格納する文字コードはNativeコードです。[表示言語]で[欧米]を指定した場合は、Code Page850で扱われます。Nativeコードについては以下を参照してください。
6.2.4 対応する文字コード - ストロークフォント / 標準フォント
標準フォント/ストロークフォントを使用した場合、文字コードに存在しない文字は半角スペースまたは全角スペースに置き換えられます。
欧米、ロシア語(キリル):半角スペース
上記以外の言語:全角スペース
イメージフォントを使用した場合、文字コードに存在しない文字は[表示言語]の設定にかかわらず半角スペースに置き換えられます。
文字データを扱うため、他の部品に比べて処理するデータ量が大きく、通信に時間がかかることがあります。文字列の表示切替を速くするには以下の方法があります。
表示する文字列が短い場合は[表示更新条件]を[データ変化]に設定し、[表示更新ビットアドレス]を用いずに表示させる。
文字列が長い場合には[ビットON]または[ビット変化]に設定し、[表示更新ビットアドレス]を用いる。
[入力値を*で表示]を設定しても、半角スペース文字は「*」表示されません。
NULLコードまたは表示文字数(バイト数)で文字列の最後を認識します。
[表示文字数]で設定した文字数よりも、実際に表示させる文字が少ない場合、接続機器側のアドレスの余った部分にはNULL="00(h)"を格納してください。
例)表示文字数6 実際の表示文字「ERROR」(5文字)の場合
例)表示文字数6 実際の表示文字「STOP」(4文字)の場合
USRエリアは接続機器設定の文字列データコードの設定に関係なく、文字コードの格納順序はLow/High固定です。
文字コードの格納順(Low/High)は使用するデバイスによって異なります。
文字表示が以下のように上手く表示されない場合は、文字コードの格納順を接続機器側で変更してください。
整数変数を使ってデータ表示器に文字列入力をする場合は、データの並びは接続機器設定の文字列データモードに関係なく、以下のようになります。
例)表示文字数 : 4、入力許可の指定あり、入力文字「ABCD」
文字列表示と入力中表示を併用する場合、[7セグ表示]および[ジャストサイズフォント]は文字列表示として使用できません。
タイ語の重ね文字は使用できません。
文字入力
ポップアップキーボードなどを使用して画面上から文字列をタッチ入力した場合、[表示文字数]で指定した文字数より少ない文字列を入力すると、足りない文字数分のスペース()="20(h)"が格納されます。このため、[表示スタイル]の設定にかかわらず、文字列は左詰めで表示されます。
表示文字数6文字で4文字入力(16ビットデバイス時)
表示文字数5文字で4文字入力(16ビットデバイス時)