択している場合に文字列を入力します。文字数は400文字(横100文字、縦4行)まで入力できます。
全状態へコピー
[文字列入力枠]に入力した文字とフォントを、[状態選択]で選択できるすべての状態にコピーします。
ランプ機能を設定していない場合は使用できません。
全銘板クリア
すべての状態の[文字列入力枠]の内容をクリアします。フォントタイプやカラーなど、文字列以外の[銘板]タブ内の設定内容は変更されません。
ランプ機能を設定していない場合は使用できません。
行間隔
行間隔を0~255で指定します。
[フォントタイプ]で[イメージフォント]を設定している場合は設定できません。
整列
文字の整列方法を[左揃え]、[右揃え]、[中央揃え]から選択します。
[フォントタイプ]が[イメージフォント]の場合は、[両端揃え]も設定できます。
文字カラー
文字列の表示色を設定します。
背景カラー
文字の背景色を設定します。
影カラー
[フォントタイプ]が[標準フォント]で、[文字飾り]が[影付き]を設定している場合に、文字の影の色を設定します。
ブリンク
点滅表示の有無および点滅の速さ指定します。[文字カラー]、[背景カラー]それぞれにブリンクの設定が可能です。
表示器の機種やシステム設定[本体設定]-[表示設定]の[カラー設定]により、ブリンクを設定できない場合があります。
1.6 対応色数一覧
位置固定
銘板を部品中央に固定するかどうかを設定します。
追従
部品配置後、銘板のサイズや位置を変更したい場合に、1つの状態を変更すると、設定されている他の状態の銘板サイズや位置も同様に変更されます。
状態ごとに銘板の位置や大きさを別々に設定したい場合は設定しないでください。
[位置固定]を設定している場合は指定できません。
[文字列テーブル]を選択している場合は設定できません。