EZイルミネーションスイッチは外付けのスイッチ、ランプおよびファンクションキーとして使用します。またアラーム履歴と連動することでアラームの状態を確認することができます。
ブロック指定
アラーム履歴との連動はブロック単位で行います。対象ブロックは[全ブロック]または[個別指定]から選択でき、設定によってEZイルミネーションスイッチに割り付ける内容が異なります。
全ブロック
表示器全体のアラーム履歴をイルミネーションスイッチで監視/操作します。EZイルミネーションスイッチの各スイッチにアラームの状態(発報/確認/復旧のうちのいずれか1つ)を割り付けます。
個別指定
ラインや装置ごとのアラーム履歴を1つのスイッチで監視/操作します。EZイルミネーションスイッチの各スイッチに監視/操作対象のアラーム履歴を割り付けます。アラームの状態とレベルによってスイッチの色を変えることができます。
ファンクションキー
EZイルミネーションスイッチをアラームと連動させるためにはランプアラーム部品を割り付ける必要があります。
プロジェクト全体のアラーム履歴を表示するにはグローバルファンクションにランプアラーム部品を設定します。画面ごとのアラーム履歴を表示するには画面のファンクション(ローカルファンクション)にランプアラーム部品を設定します。
グローバルファンクション
いずれかの画面でアラームが発生すると点灯します。
ローカルファンクション
設定した画面でアラームが発生すると点灯します。設定した画面以外で発生しても点灯しません。
EZ イルミネーションスイッチはスイッチの同時押しができません。先に押されたスイッチの機能が動作します。なお、タッチパネルへのタッチとの同時押しは可能です。
アラーム連動を設定したEZイルミネーションスイッチの点灯について
アラーム履歴の表示方法(ヒストリ/ログ/アクティブ)によってランプに設定できる状態が異なります。
ヒストリ/ログ
発報、確認、復旧の状態が表示できます。
アクティブ
発報、確認の状態が表示できます。
アラーム履歴の表示方法の違いについては以下を参照してください。
20.4 アラーム履歴を確認したい