プレスリリース

株式会社デジタルと株式会社エニイワイヤが協業
「AnyWire省配線システム」に表示器を直結させる
マスターインターフェースユニットの開発・販売
環境にもやさしく省スペース、省配線、省結線を実現

掲載日:2009/07/31

概要


デジタルのコントローラ付き表示器
「LT3000シリーズ」



後ろに装着されているのが
今回エニイワイヤから発売される新商品
AnyWire省配線システム用
マスターインターフェース ユニット
「AFLT01-D2」



株式会社デジタル(社長:大谷 宗宏 本社:大阪市住之江区 以下デジタル)※2株式会社エニイワイヤ社長:斎藤 善胤 本社:京都府長岡京市井ノ内下印田 以下エニイワイヤ)は、タッチパネル表示器付きのコントローラ「LT3000シリーズ」と「AnyWire省配線システム」※1を直結するマスターインターフェースユニット「AFLT01-D2」の開発、販売に際して協業します。発売開始日は7月21日で希望小売価格はオープン価格となります。

今回発売するマスターインターフェースユニット「AFLT01-D2」は、デジタルのタッチパネル表示器付きコントローラ「LT3000シリーズ」をエニイワイヤ社独自のセンサ・アクチュエータ用省配線である「AnyWire省配線システム」に直結することができます。「LT3000シリーズ」の背面に取り付けるだけで場所をとらず省スペースにプログラムレスで接続できます。
エニイワイヤの「AnyWire省配線システム」は省配線、省結線をコンセプトに開発されているため、通常64本分必要な配線ケーブルがわずか1対で済みます。結線する際には電線の皮むきが不要な特殊構造のコネクタを採用しておりそのまま圧接するだけで結線が簡単にできるので工数も1/10以下に軽減できます。この省配線、省結線の環境にやさしい「eco省配線システム」によりにケーブルの廃材処理も削減できます。

デジタルの「LT3000シリーズ」は表示器としてだけでなくコントローラ機能も搭載しており、小規模な制御レベルの単動機などには最適です。「LT3000シリーズ」1台で機械の制御BOX内での表示や制御が行えるので別途コントローラを購入・設置する必要がなく、導入コストも約5万円削減でき省スペースで機械を導入できます。

今回の協業によりエニイワイヤは「AnyWire省配線システム」でニーズの多いFA以外の伸長分野であるピッキングシステムやコインパーキング、アグリカルチャーに表示器も提案することで約3,000万円相当の販売を見込みます。デジタルもタッチパネル表示器付きのコントローラ「LT3000シリーズ」と「AnyWire省配線システム」との提案を伸長市場へ行うことでFA以外の分野への事業拡大で今年度1000万円増を見込んでいます。

デジタルは、これまで「製造現場コクピット」をコンセプトに掲げ、タッチパネル付き表示器のブランドである「Pro-face」をインダストリーオートメーションのあらゆる環境で使用できるよう提案してきました。今回の企業様とのコラボレーションによりお客様の使用環境やソリューションを拡大させていきます。

  1. エニイワイヤ社製マスターユニットは省配線で国内16%のシェアを持っています。
  2. タッチパネル付き表示器(プログラマブル表示器)での国内シェア38.3%(2008年富士経済メカトロニクスパーツより:2007年数量実績)を占めるトップメーカーです。海外市場においてはタッチスクリーンオペレータターミナルにおいて世界TOPシェア22.4%(IMSリサーチ調べ:2007年度実績 Pro-faceは19.4%、Schneiderは3.0%)産業用パネル型コンピュータのシェアは56.8%(2008年富士経済メカトロニクスパーツより:2007年数量実績)でTOPシェアとなっております。

主な特長

省スペース
制御と表示器が一体化しているデジタル社製「LT3000シリーズ」により実現。

省配線
「AnyWire省配線システム」(AnyWireDB)は通常64本必要な配線が1本で済むので廃材処理が軽減。

省結線
「Anywire省配線システム」(AnyWireDB)は皮むきなしで圧着だけで結線できるので時間短縮できゴミもでない。

低コスト
「Anywire省配線システム」(AnyWireDB)は工数や配線軽減などで低コスト。
「LT3000シリーズ」はPLCが不要で導入コストが削減できる。

参考標準価格

【デジタル】

商品名 参考標準価格
LT3300 5.7型
¥67,200(税込)
LT3200 3.8型
¥56,700(税込)

エニイワイヤ

商品名 参考標準価格
AFLT01-D2
オープン価格

販売目標台数(初年度)

1,000台 (※両社合わせてのセット販売数)

お問い合わせ

本件に関しましてご不明な点がございましたら、デジタルお客様センターまでお問い合わせください。

→ デジタルお客様センター お問い合わせ先