mobile GW あるある話
今、話題のリモートメンテナンス。 しかし、『インフラの構築が難しい』、『月々の基本料金が高価だ・・・』、『セキュリティが不安・・・』、 『アプリケーションの自由度が低い・・・』などの問題でなかなか導入できないとお悩みの方も多い現状。 今回は、そんな「あるある」な悩みを見事解決された食品装置メーカ様をご紹介します!

装置停止の原因もわからないまま、現地に赴く毎日でした。

実は、私は1年ほど前まで、睡眠時間が3時間という日が少なくありませんでした。
というのも、現場を知らないとよい装置は開発できない!という思いと、業界では珍しい女性の設計者なので、皆さんにとても可愛がっていただいていて(笑)、少し無理しても頑張りたいと自ら希望して業務の傍らトラブル対応を担当したんです。
しかし、トラブルがあったと電話がかかってきても、状況が全くつかめないんです。
なので、とりあえず現地に出向く。行ってみると、何のことはない原因で、これならお客様でも対応いただけたんだろうなと思うこともたびたび・・・。
ただただ、装置停止の原因もわからないまま、現地に赴く毎日でした。
装置は全国に出荷しているので、精神的にも肉体的にも辛い状況が続きました。

出張によるロスタイムは、本来の業務が停止し、二重にコストがかかっていた・・・。

そんな時に、デジタルの「リモートメンテナンス」を知って、早速上司に提案したところ、すぐに採用してもらえたんです。これなら、簡単にすぐに始められるし、私の出張経費も削減できるだろうと。それに何より、出張によるロスタイムは、本来の業務が停止し、二重のコストがかかっていたことも気になっていたと・・・。
「リモートメンテナンス」を導入してからは、お客様の操作ミスによるトラブルなのか、装置自体の問題なのかをオフィスで事前に判断できるので、無駄な出張をすることなく、大幅に対応時間の短縮ができました。

特定アクチュエーターなどの消耗部品の使用頻度を定期的にモニタリングできた!

本来の開発業務に戻った私は、この「リモートメンテナンス」を利用して、新しいサービスを提案しました。
それは、治具、ヒーター、刃物、特定アクチュエーターなどの消耗部品の使用頻度を定期的にモニタリングし、故障する前に部品を販売する仕組みです。
お客様にもとっても好評でした。
デジタルの「リモートメンテナンス」のおかげです。