アナログモジュールの電源は、表示器の電源と別電源にして、表示器より1秒以上先に投入してください。また、電源OFF後、電源を再投入する場合は、十分な時間をおいてからONにしてください。正常に動作しない場合があります。
アナログモジュールを使用(4-20mAの設定)時、4mA未満または20mAより大きい場合は入力データ異常のエラーメッセージが表示されます。その際、入力データ値はエラー発生前の値から更新されません。
表示器とEXモジュールとの内部通信のため、EXモジュールに対して最大でスキャンタイム+20msの遅延時間が発生します。
また、EXモジュール本体(ハードウェア)の遅れ時間もあるため、実際の入出力までには上記の遅延時間に加えて、EXモジュール本体の遅延時間も加算する必要があります。
以下のアナログモジュールは、アナログ外部電源異常の検出が行なわれません。入力モジュールの場合は入力データ異常として検出されます。
EXM-AMI4LT
EXM-ARI8LT
EXM-AVO2HT
EXM-AMM6HT
EXM-AMI4LTで入力範囲の下限値を下回るような入力の場合、電圧設定なら約-1V、電流設定なら約-4mAにならないとエラー(入力範囲異常)として検出されません。更に下回るような入力の場合、他CHの入力値も連動して下がってしまいます。
接続できるEXモジュール台数は表示器およびEXモジュールの種類により異なります。詳しくは次の表を参照してください。
シリーズ |
接続したい台数 |
接続できるEXモジュール |
LT-3200シリーズ |
1台 |
すべてのEXモジュール |
2台 |
下記A、B、CグループのEXモジュール |
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LT-3300シリーズ |
1台 |
すべてのEXモジュール |
2台 |
下記A、B、CグループのEXモジュール |
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3台 |
下記A、BグループのEXモジュール |
|
STC6000シリーズ*1 |
1台 |
すべてのEXモジュール |
2台 |
下記A、B、CグループのEXモジュール |
*1 STC6000シリーズで3台接続する場合は、中継ユニット(TM3XTRA1/TM3XREC1)が必要となります。
各グループのEXモジュール
グループ |
EXモジュール名 |
A |
EXM-DDO16UK EXM-DDO16TK |
B |
EXM-DDI8DT EXM-DDI16DT EXM-DDO8UT EXM-DDO8TT EXM-DRA8RT EXM-DRA16RT EXM-DMM8DRT EXM-AMI2HT EXM-AMI4LT EXM-AMO1HT EXM-AVO2HT EXM-AMM3HT EXM-ALM3LT EXM-AMM6HT |
C |
- |
D |
EXM-DMM24DRF EXM-ARI8LT |
LT-3300シリーズ/STC6000シリーズからLT-3200シリーズへの機種変更
LT-3200シリーズにないI/O端子番号(I12~I15、Q6~Q15)に対してI/O割付が行われている場合、次のエラーメッセージが表示されます。
EXモジュールの接続数が多すぎる場合、次のエラーメッセージが表示されます。