JMP命令(ジャンプ)とジャンプ先のラベルをロジックプログラムの任意の部分に挿入できます。
表示器がJMP命令を実行したとき、JMP命令に割り付けられている同名のラベルにジャンプし、そこからロジックプログラムが実行されます。
ここでは、例としてジャンプ先のラベル[LABEL-001]を挿入して、2行目の「スイッチ1」がONになったときにJMP命令で3行目をジャンプさせます。
ラベルの挿入手順
2行目を選択します。
アイコンをクリックします。3行目にラベルが挿入されます。
次の方法でもラベルを挿入できます。
[ロジック(I)]メニューから[ラベルの挿入(L)]を選択します。
右クリックし、[ラベルの挿入(L)]を選択します。
[Ctrl]キー + [L]キーを押します。
ラベル名称(例 : LABEL-001)を選択します。
JMP命令の挿入手順
2行目のNO命令(a接点)「スイッチ1」の右側にJMP命令を挿入します。
命令の挿入方法は、次を参照してください。
30.5.1 命令の挿入
JMP命令のオペランドにラベル[LABEL-001]を設定します。
JMP命令「LABEL-001」が検出されたとき、ラベル[LABEL-001]にジャンプします。ラベル[LABEL-001]の実行終了後、そのまま次の行からロジックプログラムが実行されます。
ロジックプログラム中のJMP命令に割り付けられる変数とラベル名称を同じに設定してください。JMP命令は、同名のラベルにジャンプします。
JMP命令を右クリックし、[対応箇所へ(O)]を選択すると、対応するラベルにカーソルが移動します。
ラベルを右クリックし、[対応箇所へ(O)]-[X行目 JMP](Xは行番号)を選択すると、対応するJMP命令にカーソルが移動します。