[I/Oドライバ設定]で設定したオブジェクトは、各ターミナル(I/O端子)としてI/O画面に反映されます。ターミナルに変数を割り当てることにより、I/Oの制御ができるようになります。
TPDO4以降とRPDO4以降にマッピングする場合、全スレーブの設定合わせて64個に制限されます。
[I/Oドライバ設定]の[スレーブ設定]ダイアログボックスで指定した各オブジェクトのタイプ(Bit、Byte、Word、Dword)によりI/O画面のターミナル表示が異なります。
例1:Unsigned16のオブジェクト「Digital input 0-11 for HTB」を「Bit」表示に設定
例2:Unsigned16のオブジェクト「Digital input 0-11 for HTB」を「Word」表示に設定
例3:Unsigned16のオブジェクト「Digital input 0-11 for HTB」を「Byte」表示に設定
「Digital input 0-11 for HTB」の符号なし16ビットデータ下位バイトが「Byte-0」ターミナルに、上位バイトが「Byte-1」ターミナルとなっています。割り当てられた変数の残りのビットは使用されません。
データタイプが「Byte」や「Word」の場合、割り当てられた変数の残りのビットは使用されません。使用されない上位のビットに対して、符号拡張などは行われません。
変数の割り付け
オブジェクトのターミナルごとに、変数を割り付けます。割り付けたいターミナルの[変数]の欄をダブルクリックして変数を入力します。
変数を入力すると自動的に[IECアドレス]が表示されます。
31.1.1.4 I/Oアドレスのフォーマット
データタイプ |
入力 |
出力 |
Bit |
IX |
QX |
Byte |
IB |
QB |
Word |
IW |
QW |
Dword |
ID |
QD |