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SOUND

【 設置ポイントと広さの関係 】

広い範囲に報知したい場合は、大出力の機器を1台設置するよりも、 小さな出力のものを複数台設置するほうが、どのポジションにもむらなく行き渡り効果的です。

【 製品シリーズ別にみた音の特性 】

音の大きさ(音圧レベル)はデシベル(dB)で表します。デシベルは、人間の可聴範囲の音の大きさを、扱いやすい尺度で表せるため、一般的に音の大きさを表すのにも用いられます。聞き取れる一番弱い音(20μPa)を0dBとしています。10dB増すごとに、聞こえる音の大きさは約2倍になります。一般的に、
        ・木の葉がふれあう音・・・20デシベル
        ・郊外の深夜やささやき・・・30デシベル
        ・静かな室内・・・50デシベル
        ・普通の会話・・・60デシベル
        ・騒々しい街頭・・・70デシベル

と、言われています。
音の大きさは、距離の対数に比例(距離2倍で6dB減)して小さくなっていきます。周囲の騒音状況を把握し、その騒音よりも3〜10dBほど大きめの音を発すると識別に効果があるとされています。しかし、120dBを越える音は人間に不快感を与えますので、あまり音が大きすぎないようにご注意ください。また、さらに識別しやすくするために周囲の騒音と異なる音色(周波数)の機種をお選びください。

(※1)  当サイト内に記載の音量(音圧レベル)は、特別に表記がない場合は全て距離1mでの測定値です。
(※2)  アローシリーズ音声合成警報器の音量(音圧レベル)は、1KHz正弦波を再生したときの値です。
(※3)  当サイト内に記載の警報器の音量(音圧レベル)は、最大音量であり、電源電圧の変動や、音色、周囲の状況により変動するため、表記の数値より低くなることがあります。