解像度の大きい表示器タイプから解像度の小さい表示器タイプに機種変更した場合、変更によりはみ出したデータは表示されません。再度解像度の大きい表示器タイプに変更すると、範囲外にはみ出していたデータは表示されます。
解像度の小さい表示器タイプと、解像度の大きい表示器タイプでは、運転中部品の最大表示文字数が異なります。解像度の大きい表示器タイプで作成したアラームメッセージを解像度の小さい表示器タイプに変換した場合、メッセージの画面上に収まりきらない部分は表示されません。
解像度コンバートを行うと、画面上の部品サイズや位置、文字サイズが自動調整されます。ただし文字サイズや表示ドット数などの制限により、一部拡大/縮小の倍率が正しく変換できないものがあります。
画面編集領域をズーム機能を使用して縮小表示すると、倍率によっては描画が正しく表示されない場合(表示が欠けるなど)があります。描画が正しく表示されない場合はシミュレーションで確認してください。
編集画面上で見えている画面イメージは、転送後の表示器と異なる場合があります。転送前にシミュレーションで画面イメージを確認してください。
設置方法を[縦型]に設定した場合の制限事項
表示器の設置方法を[横型]から[縦型]に変更すると、作画内容は次のように回転して表示されます。[編集]メニューから[回転/反転]を選択して編集してください。また必ず変更後の画面を確認してください。
GP-4100シリーズ以外の場合は270度回転して表示
GP-4100シリーズの場合は90度回転して表示
システムメニューやオフラインモード、転送画面は横型で表示されます。
シミュレーションを行うと横型で表示されます。
33.7.1 シミュレーションの制限事項
画面キャプチャは横型で出力されます。
画面ハードコピーは横型で印刷されます。
RPAウィンドウ表示器やGP-Viewer EXは縦型設置に対応していません。
以下の機能は、設置方法を[横型]に設定したときとは異なる位置に表示されます。表示器に表示する際の座標と編集画面上の座標が異なるためです。
以下の機能を使用する場合は、表示器側の座標(横型基準の座標)で指定してください。
図形表示器[移動表示]
ウィンドウ部品の[ウィンドウタイプ]が[ワード動作]で、かつ[ウィンドウ指定]を[アドレス]に設定
システム設定[本体設定]の[動作設定]タブで、[グローバルウィンドウ動作]を[間接]に設定
トリガアクション[描画動作]
画像ユニット表示器の[ウィンドウタイプ]を[間接]に設定
スクリプトの描画関数を使用
内部デバイスのタッチ座標取得エリア(LS9235~LS9237)を使用
<[横型]を設定した場合>
<GP-4100シリーズ以外で[縦型]を設定した場合>
<GP-4100シリーズで[縦型]を設定した場合>