EXモジュールの後継機としてTM3モジュールを使用できます。プロジェクトの[I/Oドライバ]から[EXM Driver]を選択してください。次の注意事項をご確認の上ご使用ください。
なお、新規にTM3モジュールを使用する場合はTM3 Driverを使用してください。詳細は以下を参照してください。
31.8 STC6000シリーズとTM3モジュールで外部I/Oを制御したい
[I/Oドライバ設定]画面ではTM3モジュールの型式は表示されません。使用できるTM3モジュールで対応するEXモジュールの型式を確認してください。
設定手順やエラー情報、制限事項はEXモジュールと同じです。31.6 LT3000シリーズ/STC6000シリーズとEXモジュールで外部I/Oを制御したいを参照し、マニュアルに記載されている「EXモジュール」を「TM3」に読み替えてください。
TM3モジュールでサポートされている機能とGP-Pro EXで表示される機能は異なる場合があります。TM3でサポートされている機能はTM3モジュールのマニュアルを参照してください。
データ範囲はEXモジュールとTM3モジュールで異なる場合があります。例えば、EXM-ALM3LTをTM3TM3に読み替えて設定した場合、TM3TM3の熱電対(Jタイプ)上限値は1000℃ですが、GP-Pro EXやI/Oモニタで表示される上限値はEXM-ALM3LTに上限値である1200℃と表示されます。
TM3モジュールの設定や使い方の詳細は別冊のガイドブックを参照してください。
http://www.pro-face.com/trans/ja/catalog/1094.html
機能 |
EXモジュール型式 |
置き換え対象のTM3モジュール型式 |
標準入力 |
EXM-DDI8DT |
TM3DI8 |
EXM-DDI16DT |
TM3DI16 |
|
標準出力 |
EXM-DDO8UT |
TM3DQ8U |
EXM-DDO8TT |
TM3DQ8T |
|
EXM-DRA8RT |
TM3DQ8R |
|
EXM-DDO16UK |
TM3DQ16UK |
|
EXM-DDO16TK |
TM3DQ16TK |
|
EXM-DRA16RT |
TM3DQ16R |
|
標準入出力 |
EXM-DMM8DRT |
TM3DM8R |
EXM-DMM24DRF |
TM3DM24R |
|
アナログ入力モジュール |
EXM-AMI2HT |
TM3AI2H |
EXM-AMI4LT |
TM3TI4 |
|
EXM-ARI8LT*1 |
2 x TM3TI4 |
|
アナログ出力モジュール |
EXM-AMO1HT |
TM3AQ2 |
EXM-AVO2HT |
TM3AQ2 |
|
アナログ入出力モジュール |
EXM-AMM3HT |
TM3TM3*2 |
EXM-AMM6HT |
TM3AM6 |
|
EXM-ALM3LT |
TM3TM3 |
*1 EXM-ARI8LTをTM3TI4に変更する場合、GP-Pro EXでEXM-ARI8LT 1台の設定から4チャンネルのアナログ機種EXM-AMI4LTを2台使用する設定に変更する必要があります。
*2 TM3TM3を[電流(4-20mA)]の設定で使用する場合、起動時に入力データ異常(エラーコード130)が検出されることがあります。起動後の入力データに異常がなければ、このエラーは無視してください。
31.6.3.1 エラーコード - LT3000/STC6000シリーズとEXモジュール
接続できるEXモジュール台数
接続できるEXモジュール台数は表示器およびEXモジュールの種類により異なります。詳しくは以下を参照してください。