プレスリリース

タッチパネル付き表示器でポカミス軽減、工程毎に部分導入が可能
食品向けトレーサビリティ対応生産時点情報管理「Pro-POP FI」を発売

掲載日:2010/07/13

概要

タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)の大手メーカー※1である株式会社デジタル(社長:大谷 宗宏 本社:大阪市住之江区南港東)は、タッチパネル付き表示器を使用した食品業界向けのトレーサビリティ※2対応の生産時点情報管理システム「Pro-POP FI」(プロポップエフアイ)を7月1日より発売します。価格は導入キット(ソフトウェアやPOP端末など)が\627,900(税込)。初年度3,000万円の販売を見込んでいます。

Pro-POP FI本体
Pro-POP FI本体

今回発売する「Pro-POP FI」は、受入/計量/加工/充填・梱包の各工程においてバーコードラベルに基づいて現物管理を行うトレーサビリティシステムです。タッチパネル搭載の表示器付きPOP端末を使用し、「ミスの軽減」、「手間の軽減」、「導入コストの軽減」をコンセプトに開発しました。

本製品の主な特長に関しては以下の3点になります。

ミスの軽減

人の手による作業はヒューマンエラーの発生リスクが高くなります。「Pro-POP FI」を使用すれば表示される作業手順に沿って確認しながら作業することができるので、誤投入や投入漏れなどのポカミスを低減させ高品質な商品製造と製造ロス低減を実現します。

手間の軽減

管理者PCから表示画面に送信されてくる原料の受入計画や各工程の生産計画を元に、現場作業者はバーコードラベルを発行し製品に貼り付けてバーコードリーダで現品照合していくだけなので、従来の工程毎の手入力が不用になります。一連の作業履歴は管理者PCに自動的に収集され記録されるので、どの作業工程で誰がいつどんな作業をしたかを後から追跡できます。

導入コストの低減

トレーサビリティシステムを導入するにはおよそ100万円~1000万円、大規模なものになると3000万円はかかるとされています。「Pro-POP FI」なら工場の中にポカミスが多い工程がある場合、その工程から部分的に導入できるので効率よく低コストで導入できます。

Pop-POP FI各画面サンプル
  1. タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)での国内シェア35.8%(2009年富士経済メカトロニクスパーツより:2008年数量実績)を占めるトップメーカーです。海外市場では、オペレータターミナルにおいて世界TOPシェア25.4%(IMSリサーチ調べ:2008年度実績 Pro-faceは20.0%、Schneiderは5.4%)産業用パネル型コンピュータの国内シェアは30.8%(2009年富士経済メカトロニクスパーツより:2008年数量実績)でTOPシェアとなっております。
  2. トレーサビリティとは対象とする部品や原材料の流通履歴を確認できること。近年、食の安全性への関心は高まってきているにも関わらず食品製造業者のトレーサビリティ導入は約50%といわれています。理由はコスト高と手間が掛かるなどです。しかし、食品の不良品発生の要因の約55%は作業者の操作ミスと言われています(数値は当社調べ)。

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