新しいプロジェクトファイルを表示器に転送するとバックアップメモリ(SRAM)内のデータが消去されるため、転送する前にバックアップメモリ(SRAM)内のデータをCFカード/SDカードにバックアップすることでデータを退避できます。
CFカード/SDカードに保存できるバックアップデータは1ファイル分のみです。すでにCFカード/SDカード内にバックアップデータが保存されていた場合、ファイルは上書きされます。
CFカード/SDカードにバックアップされたデータを表示器に転送する(バックアップメモリに戻す)場合は、[転送] 画面で[CF->SRAMの転送]/[SD->SRAMの転送]をタッチして、上記同様の手順を行います。
ただし、バックアップメモリを使用する機能の設定を変更したプロジェクトファイルを表示器に転送した場合は、CFカード/SDカード内のバックアップデータがプロジェクトファイルと一致しなくなり、バックアップデータを表示器に戻せないことがあります。
M.17.7.2 転送 - CF->SRAMの転送/SD->SRAMの転送
設定画面の詳細は設定ガイドを参照してください。
M.17.7.3 転送 - SRAM->CFの転送/SRAM->SDの転送
オフラインモードに移行せずにバックアップしたい場合は、システム設定[本体設定]-[動作設定]タブで[SRAM自動バックアップ]を設定してください。
5.4.4.4 本体設定[動作設定] - メモリカード設定
オフラインモードに入り、項目切り替えスイッチから[転送]をタッチします。
[転送]が開くので[SRAM→CFの転送]をタッチします。入力枠をタッチし、テンキーで「1101」([システムパスワード]が[無]の場合のみ)または「システムパスワードの設定」で設定したパスワードを入力してください。
[開始]をタッチします。
確認メッセージが表示されるので[はい]をタッチします。
転送が完了するとメッセージが表示されるので、[閉じる]をタッチします。
CFカードの[sram]フォルダの中に「ZD00001.bin」というファイルが作成されていることを確認してください。