表示器のシステム設定（オフライン）

M.12.3 プロジェクトファイルを強制転送したい

プロジェクトファイルが転送できないときに、強制的に表示器を転送モード(プロジェクト受信待ちの状態)に切り替えます。

強制転送モードに切り替えるには、以下の方法があります。

画面タッチで強制転送

画面タッチでプロジェクトファイルの強制転送を行います。

SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)、GP4000シリーズ、LT4000シリーズ、ET6000シリーズ、ST6000シリーズ、STM6000シリーズおよびSTC6000シリーズ以外の機種の場合

画面タッチでGP-Pro EXからプロジェクトファイルを強制転送できます。

表示器の電源投入時にパネルの左下隅または右下隅(縦横40ドット以内)をタッチし続けます。
次のようなダイアログボックスが表示されるので、GP-Pro EXからプロジェクトファイルを転送します。
転送が完了したら、自動的に表示器が再起動し、転送したプロジェクトファイルの画面が表示されます。

SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)、GP4000シリーズ、LT4000シリーズ、ET6000シリーズ、ST6000シリーズ、STM6000シリーズおよびSTC6000シリーズの場合

画面タッチでGP-Pro EXからプロジェクトファイルを強制転送できます。

表示器の電源投入時に、パネルの左下隅または右下隅(縦横40ドット以内)をタッチし続けます。
- GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、パネルの左下隅または右下隅(縦横20ドット以内)をタッチし続けます。
次のようなダイアログボックスが表示されるので、GP-Pro EXからプロジェクトファイルを転送します。

SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)にイーサネット接続で強制転送をする場合は、LAN1(Ethernet1ポート)を使用してください。上記ダイアログボックスが表示されている場合、LAN2(Ethernet2ポート)で接続しても転送できません。

SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)、GP4000シリーズ、LT4000シリーズ、ET6000シリーズ、ST6000シリーズ、STM6000シリーズおよびSTC6000シリーズで外部ストレージを使う場合

GP-Pro EXからの転送のほか、外部ストレージを使った強制転送もできます。

外部ストレージを使って強制転送するには、転送ツールの[メモリローダ]で[バックアップデータの作成]を行う必要があります。

表示器の電源投入時に、パネルの左下隅または右下隅(縦横40ドット以内)をタッチし続けます。
- GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、パネルの左下隅または右下隅(縦横20ドット以内)をタッチし続けます。
次のようなダイアログボックスが表示されるので、[SD]または[USB]をタッチします。
表示器が再起動し、メモリローダツールが起動します。次の画面で[ダウンロード]をタッチします。
[ファイル選択]で転送したいファイルを指定し、[開始]をタッチするとダウンロードが開始されます。(転送パスワードを設定している場合は、パスワードを入力してから[開始]をタッチします。)
転送が完了したら、自動的に表示器が再起動し、転送したプロジェクトファイルの画面が表示されます。

ディップスイッチで強制転送

ディップスイッチ2をONしてプロジェクトファイルの強制転送を行います。ディップスイッチがない機種(GP-3302Bなど)をご使用の場合、画面タッチによる強制転送を行ってください。

表示器に電源が入っていない状態で、底面のCFカードカバーを開けます。カバーを開けると、CFカードインターフェイスとディップスイッチがあるので、ディップスイッチ2をONにします。
再度電源を投入すると次のようなダイアログボックスが表示されるので、GP-Pro EXよりプロジェクトファイルを転送します。強制転送が完了したら自動的に表示器が再起動し、以下の強制転送画面に戻ります。
表示器の電源をOFFにし、ディップスイッチ2をOFFにします。再度表示器の電源を入れると上記画面が表示されるので、[Reset]ボタンをタッチしてください。強制転送時以外はディップスイッチ2はOFFでご使用ください。

スイッチ操作で強制転送(GP-4G01をご使用の場合)

本体のスイッチを使ってプロジェクトファイルの強制転送を行います。