ワードアドレスを使用する場合に選択します。
状態数
切り替えたい表示状態の数を設定します。[状態切替条件]により設定範囲は異なります。
[データで状態切替]の場合 : 2~256
[各ビットで状態切替]の場合
SP5000シリーズ、GP4000シリーズ(GP-410*を除く)、LT4000シリーズ、ST6000シリーズ、ET6000シリーズ、STM6000シリーズ、STC6000シリーズ、GPH6000シリーズ : 2~33
上記以外の機種 : 2~17
[範囲で状態切替]の場合:2~256
状態切替条件
ランプ表示を切り替えるための条件を選択します。
各ビットで状態切替
ワードアドレスの各ビットのON/OFFに合せてランプの形状を切り替えます。
13.5 ワードアドレスのビット変化によって切り替えたい
データで状態切替
数値0~255を格納することでランプの形状を切り替えます。
指定したワードアドレスの下位8ビットを使い、ビットのON/OFFの組み合わせで切り替えを行います。1つのランプに対してカラーを最大256色設定することができます。
13.6 ワードアドレスのデータ変化によって切り替えたい
[データで状態切替]を選択していて、ビットのON/OFFの組み合わせが[状態数]以外の組み合わせになる場合、ランプは正常に表示されません。例えば[状態数]が3の場合、[状態0]~[状態2]までの3パターンの設定ができますが、ビット1およびビット2がONになっていると[状態3]に該当するため、設定外となりランプの状態は更新されません。また[状態3]の間に、別の画面からランプのある画面に画面切替を行うとランプ自体が表示されません。
範囲で状態切替
ワードアドレスの値でランプ形状を切り替えます。切り替えるための範囲設定は1~256個まで設定でき、1つの状態(形状やカラー設定)を複数の範囲設定に指定することができます。
範囲で状態切替
ワードアドレス
ランプ表示を切り替えるワードアドレスを指定します。
オフセットを使用してアドレスを間接的に設定できます。詳細は以下を参照してください。
10.15.1.7 オプション
範囲外表示
ワードアドレスの値がどの範囲設定とも一致しない場合に表示する形状を選択します。
データ形式
ワードアドレスのデータ形式を選択します。
符号+/-
負の数のデータを使うかどうかを指定します。[データ形式]が[16ビットBin]または[32ビットBin]の場合に設定できます。
負の数のデータは2の補数方式で扱われます。
優先度
範囲設定の優先度が表示されます。数字が小さいほど優先度が高くなります。
複数の範囲設定で[下限]から[上限]の値が重なっている場合は、優先度の高い[状態]が表示されます。
下限/上限
状態を切り替える範囲を設定します。ワードアドレスの値が[下限]から[上限]の間(下限<=ワードアドレスの値<=上限)になると指定した[状態]でランプが表示されます。
データ形式 |
符号+/- |
設定範囲 |
8ビットBin |
指定なし |
0~255 |
指定あり |
-128~127 |
|
16ビットBin |
指定なし |
0~65535 |
指定あり |
-32768~32767 |
|
32ビットBin |
指定なし |
0~4294967295 |
指定あり |
-2147483648~2147483647 |
|
8ビットBCD |
- |
0~99 |
16ビットBCD |
- |
0~9999 |
32ビットBCD |
- |
0~99999999 |
状態
ワードアドレスの値が[下限]から[上限]の範囲内にあるときのランプ形状を選択します。1つの[状態]を複数の範囲設定に指定することもできます。
上移動/下移動
選択した範囲設定を上下に移動させて優先度の変更ができます。上に移動すると優先度が高くなり、下に移動すると優先度が低くなります。
追加
選択した行の上に新しい範囲設定を追加します。
最大256行まで追加できます。
削除
選択した範囲設定を削除します。
範囲設定が1行になるとそれ以上は削除できません。
複数の範囲設定を同時に削除するには、[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら範囲設定を選択し、削除してください。
状態確認/設定値
ワードアドレスの値によって切り替わるランプ表示の確認ができます。
[設定値]に数値を入力すると値に応じた状態が、左右の矢印スイッチで範囲を切り替えると範囲に応じた状態が[形状選択ウィンドウ]でプレビュー表示されます。
複数の範囲設定に同じ[状態]を指定する
状態数に関係なく範囲設定を256行まで追加することができ、複数の範囲設定で同じ[状態]を指定することができます。
状態数:2 範囲外表示:状態0(灰色)
範囲設定 範囲1:状態1(赤) 範囲2:状態1(赤) 範囲3:状態1(赤) |
|
基本となるランプの形状(色)が決まっている場合は、[範囲外表示]に基本の形状を指定すると便利です。
[優先度]を意識して設定を簡単にする
[優先度]を意識することで、範囲設定の数を減らすことができます。
状態数:3 範囲外表示:状態0(灰色) |
|
範囲設定:[優先度]を意識せず設定
範囲1から範囲3までを順に設定すると範囲の数と同じだけ範囲設定が必要になります。
優先度 |
下限 |
上限 |
状態 |
1 |
20 |
39 |
状態1(黄) |
2 |
40 |
80 |
状態2(赤) |
3 |
81 |
100 |
状態1(黄) |
範囲設定:[優先度]を意識して設定
範囲1から範囲3までを状態1(黄)の範囲として設定し、範囲2を状態2(赤)の範囲として設定します。状態2の優先度を状態1より高くすることで、D100の値が40~80の間では状態2で表示されます。
優先度 |
下限 |
上限 |
状態 |
1 |
20 |
80 |
状態2(赤) |
2 |
40 |
100 |
状態1(黄) |
基本となるランプの形状(色)が決まっている場合は、[範囲外表示]に基本の形状を指定すると便利です。