RS-232C、RS-422、LANの送受信ラインのチェックです。異常が発生したときにチェックします。
COM1、COM2のチェックを行うにはループバックケーブルの接続が必要です。
ご使用の表示器が搭載しているCOMポートおよび対応しているモードについては、各表示器の「ハードウェアマニュアル」を参照してください。
MPIポートはチェック対象外です。
以下の機種では、COMチェックができません。
AST-3211A(MPI)
GP-4107
IPCシリーズ
SP5000シリーズオープンボックス
チェックを行うためにループバックケーブルを作成する必要があります。
ループバックの配線は表示器によって異なります。
表示器 |
ループバックケーブルの種類 |
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GP3000シリーズ(GP-3302Bを除く) |
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GP-3302Bシリーズ GP-4200シリーズ(GP-4203Tを除く) GP-4300シリーズ GP-4400シリーズ GP-4500シリーズ(GP-4503T MPIポートを除く) GP-4600シリーズ(GP-4603T MPIポートを除く) ST3200シリーズ(AST-3211A MPIポートを除く) ST3300シリーズ(AST-3302B MPIポートを除く) ST3400シリーズ ST3500シリーズ |
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GP-4100シリーズ(GP-4107を除く) |
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LT4000シリーズ |
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SP5000シリーズ(オープンボックスを除く) GP-4G01 |
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ST-6200シリーズ STM6000シリーズ STC6000シリーズ |
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ST6000シリーズ(ST-6200シリーズを除く) ET6000シリーズ |
*1 GP-4105 / GP-4115T / GP-4115T3
*2 GP-4106 / GP-4116T
RS-232C (COM1/COM2) |
RS-422 (COM1/COM2) |
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*3 GP-4G01のHMIポート
チェック
作成したループバックケーブルをインターフェイスに接続し、チェックを行います。正常なら[OK]、異常なら[NG]が表示されます。
設定画面の詳細は設定ガイドを参照してください。
M.17.6.5 メンテナンスメニュー - COM1 / COM2 / LANチェック
オフラインモードに入り、項目切り替えスイッチから[メンテナンスメニュー]をタッチします。
[メンテナンスメニュー]が開くので[COM1/COM2/LANチェック]をタッチします。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、[COMチェック]または[LANチェック]をタッチして、手順4へ進んでください。
[COM1/COM2/LANチェック]が開くのでチェックするインターフェイスを選択します。(例 : COM1/RS232C)
メッセージが表示されるのでメッセージの指示に従って[開始]をタッチしてください。
チェックに異常がなければ[OK]、エラーが発生した場合は[NG]と表示されます。チェック確認後は[閉じる]をタッチします。