USBケーブルを使用した転送やイーサネット(LAN)での転送については、以下を参照してください。
強制転送については、以下を参照してください。
ここでは外部ストレージを使用した転送方法についてご紹介します。
パソコンからGP-4G01に転送する - メモリローダ
外部ストレージにプロジェクトのバックアップデータを作成し、外部ストレージからGP-4G01にダウンロードします。
転送パスワードを設定している場合、GP-4G01へのダウンロードはできません。
以下はUSBストレージを使用する場合の手順です。
バックアップファイルの作成
GP-Pro EXの状態ツールバーから[画面転送]アイコンをクリックして[転送ツール]を起動します。
転送したいプロジェクトデータを[プロジェクト選択]で指定します。
[メモリローダ]をクリックし、[バックアップデータの作成]をクリックします。
[出力先の選択]ダイアログボックスで[参照]をクリックします。
[フォルダの参照]ダイアログボックスでUSBストレージのルートフォルダ(ディレクトリ)を指定し、[OK]をクリックします。
[出力先の選択]ダイアログボックスの[OK]をクリックするとデータ作成が開始されます。
データ作成が完了したら[閉じる]をクリックします。USBストレージにはプロジェクトファイルのバックアップデータと、表示器での起動に必要なデータが作成されています。
GP-4G01から電源ケーブル以外のケーブル類を取り外します。
GP-4G01にUSBストレージを挿入しUSB1ストレージアクセスLED(USB1)が緑色に点灯することを確認します。
GP-4G01の"USBストレージ取り外しスイッチ"と"SDカード取り外しスイッチ"を同時に3 秒以上長押しします。3 秒以上経過するとブザーが鳴り、電源LED(PWR)が緑色点滅に変わります。
指を離し、30秒以内に"USBストレージ取り外しスイッチ"を押すと、ブザーが鳴ります。ブザーが鳴った後スイッチを離すと、再度ブザーが鳴りメモリローダからGP-4G01へのダウンロードが始まります。ダウンロード中は電源LED(PWR)が橙色で点滅し、他のLEDは消灯します。
SDカード、USBストレージの両方が挿入されている場合、最初にUSBストレージ内のメモリローダが起動します。USBストレージ内にデータが見つからない場合、SDカード内のメモリーローダが起動します。
ダウンロードが完了すると電源LED(PWR)が緑色点灯に変わります。
"USBストレージ取り外しスイッチ"または"SDカード取り外しスイッチ"を押すと、GP-4G01が再起動します。
エラーLED(ERR)が点灯、点滅した場合も"USBストレージ取り外しスイッチ"または"SDカード取り外しスイッチ"を押すと、GP-4G01が再起動します。。
電源LED(PWR)が緑色点灯しGP-4G01が起動したのを確認後、USBストレージを取り外します。
外部ストレージを取り外す手順は以下を参照してください。
40.1.5 取り外しスイッチを使った操作 - GP-4G01
GP-4G01からパソコンに転送する - メモリローダ
GP-4G01内のプロジェクトを外部ストレージにバックアップ(アップロード)します。
転送パスワードを設定している場合、GP-4G01からのアップロードロードはできません。
バックアップファイル(*.cmlx)をパソコン上でプロジェクトファイルに変換し、編集できます。また他のGP-4G01にダウンロードして使用することもできます。
以下はUSBストレージを使用する場合の手順です。
起動データの作成
GP-Pro EXの状態ツールバーから[画面転送]アイコンをクリックして[転送ツール]を起動します。
[メモリローダ]をクリックし、[起動データの作成]をクリックします。
[出力先の選択]ダイアログボックスで[参照]をクリックします。
[フォルダの参照]ダイアログボックスでUSBストレージのルートフォルダ(ディレクトリ)を指定し、[OK]をクリックします。
[出力先の選択]ダイアログボックスの[OK]をクリックするとデータ作成が開始されます。
データ作成が完了したら[閉じる]をクリックします。USBストレージには表示器での起動に必要なデータが作成されています。
データのアップロード
GP-4G01から電源ケーブル以外のケーブル類を取り外します。
GP-4G01にUSBストレージを挿入しUSB1ストレージアクセスLED(USB1)が緑色に点灯することを確認します。
GP-4G01の"USBストレージ取り外しスイッチ"と"SDカード取り外しスイッチ"を同時に3 秒以上長押しします。3 秒以上経過するとブザーが鳴り、電源LED(PWR)が緑色点滅に変わります。
指を離し、30秒以内に"USBストレージ取り外しスイッチ"を押すと、ブザーが鳴ります。ブザーが鳴った後スイッチを離すと、再度ブザーが鳴りGP-4G01からメモリローダへのアップロードが始まります。アップロード中は電源LED(PWR)が橙色で点滅し、他のLEDは消灯します。
SDカード、USBストレージの両方が挿入されている場合、最初にUSBストレージ内のメモリーローダが起動します。USBストレージ内にデータが見つからない場合、SDカード内のメモリーローダが起動します。
アップロードが完了すると電源LED(PWR)が緑色点灯に変わります。
"USBストレージ取り外しスイッチ"または"SDカード取り外しスイッチ"を押すと、GP-4G01が再起動します。
エラーLED(ERR)が点灯、点滅した場合も"USBストレージ取り外しスイッチ"または"SDカード取り外しスイッチ"を押すと、GP-4G01が再起動します。
電源LED(PWR)が緑色点灯しGP-4G01が起動したのを確認後、USBストレージを取り外します。
外部ストレージを取り外す手順は以下を参照してください。
40.1.5 取り外しスイッチを使った操作 - GP-4G01
バックアップファイルをGP-Pro EXで編集したい場合はプロジェクトの作成へ進んでください。
他のGP-4G01で使用したい場合はmem.cfgの編集を行った後、データのダウンロードを行ってください。
外部ストレージに作成された"/prj001/system/runtime/mem.cfg"をテキストエディタで開きます。
AutoDownloadの値を"1"に書き換え、保存します。
USBストレージをパソコンにセットします。
GP-Pro EXの状態ツールバーから[画面転送]アイコンをクリックして[転送ツール]を起動します。
[メモリローダ]をクリックし、[プロジェクトの作成]をクリックします。
表示されたダイアログボックスでプロジェクトファイルに変換したいバックアップファイル(*.cmlx)を選択し、[開く]をクリックします。
作成するプロジェクトファイルのファイル名と保存先を設定し、[保存]をクリックします。
ダイアログボックスで設定内容を確認し、[作成]をクリックします。
データ作成の処理状況が表示されます。「プロジェクトファイルの作成が終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。