42.6.3 トリガアクション[描画動作]のしくみ

データ格納先頭アドレスより始まる描画データは以下のようになります。

直線、四角形、円、ドットを表示させることができます。以下のように対応する値を格納します。
直線 : 「1」、四角形 : 「2」、円 : 「3」、ドット : 「5」

表示属性は、線種、塗り込みパターンなど、各描画により異なります。ドットを描画する場合は、表示属性(+1)のデータは無視されます。

直線を描画する場合

四角形を描画する場合

格納値

モード

0

線描画

1

塗込み

円を描画する場合

格納値

モード

0

線描画

1

塗込み

表示色、背景色、各ブリンクを設定することができます。以下のように表示色の属性データをビット0~7に、背景色の属性データをビット8~15に格納します。

以下の表示色やブリンクの有無によって、属性データを格納するフォーマットが異なります。

256色表示(ブリンクなし)の場合

以下のように表示色のカラーコードをビット0~7に、背景色のカラーコードをビット8~15に格納します。

64色表示 + 3速ブリンクの場合

以下のように表示色のカラーコードをビット0~5に、背景色のカラーコードをビット8~13に格納します。カラーコードについては、256色表示のカラーコード表を参照してください。

ブリンクの格納値について

ビット7

ビット15

ビット6

ビット14

ブリンク状態

0

0

なし

0

1

高速ブリンク

1

0

中速ブリンク

1

1

低速ブリンク

モノクロ16階調 + 3速ブリンクの場合

以下のように表示色のカラーコードをビット0~3に、背景色のカラーコードをビット8~11に格納します。カラーコードについては下表を参照してください。

カラーコード表

ブリンクの格納値について

ビット7

ビット15

ビット6

ビット14

ブリンク状態

0

0

なし

0

1

高速ブリンク

1

0

中速ブリンク

1

1

低速ブリンク

座標データは画面左上が(0,0)となります。ウィンドウ内の描画はウィンドウ登録した画面の左上が(0,0)となります。

直線を描画する場合

四角形を描画する場合

円を描画する場合

ドットを描画する場合