25.4.1 設定手順 - 任意のタイミングでデータを収集したい

ビット(M100)をONするたびにD100、D101、D102のデータを収集する設定を行います。

  1. [共通設定(R)]メニューから[サンプリング設定(D)]を選択するか、をクリックすると、次の画面が表示されます。

  2. [新規作成]をクリックすると次のダイアログボックスが表示されます。登録するサンプリンググループ番号を設定して[OK]をクリックすると、そのサンプリンググループの設定画面が表示されます。

  3. [サンプリング先頭アドレス]に、データを収集したい先頭のアドレスを指定します。

  4. 収集したデータを格納する際のビット長を指定し、[サンプリングワード数]にアドレス数を設定します。指定したアドレスから連続3ワードが表示されます。

  5. [動作設定]タブを開き、[実行条件]で[ビットON]を選択します。

  6. [サンプリング起動ビットアドレス]に、データ収集の動作を制御するビットアドレス(例 : M100)を設定します。このビットがONするたびにデータ収集を行います。

  7. データ収集を行う回数(例 : 4回)を指定します。

  8. [データクリアビットアドレス]に収集したデータを消去するためのアドレス(例 : M50)を設定します。このビットをONすると表示器内に記憶されているサンプリンググループ1のデータがすべて消去されます。
     

    • 任意で、指定した回数分をサンプリングしたかどうかを確認するための[データフルビットアドレス]も設定できます。

  9. [ACKビットアドレス]にデータの読み出しが完了したことを確認するためのアドレス (例 : M20)を指定します。データの読み出しが終わると自動的にこのビットがONされます。このビットONを受けて[サンプリング起動ビットアドレス](M100)をOFFしてください。
    (M100をOFFするとM20は自動的にOFFされます。)

  10. [拡張設定]をクリックすると[拡張設定]ダイアログボックスが開きます。
    [指定回数終了時に古いデータから上書きする]にチェックが入っている場合は、手順7で指定した回数(例 : 4回)分のデータを表示器内に格納すると、5回目に起動ビット(M100)がONしたときには、1回目のデータから順に上書きで格納していきます。
    [指定回数終了時に古いデータから上書きする]のチェックをはずすと、[ブロック数]が設定できます。「ブロック」とは、指定した回数分のサンプリングデータのまとまりです。表示や印字の際にブロック単位でデータを利用できます。指定した[回数]x[ブロック数]分のデータが格納されると、それ以降は指定ビットをONにしてもサンプリングは実行されません。

    ブロック数 : 指定回数分のデータ収集を1セットとして、何セット分行うかを設定。