表示器に表示される日付、時間を設定します。
日付、時刻を変更すると、時計データを使用する機能に影響があります。時計の変更により影響がある機能については以下を参照してください。
5.6.2 時計を合わせる際の制限事項
GP-4100シリーズをお使いの場合、表示器が再起動すると時刻調整が無効になります。オフラインモードで時刻調整以外の設定を行う場合はそれらの設定を行い、表示器の再起動を完了させた後、時刻調整を別途行ってください。
GP-4100シリーズ(カラーモデル)はRTCバッテリーセット(オプション品)を装着することで表示器の再起動に関係なく時刻調整を保つことができます。
時刻更新機能に対応している機種をご使用の場合は、定期的または任意のタイミングで表示器の時計を更新できます。この機能を利用すれば、オフラインモードでの時刻調整は必要ありません。時刻更新機能の詳細は以下を参照してください。
5.2 時計を合わせたい
SP5000シリーズ(オープンボックスを除く)をご使用の場合は、タイムゾーンと夏時間が設定できます。
M.17.2.10 本体設定 – タイムゾーン設定
オフラインモードに入り、コントロールスイッチの時刻表示エリアをタッチすると[時刻の設定]ダイアログボックスが表示されます。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、[本体設定]から[日時設定]をタッチしてください。
Program filesのフォルダにインストールしたWinGPをご使用の場合は[再起動が必要です]ダイアログボックスが表示されます。再起動したWinGPで、再度時刻表示エリアをタッチしてください。
変更したい日付、時刻の単位をタッチし、黒く反転したら下のテンキー数値入力キーで入力します。
入力が完了したら[OK]をタッチし、[時刻の設定]ダイアログボックスを閉じます。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、[設定]をタッチしてください。
[終了]をタッチし、オフラインモードを終了します。
GP-4100シリーズ(モノクロモデル)をご使用の場合は、[Top]をタッチして初期画面に戻り、[Exit]をタッチしてオフラインモードを終了します。
表示器に内蔵されている時計には誤差があります。設定した現在時刻をタグ設定などで表示させる場合は、実際の時刻との誤差にご注意ください。常温無通電状態(バックアップ時)での誤差は、1ヶ月±65秒です。温度差や使用年数によっては1ヶ月に-380~+90秒の誤差になります。時計の誤差が問題となるシステムでご使用になる場合、定期的に正確な時間の設定をしてください。
バックアップ電池が切れると、時計データが初期化されます。またバックアップメモリ(SRAM)内のデータも消失します。
充電式電池を内蔵している表示器の場合は、表示器へ電源を供給し、十分な充電を行った上で、時計データを設定し直してください。充電は電源をONにしてから24時間でバックアップ可能なレベルまで充電されます。充電を完了するには、最大約120時間(5日間)必要です。お使いの表示器が必要な充電時間はハードウェアマニュアルでご確認ください。
交換式電池を内蔵している表示器の場合は、ご使用の表示器のハードウェアマニュアルを参照して電池を交換したあと、時計データを設定し直してください。
時刻更新機能を「周期」設定で使用していると、オフラインモードでの時刻調整は無効になります。運転画面へ戻る時点で、接続機器から時刻を取得するためです。