10.15.1.3 スイッチ共通 / 基本

インターロック機能

インターロック機能(条件が成立した場合のみタッチを有効にする機能)を使用する場合、アドレスおよびセキュリティレベルを使用するかどうかを指定します。

アドレスを使用する

[インターロックアドレス]のビットが[タッチ有効条件]で指定した状態の場合のみタッチが有効になる機能です。インターロック機能を使用するかどうかを指定します。

インターロックアドレス

タッチの有効条件となるビットアドレスを指定します。このアドレスの状態によりタッチが有効(無効)になります。

タッチ有効条件

タッチを有効にする条件を選択します。

指定した[インターロックアドレス]がONのときだけタッチ操作が有効になります。

指定した[インターロックアドレス]がOFFのときだけタッチ操作が有効になります。

セキュリティレベルを使用する

スイッチ操作時のセキュリティレベルが、操作画面に設定したレベル以上のときにタッチ操作が有効になります。

セキュリティレベルを1~15の範囲で指定します。

ディレイ機能

ディレイ機能を使用するかどうかを指定します。タッチしてから機能が有効になるまでの時間を設定できます。

ディレイ動作

スイッチ機能が有効になる条件を[ONディレイ]、[OFFディレイ]、[2度押し]から選択します。

スイッチを[ディレイ時間]で指定した時間押し続けることでスイッチ機能が有効になります。

[ディレイ時間]になる前に指を離した場合は、スイッチは動作しません。

スイッチから指を離した後[ディレイ時間]で指定した時間が経つとOFFになります。

[ビット動作]が[ビットモーメンタリ]に設定されている場合に機能します。

1度めのタッチの後、[開始]時間が経過してから[ディレイ時間]以内に2度めのタッチをするとスイッチ機能が有効になります。

[ディレイ時間]を過ぎてから2度めのタッチをしてもスイッチ機能は有効になりません。

時間指定

ディレイ時間の指定方法を[定数]、[アドレス]から選択します。

固定の数値を書き込んで時間を指定します。

時間を指定するためのワードアドレスを設定します。

  • [アドレス]を選択する場合、最初にタッチしたときに格納されている値を使います。タッチ中にアドレスの値が変化してもディレイの操作には影響しません。

定数

ディレイ動作を行う時間を定数で設定します。

開始時間

[ディレイ動作]で[2度押し]を選択した場合に表示されます。

1度めのタッチから2度めのタッチの受け付けを開始するまでの時間を設定します。設定範囲は0.1~30.0秒です。

ディレイ時間

  • ONディレイ、OFFディレイ

ディレイ動作を行う時間を設定します。設定範囲は0.1~30.0秒です。

  • 2度押し

[開始時間]が過ぎてから何秒後までを2度めのタッチとして受け付けるかを設定します。設定範囲は0.1~30.0秒です。

アドレス

ディレイ動作の時間を格納するワードアドレスを設定します。

開始時間

[ディレイ動作]で[2度押し]を選択した場合に表示されます。

1度めのタッチから2度めのタッチの受け付けを開始するまでの時間を格納するワードアドレスを設定します。

ワードアドレスに格納できる時間は100ms単位で、設定範囲は1~300です。(例:15を格納すると1.5秒)

  • 0を設定すると1度めのタッチ後すぐに2度めのタッチが可能になります。

  • 300以上の値を設定しても300(30.0秒)として動作します。

ディレイ時間

  • ONディレイ、OFFディレイ

ディレイ動作の時間を格納するワードアドレスを設定します。

ワードアドレスに格納できる時間は100ms単位で、設定範囲は1~300です。(例:15を格納すると1.5秒)

  • 0を設定した場合は、ディレイ機能は動作しません。タッチ後すぐにスイッチ機能が有効になります。

  • 300以上の値を設定しても300(30.0秒)として動作します。

  • 2度押し

[開始]時間がすぎてから、2度めのタッチ受け付ける時間を格納するワードアドレスを設定します。

ワードアドレスに格納できる時間は100ms単位で、設定範囲は1~300です。(例:15を格納すると1.5秒)

  • 0を設定した場合は、1(0.1秒)として動作します。

  • 300以上の値を設定しても300(30.0秒)として動作します。