7.3.1 設定手順 - 通信を切断する

タッチで接続機器との通信をコントロールしたい場合、接続機器の通信スキャンをコントロールしているアドレスの各ビットを操作(ビットONでスキャン停止、ビットOFFでスキャン再開)するスイッチを作成します。

  1. [部品(P)]メニューの[スイッチランプ(C)]から[ビットスイッチ(B)]を選択するか、をクリックし、画面に配置します。

  2. 配置したスイッチをダブルクリックすると、設定ダイアログボックスが開きます。

  3. [形状選択]でスイッチの形状を選択します。

  4. [ビットアドレス]に通信スキャンの実行/停止をコントロールするアドレスを設定します。
     

    • 通信スキャンを実行するか停止するかをコントロールするには内部デバイスアドレスのLS9550~LS9557を使用します。

      例)
      LS9550でドライバ1の1~16台までの通信スキャンをコントロールできます。
      【LS9550】

      ビット0 : ドライバ1の1台目のPLCのスキャンON/OFFします。
      ビット0をONすることでドライバ1の1台目のPLCのスキャンを停止します。再開する場合にはビット0をOFFしてください。

    • [システムエリア先頭アドレス]で32ビットデバイスを指定している場合は、LSエリアも32ビット設定できますが、通信スキャンのコントロールには下位の16ビットのみを使用します。

    • 通信スキャンを停止した場合、表示中の部品のデータは継続して表示されますが、画面切り替えを行い再度その画面を表示した場合、部品のデータは表示されません。

  5. [ビット動作]で[ビット反転]を選択します。

  6. 必要に応じて[カラー]タブ、[銘板]タブでスイッチの色や表示させる文字を設定し、[OK]をクリックします。

    • スイッチの形状によっては、色を変更できないものがあります。

    • スイッチを選択して[F2]キーを押すと、銘板の文字列を直接編集できます。