ファイル名は内部アドレスで間接指定することも可能です。
概要
ファイル名を変更します。パラメータ1で指定したフォルダのパラメータ2で指定したファイル名をパラメータ3で指定したファイル名に変更します。
書式
_CF_rename / _SD_rename / _USB_rename (フォルダ名, ファイル名, 変更ファイル名)
ファイル名は内部アドレスで間接指定することも可能です。
パラメータ1
フォルダ名 : 固定文字列(最大文字数は半角32文字)
パラメータ2
ファイル名 : 固定文字列(最大文字数は半角32文字)、内部デバイス(最大文字数は半角14文字)、オフセット指定付デバイス(内部デバイス)(内部アドレス + テンポラリアドレス、最大文字数は半角14文字)
パラメータ3
ファイル名 : 固定文字列(最大文字数は半角12文字)、内部デバイス(最大文字数は半角12文字)、オフセット指定付デバイス(内部デバイス)(内部アドレス + テンポラリアドレス、最大文字数は半角12文字)
記述例
固定文字列でファイル名を指定する場合
_CF_rename ("\DATA","DATA0001.BIN","DATA1234.BIN")
上記例は、"\DATA\DATA0001.BIN"ファイル名"\DATA\DATA1234.BIN" に変更します。
内部デバイスを使用してファイル名を指定する場合
_CF_rename ("\DATA", [w:[#INTERNAL]LS0100], [w:[#INTERNAL]LS0200])
LS0100、LS0200にファイル名を格納することで、ファイル名を間接的に指定できます。
LS0100からLS0106に以下のようにファイル名を格納してください。
例)文字列データモードが1の場合
上記式を実行することで、“\DATA\DATA0001.BIN”ファイルを“\DATA\DATA1234.BIN”ファイルにリネームします。
外部ストレージへのアクセス時やファイル操作中にエラーが発生した場合は、エラーステータスが格納されます。エラーが発生した場合でも処理はそのまま続行されますので、ファイル操作関数を使用したときには、必ずエラーを確認するスクリプトを記述してください。
22.11.7.7 ラベル設定
ファイル名は、8.3フォーマット(ファイル名8文字、拡張子3文字の最大12文字)のみ使用できます。12文字を超えるファイル名は使用できません。
ルートフォルダ(ディレクトリ)を指定する場合には、フォルダ名に“”(空文字列)を指定してください。
フォルダ名(ディレクトリ名)を変更することはできません。
第1パラメータのフォルダ名の最大文字数は、半角32文字までです。
第2パラメータのファイル名には、フォルダ名を付加して指定することが可能です。第2パラメータのフォルダ名+ファイル名の最大文字数は、半角32文字までです。
例 : \DATA\01\DATA.bin
第2、3パラメータのファイル名には、内部デバイスが指定可能です。内部デバイスを指定することにより間接的にファイル名を指定できます。ただし、第2パラメータの内部デバイス指定時はフォルダ名+ファイル名の文字数は最大半角14文字までに制限されます。
ファイル名に内部デバイスを指定した場合、ファイル名の格納順序は文字列データモードに従います。
7.9.1 システム設定[接続機器設定]の設定ガイド
第3パラメータのファイル名にフォルダ名を付加することはできません。フォルダ名を付加した場合は無視されます。
ファイル名に内部デバイスを指定した場合は、Dスクリプトのアドレス数には加算されません。
ファイル名にフルパスを指定する場合は、フォルダ名に“*”(アスタリスク)を指定してください。