13.8.3 ランプ機能 - 詳細 / ワードアドレス

ワードアドレスを使用する場合に選択します。

状態数

切り替えたい表示状態の数を設定します。[状態切替条件]により設定範囲は異なります。

状態切替条件

ランプ表示を切り替えるための条件を選択します。

ワードアドレスの各ビットのON/OFFに合せてランプの形状を切り替えます。
13.5 ワードアドレスのビット変化によって切り替えたい

数値0~255を格納することでランプの形状を切り替えます。

指定したワードアドレスの下位8ビットを使い、ビットのON/OFFの組み合わせで切り替えを行います。1つのランプに対してカラーを最大256色設定することができます。
13.6 ワードアドレスのデータ変化によって切り替えたい

ワードアドレスの値でランプ形状を切り替えます。切り替えるための範囲設定は1~256個まで設定でき、1つの状態(形状やカラー設定)を複数の範囲設定に指定することができます。
範囲で状態切替

ワードアドレス

ランプ表示を切り替えるワードアドレスを指定します。

範囲で状態切替

範囲外表示

ワードアドレスの値がどの範囲設定とも一致しない場合に表示する形状を選択します。

データ形式

ワードアドレスのデータ形式を選択します。

符号+/-

負の数のデータを使うかどうかを指定します。[データ形式]が[16ビットBin]または[32ビットBin]の場合に設定できます。

優先度

範囲設定の優先度が表示されます。数字が小さいほど優先度が高くなります。

複数の範囲設定で[下限]から[上限]の値が重なっている場合は、優先度の高い[状態]が表示されます。

下限/上限

状態を切り替える範囲を設定します。ワードアドレスの値が[下限]から[上限]の間(下限<=ワードアドレスの値<=上限)になると指定した[状態]でランプが表示されます。

データ形式

符号+/-

設定範囲

8ビットBin

指定なし

0~255

指定あり

-128~127

16ビットBin

指定なし

0~65535

指定あり

-32768~32767

32ビットBin

指定なし

0~4294967295

指定あり

-2147483648~2147483647

8ビットBCD

-

0~99

16ビットBCD

-

0~9999

32ビットBCD

-

0~99999999

状態

ワードアドレスの値が[下限]から[上限]の範囲内にあるときのランプ形状を選択します。1つの[状態]を複数の範囲設定に指定することもできます。

上移動/下移動

選択した範囲設定を上下に移動させて優先度の変更ができます。上に移動すると優先度が高くなり、下に移動すると優先度が低くなります。

追加

選択した行の上に新しい範囲設定を追加します。

最大256行まで追加できます。

削除

選択した範囲設定を削除します。

範囲設定が1行になるとそれ以上は削除できません。

状態確認/設定値

ワードアドレスの値によって切り替わるランプ表示の確認ができます。

[設定値]に数値を入力すると値に応じた状態が、左右の矢印スイッチで範囲を切り替えると範囲に応じた状態が[形状選択ウィンドウ]でプレビュー表示されます。

複数の範囲設定に同じ[状態]を指定する

状態数に関係なく範囲設定を256行まで追加することができ、複数の範囲設定で同じ[状態]を指定することができます。

状態数:2

範囲外表示:状態0(灰色)

 

範囲設定

範囲1:状態1(赤)

範囲2:状態1(赤)

範囲3:状態1(赤)

[優先度]を意識して設定を簡単にする

[優先度]を意識することで、範囲設定の数を減らすことができます。

状態数:3

範囲外表示:状態0(灰色)

範囲1から範囲3までを順に設定すると範囲の数と同じだけ範囲設定が必要になります。

優先度

下限

上限

状態

1

20

39

状態1(黄)

2

40

80

状態2(赤)

3

81

100

状態1(黄)

 

範囲1から範囲3までを状態1(黄)の範囲として設定し、範囲2を状態2(赤)の範囲として設定します。状態2の優先度を状態1より高くすることで、D100の値が40~80の間では状態2で表示されます。

優先度

下限

上限

状態

1

20

80

状態2(赤)

2

40

100

状態1(黄)